■パンカップ店主の昭和的こころ 「三角ベースボール」

アラカン・パンカップ店主の昭和的こころの復活記◇昭和の時代・日本の伝統を見直しませんか?!

「鉄のフライパン」が教えてくれるもの

2010-07-30 19:34:36 | 三角ベースベール■昭和
話が飛んでしまいましたが・・・、
うちの子たち・・・2人とも生まれたときから極度のアトピー性皮膚炎で上さんは今でも食事に結構気を使っています。いわゆるレトルト食品や冷凍食品は素材系以外はほとんど買わないし使っていません。当然おかずも基本的に「手作り」ということですよね。

アトピーと食事のことですが、こどもたちが生まれた今から20数年ほど前には自然食とか無添加食品とかは、あるにはありましたが、なかなか手近になくて、うわさを聞いて遠方まで自動車を走らせて買いに行ったことなどもありましたが、当時の自然食品は、はっきり言って「まずい」「おいしくなかった」。この頃は群馬大学がアトピー性皮膚炎について、熱心であったようで、関越を使って大学の周りにある自然食品のお店に通っていました。大豆を使わないしょうゆ、味噌。バーターや牛乳を使っていないパンなど、今考えると代用食といってもいいほどの代物でした。

※そんなこともあって、また非常時のことも考えて・・・、
※今度のお店(2000年11月28日オープン)には、生鮮食品を除いた一般食品の【自然食コーナー】も設けました。
※野菜などは近所の農園から毎日売りに来てくれるのでとりあえず心配はないようです。
今の自然食品、無添加食品は、「おいしいですよね」。賞味期限は短いけど・・・。 パンカップ店主敬白
◆ところで子育てと料理。
  インスタント時代への反省・・・

モノがあふれる豊かな時代に育った人達が母親となり、子育てに時間と手間を取られ、いらいらしているようです。テレビや雑誌のコマーシャルなどで、手を抜くこと、便利なこと、すべてをインスタントにすることが合理的であり、良いことだと吹き込まれて、ゆっくりと時間と手間をかけなければいけない育児に対して、気づかぬうちに拒否反応を起こしているのかもしれません。先日も上さんとの昼食タイムのことを「つぶやき」ましたが、今の子供の中には永久歯の生えてこない子がいるそうです。原因は育児拒否、DVなどにより虫歯があっても歯医者さんに行けない子供。やがて乳歯が抜けても大人の歯が生えてこないほどの状況に陥ってしまうのだそうです。こんなつぶやきをしましたら、結構歯医者さんからの「フォロー」がありました。

「おふくろの味」がなつかしいのは、母親が自分のために手間ひまかけ、心をこめて作ってくれた慈愛へのなつかしさなのです。

食欲がないとき、風邪をひいて熱を出したとき、なんとか子供が元気になってほしいと、おかゆを煮炊きして食べさせてくれたり、塩味のきいた小さなおにぎり。母の味ですよね。

豊かになりすぎ、便利になりすぎたために失ってしまったほんとうの愛。人間性あふれた心の豊かな愛の姿を、この辺で取り戻そうではありませんか。


その大きな愛に感謝をささげます。
◆ところで超貧時代でも母は強かった。
「粗食のすすめ」という本にこんなことが書いてあったか?
「母は強し。」昔は栄養状態も悪かったのに、一家に最低でも4人、多い家では8人兄弟なんていう家庭はざらであった。戦後になって「栄養学」とかを学校で教えられるようになったが、どこかが間違っていたような気がする。

日本にも戦後「産児制限」というのがあったようだ。
これが今の少子高齢時代に結びついているというのだから「自然」がいいのでしょうかね。
◆ところで鉄欠乏時代がやってきた。
(1990.5.7朝日新聞夕刊より)
イロリの鉄なべを囲んだ昔の食事では、貧しいながらも鉄分欠乏貧血は少なかった。なべから鉄が溶け、自然に食べていた。今日の鉄欠乏時代を予測したかのように家政学の後藤たえさんは30年以上も前に、次のようなデータを発表されている。敬意を表したい。

食品原料の中の鉄の量と調理後の鉄量とを比べると◆鉄のかまで炊いたご飯は2倍、◆鉄なべで煮たもの2.5倍、◆鉄のフライパンで油炒めしたものは3.1倍。
なべから出た二価の鉄は、レバーにあるヘム鉄についで腸からの吸収がいい。二価鉄が酸化されて三価鉄になると、吸収もよくない。ビタミンCが貧血によいのは、鉄の酸化を防ぐ効果による。

それにしても、なべから出る鉄はごくわずか。本当にこのような効果があるのだろうか。
疑問はごもっともだが、現在は、食品や飲み水の環境がますます鉄欠乏の方向に進んでいる。鉄なべからの鉄も「食品」の一つとしてみたほうがいいのだ。

