ショックｗ（￣△￣；）ｗ マイガ!!

隣県の金田一という町（二戸市金田一）にある、緑風荘という旅館。
座敷童が出るということで、全国的に知名度の高い所なのだが。
つい先日、全焼してしまいましたｗ（￣△￣；）ｗ マイガ!!

幼い頃から、二戸市の出身のおばあちゃまから聞かされてました、座敷童の話。
幼くて亡くなった高貴な子どもの霊なのだとか。
見た人に、幸運が約束されるという言い伝えがあり、出る家も幸運と繁栄を約束されるとか。
「河童のクウと夏休み」というアニメにも、座敷童が登場していましたよね。
テレビでも取り上げられたことがあるとかで、その（出る）部屋は予約でいっぱい。
なかなか泊まれないのだと聞いていました。

新聞で火災の記事を見た時は、血の気が引きました。
すぐさま車を飛ばして出向きましたら、まだ消防隊の方々が片付け作業の最中。
黄色いテープが張り巡らされて、ものものしい雰囲気でした。

柱の一本も、立っていない。
みごとに全焼、でした。
宿のご主人にお話を聞くことができました。
みなさま、ご自分の携帯くらいしか持ち出せなかったのだそうです。
「免許証も通帳も、なーーーんも残んなかったっすよー。」
でも、お一人が足を少し怪我された程度で、たいしたことはなかったのが
不幸中の幸いだった、と。
不思議なことに、座敷童を祀ったお堂近辺は、まったく無傷で残ったのだそうです。

ーーーここから加筆。
後で聞いたところによると、その火災は、ボイラー室の加熱とか。
火災の最中、晴れていた空が俄にかき曇り、ずっと雨が降り続けたそうです。
まるで、消防隊を応援しているようだった、と。
そして、火災が収まったとき、雨も止んだのだそうです。
不思議ですが、本当だとか。
ーーー加筆、ここまで。

ご主人は、まだお若い方で「必ず建て直しますから、大丈夫ですよ。」
とにっこりなされたのが、なんとも痛々しくも頼もしかったです。
裏手に、有志の方々のテントが張ってあって、再建基金を募金なされてました。
急だったもので、手持ちの心ばかりの見舞金を置いて退出いたしました。

さらに数日が経過して、なんだか台風が来そうな雰囲気です。
大事ないように、お祈りしています。
こんな田舎の、全国的な名前を持つお宿、是非とも早めの再建をと願っております。
再建したら、また座敷童に会えるのか、絶対に泊まってみたいと思っています。