昨日は塾の研修に行きました・・・分かりやすいとは何か?
ひとつには、情報を与えすぎない、ということのがあるのだそうです。
分かりやすさについては、少々反省だ!と思いました。
私は今までが独学が多いので、分かりやすくないときがあるんですよね。
それは、”自分なりの解釈に落とし込む”という理解の本質のところをやっているのですが、子供達というのは、”自分なりの解釈”ができないのだそうです。そうなのか!びっくり!!!
いや、もしかしたら、本当はあるのに”自分なりの解釈ができない”という前提を子供に押し付けているのかもしれませんが・・・ともかく、それが日本の教育現場の実態だそうです・・・。ちょっと残念ですね。
■ 独学のコツ
私は実は塾に行ったことがなく、ほどんど独学です・・・でもたまに何か客観的な目安になるものを探します。試験とか学校とか。
その次の独学のコツは、ひとつの主題に付き複数の本を荒く最初に読むことです。串刺し読み。
最近は森林とか山歩きとか・・これは、人それぞれ読みやすい文章があるからです。
それにその話を知らないと書いた人が極端な意見かどうかもワカラナイ。とりあえずさっと一杯読むと、濃淡が見えてきます。。
当たり本とハズレ本というか、本の極端さ具合も分かるようになります。
環境問題だったら、温暖化だけでなく、寒冷化と言っている人のも読む。比較する、ってことですね
もうひとつは独学のメリット、というようなことです。これは自分の関心順に、テーマを深めること。普通何かを習うと、カリキュラムがあります。それが自分でやるときには好きなところからできる。興味が既にあるので、ヤル気に問題が起きることはあまりありません。
ただし、これには欠点があり・・・漏れが生じることです。
漏れは自分の興味の穴なのですね。それは好きなものだけ食べてはいけない、みたいな部分です。後で埋めていくことになります。
独学のコツ① 試験や講習をたまに受け自分の実力を客観視する。
独学のコツ② 一分野につき大体10冊くらい串刺し読みする。
独学のコツ③ 自分の関心に沿って進む。
というワケでヨガを勉強しないといけないので、サクッとまとめ!
本屋では、ヨガの本は、健康法のところ、人生論のところ、哲学のところ、スピリチュアル系など色々なところにおいてあります。つまり、同じゴールに達するのにアプローチは色々ってことですね。
同じヨガを語っていても、本により作者により、人間の心のことを、感情、心、想念、魂、霊、霊魂など、色々な”深さ”で言い表しています。
"心"という言葉には実感があるが、”霊魂”になると実感が持てない。塾で中学生が学ぶのに、(Be動詞+ING)と言ってもいいけれど、(現在進行形)というと混乱する、ってのと同じですね・・・(笑)。
よく理解には読む側の準備が必要だ、人は受け入れる準備ができたときに聞ける、といいますが同じなのでしょう・・・ 私には、まだ霊魂と宇宙はムリです・・・内観と世界ならOKなのだけど…というワケで読める本も少なくなってきてしまいます…(汗)
■ 『ヨーガの思想』番場一雄 より 備忘録
★ヨガとは何か?
・ヨーガとは人間総合科学である。宗教と科学という2つの大きな山を流れる清流である。
★ヨーガの流派
・ラージャヨーガ 瞑想中心、精神統一、集中、王様のヨーガ
・ハタヨーガ 身体&呼吸の操錬、身体生理学、ラージャヨーガへ至る素晴らしい階段となる。
・バクティヨーガ 宗教的ヨーガ。3つの解脱により、神々へ献身的に心身をゆだねる。帰依。神々へのパッション。
・カルマヨーガ 社会活動→解脱、 行動的・意思的、カースト(本分)の遂行
・ジュニャーナヨーガ サーンキャ哲学により、霊魂と肉体との関係を厳密に認識する
・マントラヨーガ マントラを唱える。真言宗とつながる。
(『ヨーガの思想』番場一雄より抜粋要約)
この流派の分け方は古典ヨーガです。現代ではもっと一杯合って大変です。
★流派のまとめ ・・・解脱へ至る様々な道のり 色々な方法があるってことですね・・・
・ラージャヨーガ 瞑想
・ハタヨーガ 身体
・バクティヨーガ 信仰
・カルマヨーガ 奉仕・使命感
・ジュニャーナヨーガ 哲学
・マントラヨーガ マントラ
★ヨーガのシステム =八支則
道徳的
1.Yama 禁戒 -非暴力・正直・不盗・梵行・不貪 をしないこと。
2.Niyama 勧戒 - 清潔・知足・苦行・読誦・自在神祈念 をすること。
生理的
3.Asana 体位法 - ヨガのポーズ
4.Pranayama 調気法 -ヨガの呼吸法
心理的・生理的
5.Pratyahara 制感 ー 感覚器官が外に向かうのを遮断すること。集中
心理的
6.Dharana 凝念 -3をあわせて精神集中の深まりのプロセス
7.Dhayana 静慮
8.Samadhi 三昧
※苦行=間違って歪められた身体を本来の調和した身体に戻していこうとするもの、ボディコンディショニング。
■ 『ハタヨガの真髄』B,K,S アイアンガー
★ヨガとは何か?
