「見ごろ」に誘われて、紅葉狩りにいった。
山梨県で見ると、西沢渓谷と八ヶ岳の東沢大橋が見ごろとのことで、出かけてみた。
西沢渓谷は、「紅葉の盛りだったら本当にすごいな」という印象で、紅葉は紅葉の初めだった。ただ常緑樹は枯れ始めていた、落ち葉が舞い散る散歩道は、それなりに気持ちがよかった。
八ヶ岳の麓の八ヶ岳高原大橋のほうはまだ紅葉しておらず、山の上のほうの東沢大橋は、もう紅葉が終わっていた。「見ごろ」とは言った何なのだろう。
久しぶりに石和温泉に泊まった。ここは湯量は豊富なので温泉はどこでもいいが、今回は、食事がよさげのホテルに泊まった。実際、料理長の腕を感じさせる料理で、久ぶりに、おいしい食事を食べた。
石和温泉は、社員旅行で行ったことがあるが、ブドウ畑から突然温泉が湧いたところで、新興であったので、もっぱら社員旅行の宿として発展した。
当時は、男性社員中心なので、そんな感じの宿が多く、一度、市役所で行った時には、仲居さんが、揃って逆立ちするような「余興」があって、閉口したことを覚えている。たくさんの社員旅行にあった、そんな「歓迎」をするのは、石和温泉だけだった。
団体旅行時代が去って、たとえば、箱根や熱海は、若いアベックや女性向きに、部屋付き露天の旅館に転換したが、石和温泉は、それができず、今は、家庭・ファミリー向きに舵を切ったようだ。
普段、正しい食生活をしている我が家も、この旅行では、ずいぶんと暴れて、これで何カロリーと言いながら、ソフトクリームなどを食べた。楽しかった。
