大阪芸大ジャーナリズム研究会

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劇団アンゴラ・ステーキの公演 8月3日(土)4日(日) 大阪市立芸術創造館で

2024-07-14 21:00:00 | 告知記事

 「劇団アンゴラ・ステーキ 第5回公演 『ザ・クリープショウ』」が8月3日(土)と4日(日)に大阪市立芸術創造館3階大練習室(大阪市旭区)で上演されます。今回の公演では今年1月に行われた大阪市主催の演劇祭「ぱくっと!2024」への参加時に比べ、多くの大阪芸大舞台芸術学科の学生が出演、運営します。<曽我亮翔>

 劇団アンゴラ・ステーキは関西の小劇場を中心に「ナンセンス、ノーウェーブ」を掲げ活動している劇団で、今作「ザ・クリープショウ」は中村圭吾さんが脚本、演出を手掛けています。


(劇団アンゴラ・ステーキ 第5回公演「ザ・クリープショウ」チラシ表)

 出演者は以下の通りです。
〈劇団アンゴラ・ステーキ〉
佐藤大夢さん、上田鈴夏さん、熊谷帆夏さん、波佐間凜さん、大島深幸さん
〈客演〉
沖野主珠さん、原口はじめさん、中田桂輝さん(劇団,白薔薇)、新木光さん(サカナ注意報)、伊東大翼さん、坂下夏菜さん、木牟禮佳乃さん

 大阪芸術大学舞台芸術学科からは
 佐藤大夢さん、上田鈴夏さん、熊谷帆夏さん、波佐間凜さん、坂下夏菜さん、原口はじめさん、中田桂輝さん、伊東大翼さん、木牟禮佳乃さんが出演。スタッフとして田中陽太さん、福谷茉菜さん、青木美羽さん、和さんが参加します。


 料金は一般、学生ともに前売券と当日券があります。学生料金で観劇する場合は、学生証の提示が必要です。
 2公演以上観劇する場合は、2回目以降、割引料金で観劇することができます。(リピート観劇割引)

 8月3日の昼公演後に、中村圭吾さんと中村ケンシさん(劇作家、演出家 空の驛舎 代表)によるアフタートークが予定されています。
 8月4日の終演後に、中村圭吾さんとオグラチヒロさん(大阪アーツカウンシル アーツマネージャー)によるアフタートークが予定されています。


(劇団アンゴラ・ステーキ 第5回公演「ザ・クリープショウ」チラシ裏)

<劇団アンゴラ・ステーキ 第5回公演 「ザ・クリープショウ」>
●日時=2024年8月3日(土)13時~、19時~ / 4日(日)14時~
●場所=大阪市立芸術創造館3階大練習室
●アクセス=大阪市旭区中宮1-11-14(大阪メトロ谷町線 千林大宮駅から徒歩約10分)
●料金=前売券:2000円、当日券:2300円
《学生》前売券:1500円、当日券:1800円 ※受付で学生証を提示してください
※未就学児ひざ上鑑賞無料 ※リピート観劇割引があります
●チケット=予約フォームhttps://docs.google.com/forms/d/1zcQ3DY6AYunNvt5iQg0gueJonOJ8hCPwnbOenMtkn7E/edit
●問い合わせ=メール:angorasuteki@gmail.com


俳優の浜畑賢吉さん死去 3月まで舞台芸術学科の学科長

2024-07-07 18:40:59 | ニュース

 俳優で大阪芸大舞台芸術学科の学科長を務めた浜畑賢吉(はまはた・けんきち)さんが7月2日、前立腺がんのため亡くなりました。81歳でした。複数の報道によれば、葬儀は近親者のみで行うと報じられました。喪主は、妻で俳優の上村香子さん(78)。<取材班>


(画像:OFFICE MIYAMOTO公式サイトの浜畑賢吉さんプロフィール欄から)

 7月7日4時にスポーツ報知が死去の一報を流すと、昼前から午後にかけて日刊スポーツ、読売新聞など各メディアの訃報が続きました。

 浜畑さんは1942年生まれ、東京都出身。OFFICE MIYAMOTO所属。
 劇団俳優座の養成所を経て、66年に劇団四季に入団しました。初舞台は「カラマゾフの兄弟」でした。その後も「ハムレット」や「コーラスライン」など数々の名作ミュージカルに出演しました。

 ドラマにも多数出演し、1968年には日本テレビ系「進め!青春」で主演を務めたほか、NHK大河ドラマでも活躍しました。「天と地と」で武田信繁、「国盗り物語」で朝倉義景を演じ、96年の「秀吉」では細川藤孝役を務めました。

 1994年の四季退団後は、俳優業だけでなくミュージカルやオペラの演出も手掛け、大阪芸大の舞台芸術学科では2004年から教授を務め、今年3月まで学科長、その後も教授職でした。

 7月7日19時52分現在、まだ所属事務所「OFFICE MIYAMOTO」のサイトでの発表はありません。

 