・神と心の結合
・ヨガとは苦しみからの解放
・自我がコントロールされることで苦しみから解放される
★カルマヨガ=生活ヨガ
・働くことそれ自体が特権でなのであるから、決して結果を求めるべきでない。神の名の下に働くべきである。
そのためには利己的な欲求を捨てなければならないし、成功や失敗にこだわる心をもってもならない。
この心の安定がヨガである。
・ヨガとは暴食することでも、極端に食を切り詰めて飢え死にすることでもない。又眠りすぎることでもなく 眠らなさ過ぎることでもない。とらわれず、偏らず、バランスの取れた生き方をしなさいということである。
心=マナス 注意し、選択し拒否する働きと能力をもった心。
知性あるいは理性=ブッディ 物事を判別し決断する状態
自我=アハムカーラ 自分の作り主を自分は知っているということを確信する状態
★ヨガの段階
1.ヤマ 全人類に共通している、誰にとっても必要な道徳律。
2.ニヤマ 修練による心の浄整化方法
3.アサナ 正しい姿勢と動作の訓練
4.プラーナーナーマ 気のコントロール法
5.プラティヤーハーラ 欲望、感情および外的対象による支配からの解脱行法と自律訓練法。
6.ダラーナ 集中統一行法
7.ディヤーナ 安定(無心行法)
8.サマーディ 自他一如
■ まとめ
流派の違いはあれど、八支則によりヨガが高度化していく、のは同じです。最後はサマーディにたどり着く。
サマーディは、解脱とか、悟りを開く、みたいな意味ですが・・・言葉が宗教的なニュアンスを含んでいるので受け入れにくいですよね。
これは主観と内なる神が同じになる、つながること。YOGAの語源のサンスクリット語はヨジュでつなぐ、という意味なのだそうです。
つまり、内なるものを見つめること、それだけでもヨガの一歩を踏み出しているのです。
ポーズ(アサナ)というのはヨガの一手段、なのですね。
ひとつには、情報を与えすぎない、ということのがあるのだそうです。
分かりやすさについては、少々反省だ!と思いました。
私は今までが独学が多いので、分かりやすくないときがあるんですよね。
それは、”自分なりの解釈に落とし込む”という理解の本質のところをやっているのですが、子供達というのは、”自分なりの解釈”ができないのだそうです。そうなのか!びっくり!!!
いや、もしかしたら、本当はあるのに”自分なりの解釈ができない”という前提を子供に押し付けているのかもしれませんが・・・ともかく、それが日本の教育現場の実態だそうです・・・。ちょっと残念ですね。
■ 独学のコツ
私は実は塾に行ったことがなく、ほどんど独学です・・・でもたまに何か客観的な目安になるものを探します。試験とか学校とか。
その次の独学のコツは、ひとつの主題に付き複数の本を荒く最初に読むことです。串刺し読み。
最近は森林とか山歩きとか・・これは、人それぞれ読みやすい文章があるからです。
それにその話を知らないと書いた人が極端な意見かどうかもワカラナイ。とりあえずさっと一杯読むと、濃淡が見えてきます。。
当たり本とハズレ本というか、本の極端さ具合も分かるようになります。
環境問題だったら、温暖化だけでなく、寒冷化と言っている人のも読む。比較する、ってことですね
もうひとつは独学のメリット、というようなことです。これは自分の関心順に、テーマを深めること。普通何かを習うと、カリキュラムがあります。それが自分でやるときには好きなところからできる。興味が既にあるので、ヤル気に問題が起きることはあまりありません。
ただし、これには欠点があり・・・漏れが生じることです。
漏れは自分の興味の穴なのですね。それは好きなものだけ食べてはいけない、みたいな部分です。後で埋めていくことになります。
独学のコツ① 試験や講習をたまに受け自分の実力を客観視する。
独学のコツ② 一分野につき大体10冊くらい串刺し読みする。
独学のコツ③ 自分の関心に沿って進む。
というワケでヨガを勉強しないといけないので、サクッとまとめ!
