日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

秋も深まり

2015-10-16 20:25:30 | 
別館の猫部屋に行ったら、兄弟げんかの真っ最中。
きなことめめちゃん、背中の毛を逆立ててうなりあい。

あーあー、こらこら。

と、やさしくなでても、すぐには収まらない様子。(勢いがつくと、収拾するのに時間がかかる)
しょうがないなぁ、と、猫缶を出して、キコキコ開けていたら、うさぎちゃんが寄ってきたんだけど
きなこがまだうなっているので、ビクビクッと背中を波立たせて、スツールの下に隠れて覗いている。

うーーーん。
今までに見たことがないよ、こんな喧嘩。
まるで野生の猫さんみたいだね^^;


あ。もう、秋なんだなぁ。食べ物をめぐって、だったり、彼女をめぐって、だったり、そろそろ
本格的にオス猫に成長した、ってこと、なんだろうね。
ん?去勢済みのはなちゃんも、うなってるぞ?(成長が早いので、一足お先に手術済み)

んーんー、急がないといけないね。

そうこうしてるうちに、もぐもぐ、はぐはぐ、頑張って食べてて、だんだん落ち着いてきた。
みんなも寄ってきて、一緒にご飯。

うさぎちゃん(母猫)は、出産直後に避妊手術受けさせたけど、子どもたちは半々。
野良っこうさぎ、我が家に転がり込んで出産したんですよね、捨ててもおけず、現在に至る。
でも、自宅に引き取る部屋が無い。
洗濯に使っている小屋の二階において、ずっと、そのまんま。
どのみち、空き家にしておくと家が傷むので、毎日風を通すには都合がいいんだけどさ。

わかってるよ、全員の手術が終わったら、閉じている扉を開けて、みんな一緒に暮らせて。
水もトイレも一箇所にまとめられて、お世話もぐーーんと楽になる、ってこと。

時々、考える。
よく、よその方々からは「お宅の猫ちゃんたちは、幸せよね~。」と言われる。
あたしは、違う、と思う。

幸せな猫、というものは、朝から晩まで飼い主の傍に居られて、いつも自分だけを見てもらえてる猫だ、と。
あたしのように、通って世話しているの、って、命を助けたと思えばいいのかもしれないけど、なんか違う、と。

確かに。
家に上げてやれなかった子たちは、早ければ一ヶ月以内、長くても二~三年のうちに、なんらかの形で亡くなっている。
だけど。
その二年と、あたしが看取ってやった23歳の子たちと、どちらが本当に幸せだったのか?と神様に尋ねられたら
たぶん、あたしは答えに窮するだろう。
幸せ、って、三度の食事と、屋根の在る場所、だけじゃぁない。

最近、片目の子があちこちで増えている。
近所に在る空き地に、枯葉剤を撒いている、と、持ち主から聞いた。
ドキッとしたけど、そのときは何も言えなかった。
歩き回る子たちにとっては、いいことではないよなぁ。。。
我が家の子みたいに、完全室内飼いの子は、この辺りでは少ない。
猫さんたちの集会場所になっている場所が、だんだん狭まってきているんではないかなぁ。。。

物思いの、秋。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アブナイ!!(;・∀・) | トップ | 今日は温かかったよ^^ »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
首輪のない猫さん、こんばんは^^ (otikomi)
2015-10-19 22:56:14
やさしいコメントを、ありがとうございます<(_ _*)>
自分としては「やさしい想い」というよりは、もう「バカだろ!」って
悲しくなってるんですけど、ね。
首輪のない猫さんの「目の前にいるこの子に、できることしかできない」と言う言葉に
ハッとしました。

そうですよね、読み返せば、コメントくださったみなさま、本当に優しくて、一生懸命に
「今、自分ができることをすればいいんだよ」
って、なぐさめ、励ましてくださってたんですね。
ありがとうございます。泣きそうです。

いろいろあって、腹がたったり情けなかったり、してましたけど
もうひと頑張り、やったるか~~い!!の気分になってきました。
落ち込んだり、立ち直ったり、もぞもぞと生きてます(;´▽`lllA``)
みなさまのおかげ、です。
本当に、ありがとうございます<(_ _*)>
今日も一日、頑張った。
明日も、やります。猫を見てると、自然に笑顔になれますもの。
元気をいただきに、また踏ん張ります♪
返信する
やさしい想い (首輪のない猫)
2015-10-19 14:48:11
otikomi さん こんにちは
何度も 何度も読んでしまいました otikomi さんのやさしい想いがヒシヒシと伝わってきて小さな感動です

ニャンへの想いは 人の数だけありますね ・・本当に何が幸せって分かりませんし
今このとき 目の前にいるこの子に できることしか できません
でも できることがある ということを思うとき 幸せを感じます
私が幸せを感じれば ニャンもきっと 幸せを感じる 嗅ぎとるかな? かもデス(#^.^#) これも分かりませんけれどね

