2月6日、大阪芸大放送学科の有志が企画した「リアル謎解きゲーム」が開催されました。期末試験期間にもかかわらず、雪の舞う中、24組が謎解きにチャレンジしました。謎解きに成功したのは、わずか2組という難しさに、参加者は少々くたびれた様子でした。<吉岡心>
(写真:雪の舞うなかでも、スマホとにらめっこで謎を解く参加者 2025年2月6日午後、大阪芸大8号館前で)
放送学科の有志が企画した「リアル謎解きゲーム~学科長からの挑戦状~」が、2月6日14時30分から行われ、制限時間90分で24組48人が参加しました。
LINEのやりとりなどを使って学内中を歩き回る探索型謎解きゲームになっていて、手をあごに添え、メモを取りながら挑戦していました。
6号館テレビスタジオフロアからスタート、キャンパス内でヒントを得て、テレビスタジオ副調整室、8号館音声スタジオなどで問題を解いて、最後は再びテレビスタジオを目指すゲームです。
参加者は雪が舞う中で、11号館や20号館でヒントをキャッチ。すかさず次のポイントに向かっていました。
参加した放送学科1年生は、「(学科長の誕生日を聞く質問など)放送学科ならではの問題があり、スタジオのスイッチングも使っていてすごく豪華」と楽しそうでした。
(写真:難問に悩む学生たち 20号館中庭で)
謎解きに成功したのは、わずか2組。スタート地点のテレビスタジオに戻ってきた参加者は、くたびれ果てた様子でした。
優勝は下見茉鈴さんと浦野丹瑚さんの放送学科1年生コンビの「チームラブ」。インスタで開催を知って参加したという2人は「(相棒の)丹瑚が、『今日は冴えてる』というので助かった」(下見さん)、「負けず嫌いの茉鈴のおかげ」(浦野さん)とたたえあっていました。
準優勝は廣瀬咲南さん(キャラクター造形学科2年)と渋川憂真さん(映像学科2年)のコンビ「蜆(しじみ)」チーム。2人は大道芸サークル「むつごろう雑技団」のメンバーで、謎解きゲームの制作の経験があるというだけあって、ヒントを見抜くなど余裕で解き進みました。
受付を済ませたあと、増田明美教授の「スポーツと健康」の期末試験を受けてから遅れて参加。30分ちょっとで解き終える余裕を見せました。優勝した「チームラブ」の背中を見ながら進んだものの、「どうしても追いつかなかった」と悔しそうでした。
(写真:「チームラブ」と「蜆(しじみ)」の猛烈なトップ争い 8号館音声スタジオで)
今回謎解きゲームを企画した長町逸大さん(放送学科4年)は、「スタッフの人数が参加者より少なく作業が大変でした。謎解きが難しすぎて成功者が出ないと思っていましたが2組もでてびっくりしました」と満足そうでした。
(写真下:企画した長町逸大さん)
了