本屋では、ヨガの本は、健康法のところ、人生論のところ、哲学のところ、スピリチュアル系など色々なところにおいてあります。つまり、同じゴールに達するのにアプローチは色々ってことですね。
同じヨガを語っていても、本により作者により、人間の心のことを、感情、心、想念、魂、霊、霊魂など、色々な”深さ”で言い表しています。
"心"という言葉には実感があるが、”霊魂”になると実感が持てない。塾で中学生が学ぶのに、(Be動詞+ING)と言ってもいいけれど、(現在進行形)というと混乱する、ってのと同じですね・・・(笑)。
よく理解には読む側の準備が必要だ、人は受け入れる準備ができたときに聞ける、といいますが同じなのでしょう・・・ 私には、まだ霊魂と宇宙はムリです・・・内観と世界ならOKなのだけど…というワケで読める本も少なくなってきてしまいます…(汗)
■ 『ヨーガの思想』番場一雄 より 備忘録
★ヨガとは何か?
・ヨーガとは人間総合科学である。宗教と科学という2つの大きな山を流れる清流である。
★ヨーガの流派
・ラージャヨーガ 瞑想中心、精神統一、集中、王様のヨーガ
・ハタヨーガ 身体&呼吸の操錬、身体生理学、ラージャヨーガへ至る素晴らしい階段となる。
・バクティヨーガ 宗教的ヨーガ。3つの解脱により、神々へ献身的に心身をゆだねる。帰依。神々へのパッション。
・カルマヨーガ 社会活動→解脱、 行動的・意思的、カースト(本分)の遂行
・ジュニャーナヨーガ サーンキャ哲学により、霊魂と肉体との関係を厳密に認識する
・マントラヨーガ マントラを唱える。真言宗とつながる。
(『ヨーガの思想』番場一雄より抜粋要約)
この流派の分け方は古典ヨーガです。現代ではもっと一杯合って大変です。
★流派のまとめ ・・・解脱へ至る様々な道のり 色々な方法があるってことですね・・・
・ラージャヨーガ 瞑想
・ハタヨーガ 身体
・バクティヨーガ 信仰
・カルマヨーガ 奉仕・使命感
・ジュニャーナヨーガ 哲学
・マントラヨーガ マントラ
★ヨーガのシステム =八支則
道徳的
1.Yama 禁戒 -非暴力・正直・不盗・梵行・不貪 をしないこと。
2.Niyama 勧戒 - 清潔・知足・苦行・読誦・自在神祈念 をすること。
生理的
3.Asana 体位法 - ヨガのポーズ
4.Pranayama 調気法 -ヨガの呼吸法
心理的・生理的
5.Pratyahara 制感 ー 感覚器官が外に向かうのを遮断すること。集中
心理的
6.Dharana 凝念 -3をあわせて精神集中の深まりのプロセス
7.Dhayana 静慮
8.Samadhi 三昧
※苦行=間違って歪められた身体を本来の調和した身体に戻していこうとするもの、ボディコンディショニング。
■ 『ハタヨガの真髄』B,K,S アイアンガー
★ヨガとは何か?
・神と心の結合
・ヨガとは苦しみからの解放
・自我がコントロールされることで苦しみから解放される
★カルマヨガ=生活ヨガ
・働くことそれ自体が特権でなのであるから、決して結果を求めるべきでない。神の名の下に働くべきである。
そのためには利己的な欲求を捨てなければならないし、成功や失敗にこだわる心をもってもならない。
この心の安定がヨガである。
・ヨガとは暴食することでも、極端に食を切り詰めて飢え死にすることでもない。又眠りすぎることでもなく 眠らなさ過ぎることでもない。とらわれず、偏らず、バランスの取れた生き方をしなさいということである。
心=マナス 注意し、選択し拒否する働きと能力をもった心。
知性あるいは理性=ブッディ 物事を判別し決断する状態
自我=アハムカーラ 自分の作り主を自分は知っているということを確信する状態
★ヨガの段階
1.ヤマ 全人類に共通している、誰にとっても必要な道徳律。
2.ニヤマ 修練による心の浄整化方法
3.アサナ 正しい姿勢と動作の訓練
4.プラーナーナーマ 気のコントロール法
5.プラティヤーハーラ 欲望、感情および外的対象による支配からの解脱行法と自律訓練法。
6.ダラーナ 集中統一行法
7.ディヤーナ 安定(無心行法)
8.サマーディ 自他一如
■ まとめ
流派の違いはあれど、八支則によりヨガが高度化していく、のは同じです。最後はサマーディにたどり着く。
サマーディは、解脱とか、悟りを開く、みたいな意味ですが・・・言葉が宗教的なニュアンスを含んでいるので受け入れにくいですよね。
これは主観と内なる神が同じになる、つながること。YOGAの語源のサンスクリット語はヨジュでつなぐ、という意味なのだそうです。
つまり、内なるものを見つめること、それだけでもヨガの一歩を踏み出しているのです。
ポーズ(アサナ)というのはヨガの一手段、なのですね。