日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

鴨肉もらった♪

2024-02-17 09:20:01 | 日常
お昼何食べたい?
って、昨日作ったお鍋の残りに、冷凍した鶏肉あるからそれ足して、別口にして食べきるか?
・・・と、サボり話をしてる最中、着信。

  鴨肉、いる?

うん。(即答!)

  じゃ、今持ってくから。
  プチ。

そっか、じゃ、ジャガイモとにんじん、ちゅっくらいに刻んで、レンジで4分。
・・・とかやってるうちに、妹娘到着。

はい、と差し出した肉、なんと、頭と足を落とした丸ごと肉!うげ。
羽根は焼いてあったから、助かった。イマドキ藁探すのたいへんなんだよ。
トラクターで脱穀までできるっての使ってるみたいで、藁が粉砕されてて。
長い藁って、探せなくなってるんだ。。。

ばらす?と尋ねた(妹娘は調理師免許あり)ら、魚は捌くけど、肉はイヤだ、と。
ま、たいがい、そうだよな。

うっわ、鶏肉よりか皮が剥がれにくい。
というか、もっと速く持ってきたまえ、冷蔵庫で寝かせたな?
などと内心思うが、黙々調理。
鴨一羽くらいなら、ペティナイフで十分。
ものすごく懐かしい感覚。

パパさんは、いつもなら買ってきた肉しか見てないから、丸ごとの鴨をばらすのが珍しいみたい。
横から、後ろから、じろじろ観察。

羽根の付け根のとこを差し出して、「ここんとこ、こう持って、こうやる(と、片側をやってみせる)
ぱきっ、と骨が剥がれる音で、きゅっとなる、パパさん。おもしろ。

反対側を差しだし、はい、って、手を添えて教えて。
できた!って、けっこう嬉しそう。
肉の色が違うね、って、めずらしくおしゃべり。

屍肉をいじると、ずっと臭いが残るから、こういう系をやる人たちは、昔はエタヒニンって言われて阻害されたんだよな。
今は便利な時代になったよね。何でも買える。

小学生の頃から、鮭とか鱈とか、丸ごとどーん、と出されて、さぁ、って出刃握らされて。
なんせ、当時の家の人たちは居候含め20人以上。
魚は箱買い。
オトナも調理するけど、こどもに「ついでに教える」みたいな?
 生きるためには食らう。
 食らうためには調理する。
 命は、最後まで大事に扱うもの、他の命で生きるとは、そういうこと、と教わった。
ちょっとくらい手を切っても、舐めときゃ治る、みたいな?
そのうち、上手になるから、大丈夫だよ、って。
今、そういう指導を受けて育ってる子たち、どんくらい居るのだろう。
なんて、余計なことを思う。

肉剥がしが終わって、焼くのはパパにまかせて、あたしはスープ造り。

まるごとタマネギ、にんじん、キャベツ半分、あれやこれや、ぶっこんで、鴨の骨入れて。
大鍋で煮込む。
お酒でやったら、ちょっと臭みが消えないな。
捌く前に酒で洗ったんだけど、足りなかったな。
ワイン買いに出るの、めんど。(こら!)
粒こしょう、ニンニク、エトセトラ、で、臭い消し。泥縄だなぁ、と苦笑しつつ。
料理は、調味料の分量と、入れる順番と、火加減水加減を間違えなければ、ほぼほぼ美味いです。
大雑把で乱暴だけど、けっこう真実。
出来たスープを小鍋にふたつ、妹娘に持たせて。

うーん、あとでトマトも足して塩ラーメンでも、つくろうかな。。。。

という、暇ネタ。







4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tristan)
2024-02-17 11:09:11
このカモはどなたかが獲ってきたものっていうことですか?
確かに、今は肉類はもちろん、魚もほぼ切り身ですからこういうのはかなりレアですね。

>生きるためには食らう。
>食らうためには調理する。
>命は、最後まで大事に扱うもの、他の命で生きるとは、そういうこと
その通りですね。
でも、今は子供はおろか大人もそれを意識している人は相当少ないんじゃないでしょうか。
もうずいぶん前の話ですが、どこかの高校で、自分達で育てた豚を授業で解剖してそれを食べるということをやった先生が、親御さんからかなり批判されたことがあったように思います。

私は食肉用の動物を自分で解体したことはないのですが、若い頃に仕事のために一時期食肉市場の牛の解体現場に通っていたことがあります。
そこで、命をいただいてそれを食べるというのはこういうことなんだなと、あらためて思いました。
とても貴重な経験だったと、今でも思っていますし、本当は誰でも一度はこういう経験が必要なんだと思いますが、今の時代を考えると、とても難しいことだなと思います。
でも、せめて、魚の類位は自分で殺してさばいて料理するっていうのをやった方がいいかもしれませんね。
返信する
Tristanさん、こんばんは^^ (otikomi)
2024-02-17 19:09:50
聞いてませんが、もらい物だと言ってましたので(たぶん)狩りの獲物と思います^^
あたしの同級生や友人でも、狩りに行きます、犬仲間でも、ポインターやセッターは、ペットで無くて使役犬。
牛の解体に立ち会われたのですか、見応えありましたでしょ。
あたしらは、馬とか牛の大動物のは、お産とかにたちあえれば上々で。
豚は、生まれた子たちは、たいていは鉄道便で出荷してましたね。
ヤギや羊の雌は飼っても良いって、時々飼わせてもらってました。
最近ではジビエがはやってて、鹿とか女子でも解体作業を教わるそうですよ。
川柳の会の仲良しから、前日獲ったから、って、熊汁をもらったり、しました。なつかしい。
田舎ならでは、なのだと思います。
あたしは、そこらは、どうしても自分では。。。です^^;;
理屈と情とは、別物で。あれこれ困るところです。
今は。。。。いろいろ難しいと思います。
教える方も教わる方もいきなりでは、どうにも。。。ねぇ。
カエルの解剖するより、魚の捌き方を教えて、焼いて食べるとか、いかがでしょ。
あ、理科でなくて家庭科になっちゃうのか。
うーーーん。いろいろ、たいへんですね。。。
生きているんだから、「生活科」で、全部まかなえないかしらん。
と、乱暴なお話で。どうにも、ね^^;
返信する
Unknown (Unknown)
2024-02-18 09:41:28
>命は、最後まで大事に扱うもの、他の命で生きるとは、そういうこと

ここ好きです。
確かに私たちがこうやって栄養も十分に与えてもらって生きてこられたのも
他の命を貰っているからなんですもんね。
日本で食事するときに必ず「いただきます」って言うのも、アメリカに感謝祭があるのもそういうところからきてるのでしょうね。
返信する
えっと。。。ケイエスさん、かな? (otikomi)
2024-02-18 16:39:45
ねぇ、大人たちは、子どもにいつも粛々と接してた、のよね。^^
さりげなく、生きることや死ということ、教えてたと思います。
大きいものは出刃や牛刀使うけど、ペティナイフだと小回りきくから、小物には扱いやすいもん。
浜の漁師さんたちは、イカ裂き包丁が扱いやすい、って言ってるし、
山の猟師さんたちは山刀が使いやすい、って。
えっと、アメリカだとジャングルナイフ、かな?長すぎる?
それぞれに使い勝手があって、大人になる頃合いには、達人に近くなってるよね^^
その頃には、無駄な殺生はしない、やたら刃物を振り回さない、他人にケガはさせない、って
身にしみているから、みんな、そういう子たちは、おとなしく見える。
小学生に小刀を持たせない、ってぇ辺りから、なんか、変な方向に走ってる気がする。
なんだかな~~~、な、最近。^^;;
返信する

コメントを投稿