君に今恋文を書くとしたらなんと書くのだろうか。
きみへの想いはなかなかに複雑で暖かく伸びやかとは言い難い。
むしろ口を開けば鋭い言葉ばかりであたりが強く憎まれ口ばかりやり合っている。
だけど、冷たい言葉でもその奥にあるのは激しい熱だ。
本当は気づいていた。君はいつも僕の傍にきて相変わらず可愛いげのない生意気口叩いていたこと、そして君の視線の先にはいつも僕がいたこと、そして僕と目を合わせられずに恥ずかしがっていたこと全部だよ。
僕は僕なりに精一杯君がそれでも好きだった。
素直になれるほどの熱ではないが消せるほど容易くはない膨れ上がった想いをもてあましていたんだ。だからあの日は珍しくお互い素直になってさらけあってしまったからどうしたらいいかわからなくなったんだ。
過去は関係ない。半年ほどしばらく君に会っていないね。
最後の君の言葉も覚えている。相変わらずの憎まれ口ばかりだったなかのひとつだけの本音。君は僕の心をいつも探していたんだね。
僕の方が先に見つけた。そうなんだ。
きみへの想いはなかなかに複雑で暖かく伸びやかとは言い難い。
むしろ口を開けば鋭い言葉ばかりであたりが強く憎まれ口ばかりやり合っている。
だけど、冷たい言葉でもその奥にあるのは激しい熱だ。
本当は気づいていた。君はいつも僕の傍にきて相変わらず可愛いげのない生意気口叩いていたこと、そして君の視線の先にはいつも僕がいたこと、そして僕と目を合わせられずに恥ずかしがっていたこと全部だよ。
僕は僕なりに精一杯君がそれでも好きだった。
素直になれるほどの熱ではないが消せるほど容易くはない膨れ上がった想いをもてあましていたんだ。だからあの日は珍しくお互い素直になってさらけあってしまったからどうしたらいいかわからなくなったんだ。
過去は関係ない。半年ほどしばらく君に会っていないね。
最後の君の言葉も覚えている。相変わらずの憎まれ口ばかりだったなかのひとつだけの本音。君は僕の心をいつも探していたんだね。
僕の方が先に見つけた。そうなんだ。