関西の8音大オーケストラ 9月15日(日)京都コンサートホールで

2024-07-05 09:05:00 | 告知記事

 第13回「関西の音楽大学 オーケストラ・フェスティバル」が9月15日(日)に開催されます。このコンサートでは大阪芸大の大友直人教授が指揮を務めるほか、芳賀拓郎教授がバリトン独唱します。場所は京都コンサートホールで、15時開演予定です。チケットは一般1500円、高校生以下500円、全席自由です。<曽我亮翔>

 今年で13回目の開催となる「関西の音楽大学 オーケストラ・フェスティバル」では大阪芸大をはじめ、大阪音楽大、大阪教育大、京都市立芸術大、神戸女学院大、相愛大、同志社女子大、武庫川女子大から音楽家が出演する予定です。また管弦楽・合唱で参加大学の有志らが出演します。

 演目は、「オペラ《万葉集》~二上挽歌編~より抜粋」と(作曲:千住明/台本:黛まどか)、「幻想交響曲 作品14」(作曲:ベルリオーズ)です。

 開場後14:20からは大阪教育大と大阪芸大の学生によるロビーコンサートも開催されます。
 当日、ホワイエには各大学の案内ブースが設けられる予定です。


(学内の掲示ポスター)

第13回 関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル
●日時=2024年9月15日(日)15:00開演(14:00開場)。
●場所=京都コンサートホール 大ホール
●アクセス=京都市営地下鉄烏丸線「北山」駅下車1,3番出口から南へ徒歩5分。
●料金=一般1500円、高校生以下500円、全席自由。

●チケット=京都コンサートホール、ローソンチケットで発売。
●問合せ=京都コンサートホールチケットカウンター 電話:075-711-3231(10:00~17:00)第1・第3月曜休館。休日の場合は翌平日。




急逝の松野太紀客員教授 学生たちの声

2024-07-02 09:46:17 | ニュース

 声優で大阪芸大客員教授の松野太紀(まつの・たいき)さんの急逝に、教え子の学生たちからは悲しみの声が寄せられています。<取材班>

(画像:松野客員教授のメッセージ。大阪芸大サイトから)

 松野さんは、6月26日、右大脳出血で死去しました。56歳でした。前日の6月25日には、いつもと変わらず学生たちを指導する松野客員教授の姿が8号館スタジオにあっただけに、SNSやキャンパスには、学生たちの驚きと悲しみの声が広がっています。

 去年から実習で教えてもらっているという3年生の女子学生は、厳しくも学生たちに慕われる教員だったといいます。
 「3年に上がって初めの授業で進路を話す機会があって、その時の真剣な姿で、私たちが将来を具体的に考えているか心配してくださっているのかなと感じた」と振り返ります。
 「私たちが生半可な気持ちやダレてしまっていた時に喝を入れてくださった。厳しく指導してもらったおかげで、みんな『もっとしなきゃ』とギアが上がるように感じた」といいます。
 松野先生の言葉で一番印象に残っているのは、「全部がつながっている」という言葉。複数の先生から指導を受けて悩んだとき、他の授業につなげて練習していくことの大切さを教えてもらったといいます。
 突然の別れに、「もっと先生のお話を聞きたかった。悔しい。大好きな作品を生み出した松野先生の作品への愛と努力を教えてくださってありがとうございました。先生に教えてもらったことを忘れず頑張りますので、見守ってください」と取材に答えました。

 X上などに公表されている大阪芸大の学生たちの声を掲載します(わかる限りの属性を表記します)。

▼(前日の)火曜にあいさつをして、その時は元気な様子だった。厳しいがしっかりと指導してくれる先生だった。(放送学科・3年)

▼もっと教えてもらいたかった。自分の成長する姿を見せたかった。
(放送学科声優コース・2年男性)

▼1度も先生の授業を受けないまま会えなくなって辛い。授業を楽しみにしていた。(放送学科声優コース・2年女性)

▼声が生きるとはなにか、声優を志す上で大切なこととは、松野先生からたくさん学んだ。(放送学科声優コース)

▼もっと先生の話を聞いておけばよかった。これからは後悔しないように学ぶ。大変だったけど、楽しく身になり、自分を見つめ直す時間をありがとうございました。(放送学科声優コース・2年女性)

▼来月からようやく松野先生の授業を受けられるところだったのに…。(放送学科声優コース・2年女性)

▼学科が違うため松野さんが芸大の教授だと知らなかった。急すぎてさびしい。(文芸学科・2年)

▼水曜の授業の前日に「お疲れさまです」と挨拶したのが最後の会話だった。それが最後の会話になると思わなかった。(放送学科声優コース・2年)

▼さすがに動揺した。厳しくも愛のある方で、大学時代の授業で大変お世話になった。(放送学科卒業生)

▼今は正直、心の整理ができてない感じ。自分は特に松野先生にかわいがってもらっていたから、この件を知ったとき信じたくない気持ちとショックで感情がぐちゃぐちゃになった。(放送学科声優コース・3年男性)

▼最後に松野先生見たのは火曜日のカレッジ(編集部注:学内の喫茶店)が最後やったけど、普通に健康そうに見えたかな。(放送学科声優コース・3年男性)

▼直近の出来事すぎて気持ちの整理がつかない。(放送学科声優コース・3年男性)