白米の鉄は、玄米の半分である。加工食品に鉄分が多いと色や味が悪くなるので、食品添加物の鉄封鎖材をつかう。これは鉄の吸収を悪くする。こんなこともあった。説明文の一部で「顔も白くなる」として怪しげに売り込んでいた食品を調べたら、鉄の吸収を抑える天然物質が多量に含まれていた。なるほど、貧血になれば、顔も白くなろう。

台所の近代化とともに、鉄欠乏時代がやってきた。物置に追放した本物の鉄なべ一つ、フライパンを一つ呼び戻したい。(元九州大学教授・食品研究者 稲神 馨)
◆鉄のフライパンが貧血を防ぎます。

子育て支援もほどほどに。むしろ町にほしいのは奨学金制度

2010-07-30 14:16:47 | 三角ベースベール■昭和
給食費の無料化や子供医療費の無料化などが、政策のテーマによく取り上げられるが、日本人の「誇り」「伝統文化」を失いかねない政策であることに少しは気配りをしてほしい。

特に「給食費の無料化」などは軽々に言うべきものではないと思います。
先日の参院選で大敗を帰した民主党のマニフェストにあるような大盤振る舞いが、これからの寄居町と重ね合わせてみても、いかに「無知」な政策であるか。このときにも少しマスコミが取り上げていましたが、「給食費」を払わない親に免罪符を与えるようなものではないでしょうか。給食、給食費を払う親、これは長い給食の歴史の中で振り返り見れば、「親の慈愛」であり、子供に感謝を学ばせる絶好の教育手段なのです。まさに現代の「食育」そのものなのです。

 「食育」とは。
…石塚左玄(いしづか さげん)が明治時代に提唱。
 「体育智育才育は即ち食育なり」
 「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり(食本主義)」
 心身の病気の原因は食にあるとした。人の心を清浄にするには血液を清浄に、血液を清浄 にするには食物を清浄にすることである。

「食育」としての給食を考えた場合、具体的には
  ◆給食のレベルを上げなくてはならない。
  ◇そのためには優秀な「栄養士」さんを雇わなくてはならない。
  ◆地産地消・身土不二の考え方をひろく教育現場、給食施設、食材の生産現場、生産者に広げていかなくてはならないという大変手間ひまのかかる事業だと思います。 
  ・・・フードマイルの抑制減少策。
  ・・・【身土不二】居住地の自然環境に適合している主産物を主食に、
           副産物を副食にすることで心身もまた環境に調和する。

  などの施策を総合的に展開していかなくてはならないのです。
  「給食は教育」の一環です。参考書はありません。
  地域にあった給食を栄養士さんとともに考えていかなくてはならない大事業なのです。


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昭和30年代から始まった「高度成長」。全国津々浦々で小学校の学校給食が始まりました。
しかし、高度成長期とはいえ、まだまだ、都会と地方の貧富の差は激しく、給食費の払えない子、修学旅行をあきらめる子も多くいたのも事実です。親は子供のために働き、中学の義務教育が終われば地方から多くの少年少女が「集団就職」で都会に出て行った時代でもありました。「ああ、上野駅」の時代です。店主が店を継いでいた昭和50年代の東京の問屋街にはそうした地方から出てきた苦労人のかたがたがたくさんいて、商品のことや商いのことをいろいろと教えていただいたことが今でも忘れない思い出として残っています。

書きかけです。


7月29日(木)のつぶやき

2010-07-30 01:51:48 | 実店舗リビングショップおおたに
06:18 from twittie (ついってぃー)
アラカン・モーニング 今日からお盆準備セールです!
RT @YORIITTER: おはヨリイ!もちろん木曜日?
08:29 from web
やさしい雨が好きです。 http://bit.ly/90oQSA  
19:07 from web
今日は秩父の親戚に「新盆提灯」を2件配達に入ってまいりました。
19:10 from web
となりのマツザキスポーツ・尊敬する坂本さんのお母さんが亡くなられた。お店は隣組のお付き合いをしていただいている。携帯に電話を入れたら『クンちゃん、お母さんを大事にしてください』といわれて、お悔やみの言葉に詰まってしまった。いい先輩です。
20:14 from web
素手で握った「おにぎり」は母の味、コンビニのおにぎりは何の味? 水天宮・武町町内で出されるお祭りのオニギリはなぜか花園ハーズのオニギリです。大きくておいしいのです。お祭りに参加する人にも人気です。
20:17 from web
清涼飲料水に表示されている成分表示「ビタミンC」はほぼ、保存料、酸化防止剤が名前を変えて表現されている。
20:19 from web
町内の有機農法をやっている人に聞いた話。赤い着色料には注意せよ。男の元が薄くなる?
by pancup_banto on Twitter

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