あいの歌

あなたを描こう、愛おしくて狂おしい彼の見姿を愛でる。
やっぱり比べものになんないよ、私を見つめる瞳も惑わせる美しささえ敵わない。
私が選び私が私なりに愛した相手、離れていてもしっかりまだ愛は残る。
捨てられるわけなかったんだ、とぎれるわけなかったんだ。
きっと絶対これは離れるためではなく、遠回りしてでも大切だと気づくための準備なんだ。

君が本当に好きだったんだ。こんなにも特別だったんだ。
そばにいて十分分かっていたつもりだった。
だけど離れればこの痛みも愛おしさも遠くなると思っていた。君が本当に好きだった。
今も色褪せない想いがしっかり私の中にある、それに出会えた

忘れ形見

置いてきた想いがある、忘れるはずだった恋が鮮やかに。
君がいた日々があの明るい日々が思い出される。
新天地での仕事に邁進するため、私はあなたに想いを告げず置いてきた。

だけど思い出すわけにはいかない。まだ少しだけ眠っていてほしい。
あと少しだけ、