琉球諸島からトカラ列島にかけての生物分布は興味をそそられます。明らかに
内地と異なる種の分布はエキゾチックでもあります。
現在国内に分布する緑色のカナヘビのうち合法的に飼育できる種は画像のアオカナヘビのみと
なっています。私は過去に沖縄本島の個体しか飼育しておりませんでしたが今回訳あって別の
ロカリティを入手しました。最近は遺伝子レベルで分類が進んでおり例えばトカラ列島に分布する
トカラハブが奄美大島の個体群と遺伝子レベルでは近縁で沖縄のホンハブと奄美の同種とされる
ものでは遺伝子的に遠いとされています。アオカナヘビが同様であるかは知りませんが種という
のは時として見た目と中身が大きく異なるというのは事実です。
サキシマカナヘビは鱗の配列が他の種と大きく違うため一時は他のクサカナヘビ属から外れて
いましたが現在ではアオカナヘビに近縁であることが知られています。遺伝子レベルの分類で種と
して独立云々はさておいてホビイストとしては最低限ロカリティをしっかり分けて飼育繁殖すべき
でしょう。同じクサカナヘビ属では台湾に分布するザウターカナヘビがこの種の様な個体差があります。
またトカラ列島内でも産地によってその体色の幅に変化があります。
個人的に面白いと思う点はサキシマとミヤコカナヘビに大きな個体差が無いのに比べアオカナヘビは
個体差が激しい点です。これにはきっと理由があるはずです。
内地と異なる種の分布はエキゾチックでもあります。
現在国内に分布する緑色のカナヘビのうち合法的に飼育できる種は画像のアオカナヘビのみと
なっています。私は過去に沖縄本島の個体しか飼育しておりませんでしたが今回訳あって別の
ロカリティを入手しました。最近は遺伝子レベルで分類が進んでおり例えばトカラ列島に分布する
トカラハブが奄美大島の個体群と遺伝子レベルでは近縁で沖縄のホンハブと奄美の同種とされる
ものでは遺伝子的に遠いとされています。アオカナヘビが同様であるかは知りませんが種という
のは時として見た目と中身が大きく異なるというのは事実です。
サキシマカナヘビは鱗の配列が他の種と大きく違うため一時は他のクサカナヘビ属から外れて
いましたが現在ではアオカナヘビに近縁であることが知られています。遺伝子レベルの分類で種と
して独立云々はさておいてホビイストとしては最低限ロカリティをしっかり分けて飼育繁殖すべき
でしょう。同じクサカナヘビ属では台湾に分布するザウターカナヘビがこの種の様な個体差があります。
またトカラ列島内でも産地によってその体色の幅に変化があります。
個人的に面白いと思う点はサキシマとミヤコカナヘビに大きな個体差が無いのに比べアオカナヘビは
個体差が激しい点です。これにはきっと理由があるはずです。
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