久しぶりの更新である。最近の政治を見ていると、とても私の想像力では先を見通すことが困難で、どうしても論評を避けざるを得なかったということである。
で、どうなるか?そんなことは私にはわからない、はっきりしているのは、今以上に格差が広がり、一般庶民はますます貧乏になるだろうと言うことだ。
昨日、うどんを食べに来た青年と話をしていた。彼はパーキングメーターの監視員で、普通なら定年退職者が従事するような閑職で、本来彼のような若い人がやるような仕事ではないのだが、なにやら訳がありそうである。
彼はフィリピンに一週間ぐらい旅をしてきたという。
「観光に行ったの?」
「いや、観光ではなく、女房がフィリピンに居て、日本に来たいのだけどなかなかビザが下りなくて、僕が直接現地の日本大使館へ行けば話がつくんじゃないかと言われてね…。」
「あっ、奥さんは日本国籍がないんだ・・・。」、「そうなんだ、だからなかなかむずかしくてね・・・」
まあ、難しい話なのでこれ以上は割愛するが、肝心の話として、彼が言うには、現地の所得水準は日本のだいたい10分の1で、日当は何百円の世界だそうである。しかし、物価はそれほど安くない。マックのハンバーグも90円ぐらいだとか。
つまり、非常に生活が大変だということである。以前、やはり英国へ旅行してきたという甥っ子に聞いた時も事情は同じである。つまり、低賃金、高物価だったのだ。それに比べると、日本は高物価だが、高賃金なのだ。それが徐々に変化しつつある。
フィリピンがどうしてそれほど暮らしにくいかと言えば、華僑が搾取しているというのが常識である。英国は言うまでもなく超格差社会で、貴族階級が今でも富を独占している。つまり、大多数の庶民の所得を少数の貴族が搾取している図式なのである。
現在の日本はどうか?この所得構造が平成から変化し始めた。昭和は戦争さえなければ非常に良い時代だった。逆かな?戦争のおかげで民主的な構造で平等な時代を過ごすことができたと言うべきかな…。そして平成になり、今上さんが所得構造に不満を抱いたのではないか、つまり、「もっと上流社会の取り分をふやせ・・・」と。
そこでいろいろな改革?に手をつけ始めた。「お父ちゃんは庶民に優しすぎた」のであり、「平成は貴族に優しい社会にする」ため行政改革や構造改革を命じたのである。
貧乏人から金を巻き上げるのは消費税が一番手っ取り早い。平成元年に3%でスタートし、すぐに5%に上昇。今回の地震でいよいよ10%確定である。
その改革方針に逆らった橋本龍様、安倍ちゃん、福田君、鳩山坊ちゃま達はみんな不本意ながら辞任していった。その中で自分の役割を知り、命令に忠実だった小泉ちゃんは任期を全うしたし、菅ちゃまは二年連続でサミットに参加させてもらえたのだ。管さんも偉大なるイエスマンだったのだ。
天罰は日本の原子力推進派に対して下されたものである。しかしそれにより庶民は節電による不便さ、エネルギー転換による電力料金の値上げ、そして国債大量発行のための大幅な増税、さらにあらゆる原料の値上げなどと、徐々に地獄の苦しみを味わうことになる。
本来ならインフレになり、給料もそれに合わせ上がっていくはずであるが、現在はデフレである。給料は上がらないのである。つまり、日銀や財務省が市場に回る通貨を極端に絞っているため景気が良くならないのだ。解決法は、とにかく紙幣を刷りまくり市場にばらまくしかない。でも、政治家のほとんどは日銀に買収されており、政府紙幣の発行はあり得ない。つまり、もう我々は貧乏から抜け出せないということだ。
私たちに残された道は、貧乏でも楽しめる人生のおくり方を探すことだろう。なに、金ばかりが人生ではないのだ。
で、どうなるか?そんなことは私にはわからない、はっきりしているのは、今以上に格差が広がり、一般庶民はますます貧乏になるだろうと言うことだ。
昨日、うどんを食べに来た青年と話をしていた。彼はパーキングメーターの監視員で、普通なら定年退職者が従事するような閑職で、本来彼のような若い人がやるような仕事ではないのだが、なにやら訳がありそうである。
彼はフィリピンに一週間ぐらい旅をしてきたという。
「観光に行ったの?」
「いや、観光ではなく、女房がフィリピンに居て、日本に来たいのだけどなかなかビザが下りなくて、僕が直接現地の日本大使館へ行けば話がつくんじゃないかと言われてね…。」
「あっ、奥さんは日本国籍がないんだ・・・。」、「そうなんだ、だからなかなかむずかしくてね・・・」
まあ、難しい話なのでこれ以上は割愛するが、肝心の話として、彼が言うには、現地の所得水準は日本のだいたい10分の1で、日当は何百円の世界だそうである。しかし、物価はそれほど安くない。マックのハンバーグも90円ぐらいだとか。
つまり、非常に生活が大変だということである。以前、やはり英国へ旅行してきたという甥っ子に聞いた時も事情は同じである。つまり、低賃金、高物価だったのだ。それに比べると、日本は高物価だが、高賃金なのだ。それが徐々に変化しつつある。
フィリピンがどうしてそれほど暮らしにくいかと言えば、華僑が搾取しているというのが常識である。英国は言うまでもなく超格差社会で、貴族階級が今でも富を独占している。つまり、大多数の庶民の所得を少数の貴族が搾取している図式なのである。
現在の日本はどうか?この所得構造が平成から変化し始めた。昭和は戦争さえなければ非常に良い時代だった。逆かな?戦争のおかげで民主的な構造で平等な時代を過ごすことができたと言うべきかな…。そして平成になり、今上さんが所得構造に不満を抱いたのではないか、つまり、「もっと上流社会の取り分をふやせ・・・」と。
そこでいろいろな改革?に手をつけ始めた。「お父ちゃんは庶民に優しすぎた」のであり、「平成は貴族に優しい社会にする」ため行政改革や構造改革を命じたのである。
貧乏人から金を巻き上げるのは消費税が一番手っ取り早い。平成元年に3%でスタートし、すぐに5%に上昇。今回の地震でいよいよ10%確定である。
その改革方針に逆らった橋本龍様、安倍ちゃん、福田君、鳩山坊ちゃま達はみんな不本意ながら辞任していった。その中で自分の役割を知り、命令に忠実だった小泉ちゃんは任期を全うしたし、菅ちゃまは二年連続でサミットに参加させてもらえたのだ。管さんも偉大なるイエスマンだったのだ。
天罰は日本の原子力推進派に対して下されたものである。しかしそれにより庶民は節電による不便さ、エネルギー転換による電力料金の値上げ、そして国債大量発行のための大幅な増税、さらにあらゆる原料の値上げなどと、徐々に地獄の苦しみを味わうことになる。
本来ならインフレになり、給料もそれに合わせ上がっていくはずであるが、現在はデフレである。給料は上がらないのである。つまり、日銀や財務省が市場に回る通貨を極端に絞っているため景気が良くならないのだ。解決法は、とにかく紙幣を刷りまくり市場にばらまくしかない。でも、政治家のほとんどは日銀に買収されており、政府紙幣の発行はあり得ない。つまり、もう我々は貧乏から抜け出せないということだ。
私たちに残された道は、貧乏でも楽しめる人生のおくり方を探すことだろう。なに、金ばかりが人生ではないのだ。