快晴の東天狗! 黒百合ヒュッテ泊の北八ヶ岳

2011-03-05 23:16:24 | 山、登ってきました☆


■ 通いやすい八ヶ岳

夫が金曜日に休めると言うので、急遽また山へ行くことに(笑)!貴重な平日休みは山!

お天気を色々チェックすると、多分八ヶ岳が良さそう・・・ってことで、”また”北八つに・・・。2月にも同じような場所に行ってるけど・・・(^^;)ということでホントは北アもいいかなって思っていたのですがアチラは雪が深い&アクセスでも疲れるし、やっぱり行き慣れつつある八ヶ岳になりました。自分達にとって状況の予想のつきやすい場所からじりじりとステップアップする作戦。

天気がイマイチなら、サクッと温泉の旅に切り替え、でしたが、予報はイマイチなのに天気図が期待できる感じだったんですよね。48時間予報だと高気圧がのんびり大きな等圧線で、これなら風もなさそう。

蓋を開けてみると5日今日は大がつく快晴でどの山も超快適だったのではないでしょうか。

もちろん、八ヶ岳も雲ひとつない晴れで素晴らしい山になりました。

Since I came to Kofu, Yamanashi, a small town west of Tokyo, my husband and I started mountain trekking... so this is the latest pictures of our new
holiday activities...

■ 晴天専門登山で天狗岳へ

今年は軽アイゼンで登れる山で雪山に慣れる予定なのに・・・行ってしまいました(汗)。天狗岳。東天狗です。

天狗岳は雪山初心者のアイゼン・ピッケルワークの講習会に選ばれるような山で、一般傷害保険がきくいわゆる国内旅行の範疇に入る山行きと登攀の範疇に入るような本格登山とのちょうど境にあるような山です。

私達にとっては少々緊張感のある天狗岳。夫はヤマレコで日々八ヶ岳の記録を眺めているのですが羨ましそうに天狗岳登頂の記録を見ている・・・(笑)。 彼は赤岳に登りたいのですよね。それも雪の。赤岳展望荘からみる眺めにウットリな夫。

ってそれ本格アルペン仕様じゃん!ムリムリ!ってワケで”せめて天狗ぐらい”なわけです・・・。

その天狗岳・・・これ以上ないっていう、雲ひとつない青空と澄んだ空気による恵まれた遠望の日にあたり、ますます神様が山に登れって言っているような気になりました(笑)

そして今回は楽しい山小屋泊まりでした。小屋でたまたま話しかけた人が赤岳まで縦走する本格派な人で、さらにその方がとってもフレンドリー!なんだか”お山”が私達を歓迎してくれている気が・・・(笑)

私達にとって本格山への一歩であり、気持ちの上で大きな収穫になりました。

This is Mt. Tengu in Yatsugatake mountains... challenging to a beginner like us.

■ 黒百合ヒュッテへ 渋の湯から

初日4日は、車窓から見ると他の山が晴れているのに八ヶ岳だけが雲をかぶり、雲の流れもかなり早く、あの雲に突っ込んでいくのかぁ・・・と少々気の重い出発。わたしなんて途中で「もう帰ろうよ」ってな始末・・・(笑)


Dark clouds...not a good sign.

それでも、前回2月中旬に高見石小屋まで歩いたときとは違い、少々気温は高いようで渋の湯付近には樹氷がなく、路面も除雪の必要はなさそうなくらいカラカラです。春ですね。戻ったときも車の上には雪は積もっていませんでした。前回は真っ白だったのにね。

Roads are fine.
渋の湯から黒百合ヒュッテまでの道はステップアップどころか高見石までの道よりむしろ楽!北八ヶ岳のゆるやかな針葉樹の森を堪能できる道です。とっても歩きやすく、ツボ足やゴム長靴で快適に歩けそう。気温は9時で-10度だったのですが。うーん、寒くはありません。上も-10度でした。

This is the start. It was -10C but we knew colder. Just awesome!

