子猫の居る日常

生後数ヶ月の子猫が、生活の中に存在するとき。
これを至福のひととき、と呼ばずに、何をか言わんや。

朝の目覚めのとき。
子猫は、そっと布団の上から、飼い主の顔をなめて親愛の情を示しながら、ささやく。
「ご飯（ごあ～ん！）くれ～～！（あぉ～～）」
子猫は、本当に軽い。ほこほこ動くのが判るから、目を閉じていても愛らしさは伝わる。
なかなかに麗しい光景なので、すぐに起きるのがもったいなくて、寝たふりをする。
すると、子猫はさらに続ける。
なめなめ・・・・なめなめ・・・・ざーり、ざーり、じょーり、じょーり。

ちょっと痛いな、と思いつつ、がまんしていると、猫の方の我慢が切れて
がんぶっ！
と、耳なりほっぺたなりを「甘がみ（囓るまねっこ）」する。
甘がみなので、痛くはないけど、かわいそうなので起きてご飯をあげる。
んにゃ、んにゃ、ごにゃごにゃ。
（訳＝うーーーん、なんて美味しいんだ！たまらんねぇ！！）
と、声を上げながら、ぱくついている姿。
ちょと小首をかしげたり、うっとり目を閉じたり、可愛いこと可愛いこと。

たらふく（といっても、子猫のことゆえ、ほんの少しなんだけど）食べると、
安心して毛繕いを始める。
足の指まで「ぱっ！」と開いて、一本一本の隅々までを、丁寧にきれいにする。

猫は、もともと、とても「きれい好き」。
栄養と運動と睡眠が満たされていれば、自然に美しい毛づや、優雅な物腰で
飼い主を満たされた気持ちにさせてくれるものだ。

日中の、わずかな時間。
ふっと猫を目で探す。
その子なりのお気に入りの場所が、どの子にもきっとある。
そこに、のびのびとお腹を出して寝ころんでいる子猫。
飼い主の視線に気づくと、起きあがろうとしてそのまま逆さまに「ころん」と
落っこちたりして、焦って毛繕いで気持ちを落ち着かせようと頑張ったりする姿も
愛らしさ倍増。
でも、可愛いからといって、わざと落っことしたりは、絶対にしないで。
飼い主との信頼関係を壊します。

そんな子猫も、いつか大人になります。
大人の猫は、物静かで飼い主の生活にとけ込んでいます。
飼い主が淋しいとき、きっと側に来てくれます。
淋しくないとき、というか、忙しいときにも来るのは、深い愛情の表れですから
まぁ、邪魔と言わずに、なでてあげましょう。

ってなわけで、子猫、いらんかね？
まきぼうひゃんとこに、とびっきりのハンサムボーイが二匹、居りますぞ。
まきぼうひゃんとこは「猫缶っておいしいの？」で検索すると、すぐ行けますよ♪
ここのリンク（今日の天使）から、日記にも直で行けますよ～（＊´∇｀＊）