先日twitterのほうに投稿した記事をもう少し詳しく説明してみたいと思います。
私が使用している網は所謂DYで購入できるものですが今のご時世であればネット通販なども
利用出来るでしょうから購入は容易だと思います。
網の番手は細かくなるほど数字が上がっていきます。使用用途で番手は変わっていきます。
例えばコオロギやワックスモス等餌昆虫の維持や繁殖に使う場合脱走されては困ります。
一齢幼虫が網の間から逃げ出さない番数の網を使います。この場合私は100番を使用します。
一般的に網の目は細かくなればなる程使用している針金の直径が細くなっていきます。
網の厚みを計測した場合使用している針金の直径のほぼ倍の数値が金網の厚さになります。
因みに12番で厚さが0.8ミリ、20番で0.5強、30番で0.4ミリ、60番で0.3ミリ弱
80番で0.2ミリ強、100番で0.18ミリ程度です。網戸用として販売されているものは網の
ピッチが20番相当ですが網の厚みは0.4ミリくらいですから強度は落ちます。ただ私が現在
飼育しているような種であれば問題は全く起こりません。
網の厚みは加工用途と大きく関係します。私がよくやるポリプロピレン容器に窓を開け網を熱で
(半田ごてを使い)溶着する場合30番までが限界と考えています。網の目が大きくなると熱の
伝わりは鈍くなり作業が捗らなくなります。反対に金網の針金が細くなればなるほど熱に耐性が
無くなります。ですから半田ごてはワット数の小さなものを使用します。でないと網が”焼けて”
しまいます。焼けた網は強度が極端に落ちますから半田ごては使用電力が20ワット程度のものか
ワット数をコントロールできる器具を使用します。
溶着のコツは網を樹脂の中にねじ込むのではなく熱が伝わった網が僅かな力で樹脂の中に沈んで
いくような作業が理想的です。ですから網の埋め代が最低限の量ですと上手くいきます。
個人的な理想ですが80番の網で2ピッチ程度です。ただしこういった作業をする場合は細やかな
微調整を行う必要性が出てきます。
画像は右から12番、20番、網戸用のステンレスメッシュで私が使っているものです。
そして話は続きます。
私が使用している網は所謂DYで購入できるものですが今のご時世であればネット通販なども
利用出来るでしょうから購入は容易だと思います。
網の番手は細かくなるほど数字が上がっていきます。使用用途で番手は変わっていきます。
例えばコオロギやワックスモス等餌昆虫の維持や繁殖に使う場合脱走されては困ります。
一齢幼虫が網の間から逃げ出さない番数の網を使います。この場合私は100番を使用します。
一般的に網の目は細かくなればなる程使用している針金の直径が細くなっていきます。
網の厚みを計測した場合使用している針金の直径のほぼ倍の数値が金網の厚さになります。
因みに12番で厚さが0.8ミリ、20番で0.5強、30番で0.4ミリ、60番で0.3ミリ弱
80番で0.2ミリ強、100番で0.18ミリ程度です。網戸用として販売されているものは網の
ピッチが20番相当ですが網の厚みは0.4ミリくらいですから強度は落ちます。ただ私が現在
飼育しているような種であれば問題は全く起こりません。
網の厚みは加工用途と大きく関係します。私がよくやるポリプロピレン容器に窓を開け網を熱で
(半田ごてを使い)溶着する場合30番までが限界と考えています。網の目が大きくなると熱の
伝わりは鈍くなり作業が捗らなくなります。反対に金網の針金が細くなればなるほど熱に耐性が
無くなります。ですから半田ごてはワット数の小さなものを使用します。でないと網が”焼けて”
しまいます。焼けた網は強度が極端に落ちますから半田ごては使用電力が20ワット程度のものか
ワット数をコントロールできる器具を使用します。
溶着のコツは網を樹脂の中にねじ込むのではなく熱が伝わった網が僅かな力で樹脂の中に沈んで
いくような作業が理想的です。ですから網の埋め代が最低限の量ですと上手くいきます。
個人的な理想ですが80番の網で2ピッチ程度です。ただしこういった作業をする場合は細やかな
微調整を行う必要性が出てきます。
画像は右から12番、20番、網戸用のステンレスメッシュで私が使っているものです。
そして話は続きます。