2021年12月13日
昨夜から、冷たい風が吹いていてとにかく寒い我が家地方。
今も、『ゴ~』という音を立てて風が吹いていて、感覚的には台風並みだ。
まぁ~、12月中旬になるとこれが普通なんだろうけど、比較的暖かい日が続いていると一寸した寒さでも堪えるなぁ~って思う朋友ママです。
今日のテーマは何にしようかな?と思いながら洗濯物を干していると、我が家から見える保育園を通して子ども達がウロウロしている様子が見えた。
フト、『この子達ってどの位幸せを感じているのかな?未だ小さいから解りにくいか?』なんて思いながら暫く眺めていた私。
で、ネットで子ども達の幸福度について調べてみると、先進国だと言われている38カ国(日本を含む)を調べた結果を見て驚いた。
なんとワースト2位という結果なのだ。
『え~、何で?他国と違って戦争も無いし、環境も比較的恵まれていると思うんだけどなぁ~』と、私は思ったのだが、
子ども達にとって他の国を知らないで過ごしていると比べる対象も無いから【幸福度】が掴めないのかな?と、勝手な想像をしている。
戦争も無いし、環境も恵まれているけど、もしかしたらそれ以外の理由で子ども達が不平不満を感じているから【幸福度】が低いのかな?という風にも思った私は、違う角度で調べてみようと思った。
すると、勉強のこと・学校の校則のこと・親や大人の対応など、子どもにとっては気に入らない要素があるらしい。
私が子供時代に感じたのは、物事に対して不平不満があったとして、それを親に伝えたら『それはルールなんだから守りなさい』とか『それが普通や。従いなさい』とか『文句言っていないでさっさと行動しなさい』とか言われて、それでも腑に落ちないから『何で?』と聞いたら『何でもや』って怒り出すわけだ。
なので、それ以上聞けないから、私の中では不完全燃焼となるわけ。
ここで、親が私の意見を一通り聞いてくれて、一旦受け入れてくれて(心の中で違和感があってもね)、そのあとで『お母さんは○○だと思うんだけど?』とか『お父さんは△△だと思うんだけど?』という風に意見交換できれば、『自分の意見を聞いてくれて、自分の事を大切にしてくれているんだな』って思うことが出来て、私の中で安心感も生まれる訳よ。
そういうのが欲しかったなぁ~って、今でも思うわ。
子どもにとって、自分の意見を尊重して貰えるか?貰えないか?で受け取り方も違うと思うのよね。
(これって、大人に対しても言えるんじゃ無いかな?
組織内で活動している方だったら特にこのような場面って出てくるように思うんだけど?)
つい、子どもの意見よりも自分の意見を尊重して、自分の都合の良いように聴いて判断しがちでは無いだろうか?
子育て中の親御さんだったら【過保護】や【過干渉】という言葉を耳にするかと思う。
その言葉を聞いてどんな印象があるだろうか?
その印象によって、子どもとの関わり方が私は変わってくるように思っていて、
私に中で思う【過保護】は、子どもの意見を尊重して子どもがやりたいと思っていることや感じていることがあったら、それに対して背中を押したりサポートする役目を親がするものだと思っていて、
【過干渉】は、子どもの意見を尊重せずに、親の意見を子どもに押しつける感じを受けるのだ。
私も、最初は【過保護】というと、「子どもを甘やかして、わがままを聞いてあげる事によって親離れできなくなる(自立できない)から駄目だ」という印象を受けていたけど、
娘たちと関わっていく内に『それは違うな?』という風に変わってきたのである。
子どもは遠慮無く親に甘えても良いと思うし、時にはわがままを言っても良いと思う。
その状態を(感情を)しっかりと受け止めてあげたら心が安定するし、安心を得ることで自立もしやすいと思うのよ。
実際、娘たちと関わってきて、心の底から実感していることだから言えるのであって、たとえ周りから見たら「えっ?」と思うような印象を受けても「我が家のルール」として堂々と関わっていけば問題ないと思う。
たまに、娘たちと同世代の親御さんと話をしていて、私が『顔を見合わせたら「ムギュ~」とハグするのが日課だよ』という話をすると『えっ?20歳超えているよね?それでもするの?』という感じで言われることがある。
私は堂々と『するよ。お陰で娘たちの心が安定しているからね』と言うと『へぇ~』って言う返答が返ってくる。
(不思議な親子・・・っていう感じがバンバン伝わるけど、今となったら気にしない)
パパさんには一寸遠慮がちなんだけど、パパさんも娘たちの気持ちが解るので『甘えたいんか~』と言ってハグしているからね。
その光景は、私から観たら【幸せ】そのものなんだよね。
ハグをすることで、娘たちの心の状態が何となく解るのも、長年しているからこそ感じるんだろうなぁ~と思っている。
ある意味、親の特権みたいな感じがするよ。
【幸せ】って、人それぞれ感じ方は違うかもしれないが、日本の未来を担う子ども達には少なくとも人との関わり方で【幸せ】を手に入れて欲しいなぁ~と思うし、【幸福度】がUPすることを願いたい朋友ママなのである。