住宅ストック活用委員会の2回目があった。
率直に言って、やや難しい局面になってきた。国の調査結果によると、小田原市は、新築購入、あるいは新築持ち家が多く、中古市場は低い水準になっている。
これは、都会とは違って、マンションが少なく、また土地があったり、持ち家意識が強いためである。
その状況で、空き家の利用促進は、とりわけ中古市場としては、さほど大きなウェートを占めていないということになる。
それでも、一定数は戸建ての中古を買う人たちもいるわけで、そこに活路を見出すことになるのだろう。
この委員会は、経済界の人たちが中心なので、空き家の公共利用は議論が難しいかもしれないが、移住利用など、小田原の強みを活かした提案もできるのではないか。いずれにしても、次の3回目が正念場だろう。