渋の湯あたりは広葉樹で
だんだんと針葉樹に

高石のコースのほうが賽の河原(岩ごつごつエリア)があったり、沢を渡ったりと変化に飛んでいますから若者?むき(笑) 黒百合ヒュッテまではホント、道としては単調な良く踏まれた雪道です。

黒百合ヒュッテはとっても居心地の良いヒュッテで、初めては済んで2番目に泊まる宿にオススメです。
麦草ヒュッテで山小屋デビューしたら次はココ!だって個室もあるし、何しろトイレがキレイ!匂いもありません。
だから、女性に優しい!軽食や飲み物のメニューも出ていますから荷物を軽くしたい初心者にもいいし、八ヶ岳縦走するような本格派な人もいます。山の雰囲気を味わうにはもってこい。
ヒュッテに着いたところ… 雲の動きが早いのが写真からも伺えますね…


This is the cottage we were staying that night.

黒百合ヒュッテから、天狗岳には2通りコースがありますが、よく利用されているのは中山峠を通る道です。ちょうど稜線沿い。ヒュッテからは往復たったの2時間!

アクセスは楽で2時間で標高2500m以上の場所に行って帰れる、っていうのが天狗岳が人気の理由なんですね~。

人気のおかげでよく踏みしめられているっていうのも登りやすいということにつながります。稜線に出れば雪は少ないとはいえ…。


■ やる気のない初日

初日は、前述のごとく、山頂はガス気味で登れば登るほど雲の切れ間は少なくなり、どんよりしてくる天気でした。
Beautiful but dark...
これは4日 12時半の東天狗。

私達はヒュッテでランチ後、12時ごろに天狗に登り始め、3合目ぐらい行ったところで引き返してきました。

森林限界を超えた稜線で風が強いのは当然ですが、何しろガス気味で景色もつまらないだろうな、と・・・。
なんだか、苦労する甲斐がなさそうな気がしてやめ(笑)



理由その②としては、天狗から降りてきた学生さんのパーティ(山岳部?)は夏沢から登ってきたそうでしたがなんだかウンザリっぽい表情を漂わせていたし・・・お疲れの模様でした(笑)若くても山疲れるよね~。

その③として食べたランチで胃に血が行ってしまって、指先が冷たい!普段私はとっても手の血流が良くてホカホカなので、なんだかヤル気減退・・・。凍傷なんてしゃれにならん。

ヒュッテに先着していたテント泊のカップルが後から登ってきたのですがやめとく~という私達に、今日のほうが風が若干弱いかもよ~と言ってくれ、心は揺らぎましたが、まぁまだ明日もあるし、急ぐこともないか…と中止決定。

朝からなんとなく気乗りしないってヤツです(^^;) なんでしょうね・・・この気乗りのしなさは・・・。

後で山頂はどうだったか聞きにテントをお邪魔すると強風で寒かった~けど行ってよかった~と言っていました。ちょっともったいなかったかな?とも思いますが、ともかく気乗りがしないというのは初めてのことでした。山ならいつも気乗りしてたんですけどね~。ま、でも、楽しいときに楽しく登りたいよね。

こんな感じ。どんどん雲が出てきて暗くなってきた・・・12:56

薄暗いってだけで、人間心細くなるのですね~。その日は天狗岳を中止したので、のんびりコースの中山展望台へ行こうとしたのですが、トレースがしっかりと付いていなかったので、心細くなり・・・(笑)、山小屋へ引き返しました。 翌日、晴天の下で同じ場所へ行くと自信をもって進めました。なんだ・・・(笑)。

ヒュッテには3時ごろチェックインするつもりだったのに、引き返してきたためまだ1時すぎ。まぁお茶でも、とのんびりしようとしているところで、出会いがあったのでこれはコレでよかったのですが、これがなければ半日つまんなーく過ごすところでした。

We decided not to attack the top that day. This picture was taken around past
noon.... too dark. TOO windy... No fun.

