自慢の一本です。
紫のバラなのです。
今年も、よく咲いております。
これは、小学校からの親友が津軽のバラ園に見学に行った時のおみやげにもらった、小さな鉢植えのバラを、挿し木で増やしたものですよ。
元々は、かなり花弁数の多い、ラナンキュラスに似た感じの花でした。
それを手渡す時、彼女は少し恥ずかしそうに
「あのね、この花は、盛りを過ぎていて安かったのよ。
でもね、きれいだったからね、いいよね。」
いいわけがましいようだが、持ってきてくれた気持ちが嬉しかったので。
その後、彼女はガンになって、残念なことに亡くなってしまった。
その年、なぜかそのバラも根腐れを起こして、枯れてしまった。
彼女が気に入っていたから、あの世に持って行ったのかもしれない、なんてことを考えたっけ。
で、挿し木で増やしてあったものだけが、生き残ってあたしの手元に残った。
挿し木のバラは、紫の色合いが元の花よりも濃くて、花弁の数は少ない。
シンプルで、あたしの好みにできあがってくれた。
何故なのか、理由は分からないままだが、調べる気にはならない。
分からないことを分からないままにしておくことも、時には必要なのです。
紫のバラなのです。
今年も、よく咲いております。
これは、小学校からの親友が津軽のバラ園に見学に行った時のおみやげにもらった、小さな鉢植えのバラを、挿し木で増やしたものですよ。
元々は、かなり花弁数の多い、ラナンキュラスに似た感じの花でした。
それを手渡す時、彼女は少し恥ずかしそうに
「あのね、この花は、盛りを過ぎていて安かったのよ。
でもね、きれいだったからね、いいよね。」
いいわけがましいようだが、持ってきてくれた気持ちが嬉しかったので。
その後、彼女はガンになって、残念なことに亡くなってしまった。
その年、なぜかそのバラも根腐れを起こして、枯れてしまった。
彼女が気に入っていたから、あの世に持って行ったのかもしれない、なんてことを考えたっけ。
で、挿し木で増やしてあったものだけが、生き残ってあたしの手元に残った。
挿し木のバラは、紫の色合いが元の花よりも濃くて、花弁の数は少ない。
シンプルで、あたしの好みにできあがってくれた。
何故なのか、理由は分からないままだが、調べる気にはならない。
分からないことを分からないままにしておくことも、時には必要なのです。
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