圧倒的に美しく長い四肢をもち、目を見張るような小顔に穏やかな笑顔とはじける無邪気な表情をあわせ持つ。
その口元や仕草ひとつひとつに見惚れてしまう。目の前にすると呼吸が止まりそうだ。
仕事の電話をしたときに、思わずの疲れているのか甘美でセクシーな話し方にどぎまぎしていまう。電話での間に僕は次の言葉を待つことしかできない。切ろうとすると優しく甘くねぎらう言葉にひれ伏してしまう。
惚れたが負けというけれど。
久しぶりに久方ぶりに白旗宣言だ。
相手はvenusなのだ。
言葉にさえ表情がある。抑揚が。
相手に届ける言葉を意図を想いを頭を回転させながら紡ぎだしているのだ。
コミュニケーションの取り方が好き。
仕草が好き。想いが強いのが好き。
好きすぎるだなんてひさしぶりだ。
しらけてしまった僕の目の前に舞い降りたvenusを讃えて。