■ おもしろい出会いの山小屋泊

この日は宿泊客は16人も・・・金曜なのに。みんな天気図見てきているのかな?私達は狙ってきているわけですが、私達以外は結構年配の人が多かったです。私達グループはコタツで、おじさんグループはストーブでそれぞれ盛り上がっていました。

前回高見石小屋に泊まったときは私達しか宿泊客がおらずそれはそれでラッキーでしたが、人との出会いは期待できません。 

今回はそれがたまたま、無料のお茶とかりんとうで話しかけた方が山のエキスパートで、超ラッキー。

私は団体行動は苦手なのですが、意外に初対面の人と話すのは得意みたいで(笑)、海外のパッパーなんかで、誰も話しかけてくれなくてくつろげない、ということはあんまりありません。むしろ、話しかけるほう。

で今回は偶然にも八ヶ岳も北アも隅々まで歩きつくしているような人に話しかけてしまい、その知識量がパンパでない! 本格登山をやる若い人が減っているというような苦言をアチコチで読むのですが寺田さんというその方はお若いのにものすごく山を歩いているし、最近の若者だってやるなぁと感心してしまいました。私の周りにも山好きはいるので色々話は聞いても、こんなに一杯教えてもらえない。

行くべき山、バリエーションルート、キレイだった高山植物の写真・・・話は弾むのです。
そして山事情通が知る業界裏話・・・なんでも知っている!それにその山の力量を鼻にかけてない。大体山屋さんからは説教を喰らうものだという印象でいたのですが、ちっとも叱られない。若いのにすごい知識だ、まるで三歩さんだねぇなんて、感心していたら、ガイドもすることがあると・・・最後にお別れをキチンとできなかったので残念で、帰ってネットで調べたら、寺田未央さんというガイドさんでした。

20代の若者なのにえらいなぁとなんてボケッと感心していたらなんと私より1つ上で、同世代でした・・・(汗)。
彼が今時の若者なら、私だって今時の若者じゃん・・・(^^;)いやもう、アラフォーなんですけどね~いやはや~。

団塊2世ベビーブーマーは若く見えるのかしらん?私もついこないだまでいたメルボルンでは20代扱いされましたっけね。あれは外国だからか(日本人は若く見える)。山にいると年齢不詳になるのかしら?いやバレエの先生も年齢不詳組みが多いぞ・・・やっぱり好きなことをして生きると若くいられるのでしょうか。

■ 凍傷 

この日、コタツで盛り上がっていると、凍傷になってしまった学生さんがきました。凍傷と言っても水ぶくれですが、つま先が冷たいうちに感覚がなくなってきたのだけれど、そのまま歩いていて、テントに戻って足を見てみると指が白くなっていたそうです・・・水ぶくれ程度なので全快する凍傷ですが、それでもやっぱり凍傷は凍傷で大変。つま先を保護したりして、足が靴に入らなくなってしまう…で、一人では歩けなくなります。

つま先の感覚がなくなる程度のことはしょっちゅう誰にでもあることなので怖いですね。山エキスパートの話では唐辛子はいいそうでした。私もスマートウールの靴下を履いていますけど、ホントは5本指ソックスも履きたいのですよね~。なかなか綿意外でいいのがなくて買っていないのですが。チャコットのはいちゃうかな?

黒百合ヒュッテ
晩御飯 5:30 朝ご飯6:00
トイレ200円 水100円 
コーヒー450円 
宿泊者はかりんとう&お茶無料

朝のヒュッテ


In the morning.

■ 翌日 The next day a beautiful day

翌日はこれ以上ない快晴!だらだら準備して7時出発。山エキスパートの彼はハーネスをつけ、本格山仕様。 私達を多分待ってくれたと思うのですが、私達は第一陣の最後尾に付くつもりだったのでなんだか申し訳なかったです・・・赤岳までだと行程が長いので早く出たいかなって思うので。

ガイドさんって難しい立場ですね。その辺の人だとご一緒に…って言うのもお互い楽だけど、ガイドさんだと聞いてしまったのでこちらからご一緒にと言うワケにも行かず、多分先方も私達が少々心配なのかも…山の人って温かいですからね。

素晴らしい天気!
Me walking toward the mountain in the morning around 8:00. Very windy. -17c at the cottage, with wind, lower.

