なんてやつ。

なんだんだ。

他を傷つけるエゴでしか護れないふがいなさ。
それでも一途に想うつまらなさ。
なんたってってめちゃくちゃな正義だ。

たとえ他をなぎ倒しても不快にさせてもいい恋愛なんてないぞ。
自分らで幸せなんてダサいんだ。

勝手にしろっつーはなし。

私は違う。痛さとかつらさとかを最大化して起爆する。
それも最小の被害と無音だ。
あとになにも残さない致死性の毒と爆破。
とても甘くて魅力的だがいつ爆破するかの確実な進行と侵食。
その奏でる美しく悪魔的な旋律で酔わせて甘く確実に毒する。

くだらない余興。思い入れもなにもない。
ただの遊戯だ。とてもいかれた狂おしい曲がった愛し方。

いとおしいまっすぐな気持ちが数々の毒で病になった。
私の気持ちだとか想いだとか自己否定するようになった。
私の心はかたくなで、叫びにならない想いが凍結した。

それをバカにするようかのような態度に私は呆れたのだ。
　
バカ。


恋愛で幸せになることは不可能だ。
その構造的に。
その傷のために。


なにも望まない。期待なんてしない。
あまりにもひどいぜ。



期待しただけ悪夢をプレゼントしてくれやがる。
甘い夢をさんざ見せて突き放す。

もうやめやがれ。



俺は恋でないものに救ってもらう。
裏切らないものを信じる。


恋が嫌いだ。

エゴの塊。