カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

レモンパスタを添えて

2011年11月16日 | Food

本日は、ライトなワインソースで頂くサーモンソテーのご紹介。

我が家には大変珍しく、生クリームを使ったお料理が連続で登場しております。

もちろんメインはサーモンなのですが、一番ご紹介したいのは、

実は付け合わせのレモンパスタだったりします。

久しぶりにクリームソースのフィレステーキを食べたくなって、買ったんだけど・・・・・

さて、残りはどう致しましょう?ということで、中一日置きましてサーモン。

生のキングサーモンです。

いつも通り、キッチンペーパーで10分ほど脱水致します。

塩、粗挽き黒こしょう、小麦粉をまぶし付け、抑えるように落ち着かせます。

ムニエルでは有りませんので、小麦粉はまんべんなく付ける必要はございません。

オリーブオイルを薄く敷いたフライパンで、このようにこんがりと焼きます。

非常に熱く熱したフライパンに皮目から入れ、決していじらず、

横からご覧になって厚みの半分程まで火が通った頃合いで裏返しますと、

このようにキッチリ焼き目が着いて居ります。

ここで本日の主役、付け合わせのパスタを茹で始めます。

こちらは茹で時間4分のエンジェルヘア

茹で時間が短く、ソースが絡み易いので、付け合わせには適しているかと思います。

サーモンが美味しそうに焼き上がりましたので、お皿に取ります。

さて、ソースを作ります。

サーモンを焼いたフライパンを洗わずに火から下ろして少し冷まし、オリーブオイルを少々。

ホウレン草をこれぐらい沢山入れて、すぐに塩こしょう。油を全体に絡めます。

白ワインを注ぎ込み、生クリームをこのくらいの色になる分量加えます。

今回のソースはクリームソースではなく、白ワインソースですので、

あっさりしたソースに仕上げたいと思います。

写真の水分のほとんどはワインです。生クリームは風味付けとして加える程度です。

これを中火でしばらく煮詰めます。

チーズおろしなどでレモンの皮の黄色い部分だけを、このようにすりおろしておきます。

白い部分まで削りますと、苦みが出てしまいます。

ゆであがったパスタの水気を一旦切ってから、熱いままのお鍋に戻し、

今まで使用していたコンロの上に戻します。

お鍋とコンロのゴトクの余熱を利用しますので、火は点けません。


パスタに削ったレモンの皮と、バターを少々加えて混ぜます。

これで付け合わせ、レモンパスタの出来上がり。

お皿で待機していたサーモンに、ホウレン草を乗せ、ソースをかけます。

最後にレモンパスタを添えて出来上がり。

 

こちらのレモンパスタ。イタリアのある場所でしか穫れない幻のレモンがあるのですが、

その産地にあるレストランの名物料理なのだそうです。

私は、その幻のレモンは手に入りませんので、

我が家の庭から穫って来た普通のレモンを使って作ります。

それでも本当に美味しいです。レモンのさわやかさがセモリナの香りを引き立てて、

魚介類のお料理の付け合わせには最高の組み合わせだと思います。

 

これでようやく生クリームの1/3を使いましたので、

次回はいよいよ生クリームの終着駅の一品をご紹介致します。

 

では