途中でおじさんグループを抜いたり抜かれたり。私達は遅足なのでお先に、と言ったのですが、おじさんグループもそれなりに遅足だったらしく、結局私達が先に。

8時の山はやっぱり風が強く、ソフトシェルの上にダウンを着ました。それでちょうど良い感じ。こんな厚着では樹林帯は暑くて歩けないのにね。風の威力というのは凄いです。

このルートは崖沿いなので、崖に見える樹氷がとてもキレイです。崖の下は絶壁なんですけどね。

まぁ登山道は引っ込んでいるので落ちるようなことはアリマセン。けど・・・少々トラバース気味のところやサラサラのパウダーの雪が斜面から落ちて、犬掻き気味になる斜度のところもあります。
ピッケル刺しながらか、ストックがいる感じ。私はもちろん、ピッケルはあっても使いこなせない道具でしかないのでストック。ストックは長さ調整ができるのがいいですよね。一歩一歩確認しながら登る。

アルペンなのはムード(景色)だけじゃないんだな~というのは風。風が強いと息の蒸気もとられるようで普段結露して邪魔な結露はあまり感じませんでした。ほほが冷たい・・・バラクラバ、いいのが見つからないんですよね・・・
手袋、使いにくい。オーバーミトン、低温下ではゴムの部分が硬くなって握りづらい。かといって風を通す素材のは使えない。

東天狗は風がなければなんともないけれど、風があるせいで気持ちがドキドキするというか、ともかく先へ行かねば、という気にさせられます。ルンルンの道、ではけっしてない感じ。

歩いていると雪の中に薄氷の層がある感じが分かります。薄い何かがパリンパリンと
割れる…暖かい日に解けた雪が凍って薄氷の層を作ったんだろうなぁと。ちょうどチョコをはさんでパリパリという食感を作ったアイスクリームがありましたがそんな感じ。
ストックでさすたび、小さくパリ…。そういう雪の踏みしめ感は、樹林帯の道ではない感触です。

山頂から南八ヶ岳方面。天狗から先は憧れ。From the top.


本当は西天狗へも行ってみたかったのですがトレースがなく、スノーシューもないのでパス。ネットで調べると結構歩かれているようなので、誰かが先に歩いているだろうと踏んでいたんですけどね・・・甘かった。前日も歩いてなさそうでした。土曜には人が入っていたので日曜に行ったら大丈夫なのでしょう。今回はとってもスノーシューが欲しくなりました…。

山頂から浅間山方面 Another from the top  黒斑にも行きたい…初心者コースらしいし。 

本当に雲ひとつない快晴で、目の前に八ヶ岳の山々へ続く稜線が・・・その上からエキスパートの彼が手を振ってくれました・・・あんなところを歩けるなんて羨ましい・・・・。今日はサイコーだろうなぁ。
雪煙が上がる稜線… 彼は無事、赤岳展望荘につけたでしょうか・・・?
A guy we met in the cottage walking toward south.. he was a skilled climber.




北アの稜線が光り輝いている!あっちもサイコーだろうなぁ!



贅沢すぎる景色を堪能した後…そそくさと下山です・・・だって下山のほうが気を使う。いや直登箇所は滑り降りるだけでいいのですが、トラバース部分が。でも断崖絶壁っていうわけではないので滑ってもそうたくさんは滑らなさそうな、死にはしないような感じですけどね。カッパ着てつるつるだと滑りやすい?

今回は私は尻セードを覚えました(笑) 一箇所、森林限界へ出る箇所で急な箇所があり、みんなが切ってくれたキックステップがあるのですが、そこはシリセードで降りるのが一番楽。

前日もその箇所はシリセードで降りたのですがこの日も(笑)。安全だし早いし。






■ おとぎの国の中山展望台へ To the other viewing spot

私はあるとき夫婦で登られている方の中山展望台の写真を見て以来、中山展望台に行きたい。

中山峠からにゅうへの分岐から中山分岐までの道は特に雪をかぶった樹木の景色が美しいと言われています。中山峠のにゅう分岐

中山展望台は周囲を矮小化した針葉樹が囲んでいるのでそれに雪が付いてとってもきれい。
アルペン、なムードは少ないですが、途中の道が楽しめるのがいい。


ランチは適当にその辺で頂きました。あまりにも天気が良すぎて日焼けが気になる・・・というか日焼けしました・・・。山小屋で食事が充実していたので使わなかったおやつで休憩。

