今週は忙しかった。ひょっとしてコロナ前の水準に戻ったのでは?と思うほど客足が多く、とても疲れてしまいました。いきなり研究不足の言い訳かと思われても仕方がなく、そう、お勉強がほとんどできず毎日疲れてばたんキュウでした。それでも一週間放射能の記事を読んでいました。放射能が怖いという日本人が多い中で一体何が怖いのか、そしてどれほど怖いものなのか、一体私たちは放射能の何を知っているのか・・・が気になって少し基礎から学ぶ必要があるのではないか、と思ったわけです。
テキストとしたのは「放射線について考えてみよう」です。
https://radiation.shotada.com/chapter/0%EF%BC%91
章が進むごとに難しくなり一週間かけても全章を読破できませんでした。ただ科学者として客観的に放射線を見ている人の説明だけに真実を丁寧に理解してもらおうという誠意は感じます。
α線、γ(ガンマ)線、β線の違い、それと陽子と中性子を結び付けている「強い力」、これが原爆の怖さの正体のようですが、これらを多少なりと理解できたのは大きな成果でした。
肝心の放射性汚染に関してはこの論文には触れられていませんのでまた別の記事を探さねばなりません。
やれやれ、コメの放射能汚染の疑念を振り払うのもなかなか大変です。ある読者から「健康をうたい文句にしている方が放射能や残留農薬を気にせず発酵発芽玄米を販売するのはだめでしょう。」と言われたのがショックで、もちろん反省しまして歴史の勉強を先送りし現在放射能の研究を進めているわけです。
ただ、私も飲食に従事している関係で薬品の汚染には心を痛めています。その中で一番体に悪いものが保存料だとは気づいています。わが店の一番売れているのがカレーうどんで、かなり大量にルーを仕込み、やはり結構の量を翌日に持ちこします。この保存のルールはかなり厳密で、28度まで冷やし、なるべく少量に小分けして冷蔵をします。これをさぼると発酵し廃棄することになります。何度も捨てています。飲食店で保存料を使っている方はいないと思いますが、市販の調味料、添加剤には必ず保存料が使われています。店のだしはもちろん無添加ですが、市販のうどん汁は絶対に入っています。もちろん安全基準はあるものの絶対安全というわけではありません。要は、我々は自己責任でそれらの添加物の毒を身体から排出せねばなりません。
放射能よりも残留農薬よりも食品添加物の方が深刻なのです。しかし現実にコンビニの食品を喜んで食べているのが現実で、今後も減ることはないでしょう。したがってとやかく言うよりもどのようにして自分を守るかを考えるべきです。とはいえ、現状はほぼ無策でこれと言って決め手がない状態です。今後の大きな課題です。
さて、董さんからモリンガクッキーの問い合わせがありました。実は自分用にしか作ったことがなく、販売はしたことがありません。理由は言うまでもなくコストです。モリンガパウダーは高価です。自分で食べる分には構いませんが、販売する場合普通のクッキーに比べ高価なのに特別においしくなるわけではありません。要は、モリンガのすごさを知っている人しか買わないでしょう。
まあ、そんなことはともかくとして久しぶりに作ってみました。一つはナッツ入り、もう一つはアーモンドスライスを入れてみました。前にも言いましたがモリンガの食べ方としてクッキーが良いのかは私にはわかりません。ただ、抹茶パウダーと同じ作り方なので特に難しいことはありません。味は少し粉っぽい以外普通のクッキーと同じです。
今回は粉150gに対し10gのモリンガを入れています。マーガリンが75g、グラニュー糖60g、全卵半個です。結果、ちょっと粉っぽかったのでもう少し油脂を増やした方がいいのかも。
全部まとめてスピードカッターで一気に・・・。
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これをまとめ、40ミリの塩ビ管に詰めて冷蔵します。(急ぐときは冷凍庫)へ。
8mmに輪切りします。
オーブン、160度で13分、140度で10分、焼きます。