お話聞かせてくださってとても嬉しいです
私も頭が下がる思いです 勉強させていただきました
ありがとうございました
返信する
solo_pinさん、こんばんは^^ (otikomi)
2015-10-18 00:43:46
ほんとに、ね、うっかり手を出したら、巻き込まれますもので
おそるおそる、刺激しないように「なだめる」方向で、やってます(;´▽`lllA``)
ま、飼い猫ですからね、ご飯で納まってくれるあたり、助かってます^^
野良だったら、もう、恐ろしいですよね・・||||( ̄△ ̄; |||
そのはずみで、車に轢かれたりとかが多いんですよ(-_-;)
普通に歩いてたら、そんなには轢かれませんもの、ねぇ。。。。

そうですね、家で生まれた子たちは、当然のように幸せを感じてくれてるみたいで、安心してます^^
子猫のうちは、他にも慣れやすいですけど、大人になってからは少し時間かかかりますよね。

そちらにも、毎日お邪魔しているんですけど、ね。
例の110匹の件で、なんか、コメントしずらくて(;´▽`lllA``)
うちの倍居るんだ!!って、驚いてます。
我が家だって、あたしは死に物狂いで世話しているのに、どうやってたんだろう?って
もう、ね、本気で可愛がってたの、見てとれますから、ね、かわいそうです。
でも、普通の方々からは批判の声が高くて、ね。
半分ですら、人間のことはお留守ですよ。
もう、人並みの暮らしなんか、できないですからねぇ。。。。
自慢する話では無いです。
でもね、みんなに、うそでも偽りでもなく、声をかけ続けているんですよ、
もらってほしい、って。でも、たいていの猫好きな方は、もう飼っているんで、これ以上は、って。。。。
昔は、声をかけたヒトはリストを作ってました。二重になるといけないので。
マジで、一匹につき百人に声をかけてましたよ。

あの方も、そういうこと、してたのかもしれない。
ちょっと、考えました。

当地は震災やら水害やらで、みなさま、大変なんですよね。
わかっているし、無理押しして粗末にされても困るので、今に至っているのです。
できるうちは続けますけど、最後まで看取ってやりたい、と、そればかり念じてます。
長生きしなくちゃ(;・∀・)

カムイくん、毎日可愛いですよ、もう、キラキラしてます。
アノ子を幸せと呼ばないで、誰を幸せと言えましょうか。
安心なさいませ、大丈夫ですよ、あたしが保障します♪(何様?)
返信する
Unknown (solo_pin)
2015-10-17 18:45:36
こんばんわ。

ガチケンカは見ててハラハラしますね。
全員一緒じゃないといけないという考えは
持たなくても良いのでは~と思います。
分けて育ててる人もいますし。
ただ、去勢は急いだ方が良いかもしれないですね。

>幸せ、って、三度の食事と、屋根の在る場所、だけじゃぁない。

仰る通り。
でもその子の幸せって、計れないですよ。
雨風凌げたら、それでホーっとして幸せな子もいるでしょうし
ずーっとベッタリでなければならん子もいるでしょうし。

あたいの猫も、幸せかどうかなんて判りません。
彼は7歳でうちに来てるので
多分彼の中では「お母ちゃん」は別にいると思うし
「我が家」も別にあると思います。
もう帰れない我が家です。
今、彼が幸せかと聞かれれば
あたいは違うと思います。
彼は最初の飼い主さんに会いたいはずです。
でも会えない。
保健所にいた頃の彼の絶望はいかほどだったか。
無駄に長生きさせて苦しめてるのではと思うときもあります。

猫の幸せを考えたら・・・。
難しいですね。
返信する
tappeさん、こんばんは^^ (otikomi)
2015-10-17 00:44:07
お散歩は楽しかったようで、よかったですね^^
蝶をとらえた蜘蛛の画像には、びっくりしてしまいました。
すごい瞬間をゲットなさいましたね~!!
そして、蝶の命は蜘蛛に引き継がれて、世の中はめぐっていくのだなぁ、と
感慨深く拝見しました。
あの蝶は、子孫を残せたのだろうか、などと、もう、どんどん発展していく画像でした^^;
絵本が一冊、できそうですよね^^

猫のこと。
犬は飼い主とともに生きていくものですが、猫は飼い主を世話人くらいにしか見てませんもので
ご不満はおありでしょうが、と、つい思ってしまいます^^;
だから、それなりの思いがあるのに、こちらがそれを感じとれていないのは心苦しい、気がするのです。
だから「変わり者」なんて言われるんですよね。たははは。
頭は下げなくていいですよ、みなさまも、きっと、胸の内に似たような気持ちを隠し持ってらっしゃるのですよ。
あたしは、そう思います。^^
返信する
うーん、 (tappe)
2015-10-16 21:11:05
考えさせられますね。
 動物にとって自然の中で試練やリスクと闘いながらも自由に生きるのがいいのか、人の保護の元である程度拘束されながらも安全に暮らすのがいいか・・・、私にばわかりません。
 しかし、otikomiさんの猫の気持ちを第一にされていることにはほんとに頭が下がる思いです。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事