山頂は雪の小人さんたちがいる感じ(笑)期待した写真とは少々違うのですが、12月下旬より3月上旬は雪が多いようです。




こちらは本当に雪山ハイキングでした。陽射しも明るくて雪も溶けそう。スノーシューがあればモット楽に歩ける道だけど、なくても平気。


でも…今回、気がついてしまったのですが黒百合ヒュッテの目の前の小山から見た眺めと眺めはほとんど同じでした・・・。眺望だけなら黒百合平のところで十分か。カメラマンのおじさんいっぱいいたっけね。私達、せっかく山に泊まっているのに寝坊すけでちゃんと朝日を拝んでいない…まぁ又くればいいんだけどね。

変わった形の雪の造形



中山峠から見た東天狗。天狗の鼻というより、車山に載ってるようなレーダー観測のようにも見える。東面がぐいっとえぐられているのが分かる…


■ 余禄

中山展望台へ行っても朝から歩いているのでまだ昼前。夫はもう堪能したから帰ろうといいますが美しすぎる天気・・・ さらにシリセードの技を磨くべく(笑)、ヒュッテでボードを借り、目の前の小山を滑り降りる・・・もう雪まみれ(^^)。こんな日に早く下山なんてとんでもない!!って天気なんですよ! 

ああ~昼寝でもしたい(笑)!”寝るなー死ぬぞーの雪山”ではまったくなく今日ならできそう!って日です。



午後の早い時間のお天道様はほんとにのんびりと温かく、雪山かくあるべしという感じでした。心なしか色とりどりの登山者たちものんびりしているような?



と思ったら、私達がコーヒーで休憩したり遊んでいる間に、若い女性だけの団体が天狗岳を登って帰ってきたと思ったらもう下山しています。団体&日帰りだとやっぱり特急で帰る…。天狗岳はコースタイム的には日帰りで登れる山だけど、でも一泊したのは正解だったなぁ…と改めて思います。楽しむ時間も欲しい…



シリセードできるのはヒュッテ前から出る、東天狗へのもう一本の登山道の途中です。シリセードは板なしのほうがすべりが良いことが分かりました(^^)。

私達もそろそろ下山かぁ・・・まだまだ日は高くお名残惜しいなぁと思いつつ、2時に下山。最後は明治湯でお風呂に浸かり(お湯は渋の湯のほうがいいかな…)、原村で地元の特産品を買って帰りました。
佐久のコシヒカリも買いましたよ(笑)!

I did not want to go home! But we had to.. around 2:00 pm, we decided to start off, drop by a hot spring, and got home.

■ 装備

実は12本爪のアイゼン、やっと欲しい製品というのを心に決め、それを買おう!とお財布を握り締めたところで、石井スポーツに電話して在庫を確認すると”ありません”の返事・・・それでもういつもの装備で行くことに。 

そして、いつも利用しているパタゴニアのオンラインショッピング・・・メリノ3フーディがこないな、と思っていたら、なんとこの回に限って注文確認メールが来ていないということは注文成立していない?いつもすぐには来ないパタゴニア・・・。だから気がつきませんでした・・・メリノ3フーディは幻の装備に。

というワケで欲しかった装備が手にはいっていなかったこともなんとなく気乗りしない理由にあったのですよね。 

でも行ってしまった天狗岳・・・そして登れてしまった。
一応勾配などをチェックするとこれまで6本爪で歩いた経験がある勾配と変わらない・・・
もう今欲しい製品が手に入らないっていうのは「そのまま登っておいで」っていうお告げかな・・・。それにしっかりアイゼンが効くので不安はなかったのですが…

多分こんなこと言うと、山屋さんには怒られるので内緒です(汗)。一応、夫にはラチェット式の10本歯アイゼンを。彼はあまり製品にコダワリがなく買っといて、の要望で。でも、夫君いわく「違い?うーん、あんまり感じなかったなぁ。」そんなもんでしょうか? 

まぁこけずに歩けていたら何でもいいのかな。6本でも10本でも。

It was a wonderful holiday!

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