秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

本日も

2020-05-10 13:21:39 | ゴナトデス
この時期になると毎日何らかの種が誕生しています。本日はクジャクイロワケヤモリ
(Gonatodes ocellatus)が孵化しました。全長は約40ミリ。

名前の由来は雄の背中に2個から4個ある目玉模様です。雌は画像の幼体がそのまま大きく
なったような地味な色合いをしています。大型のイロワケヤモリのなかでは(とはいっても親で
8センチから10センチの小型種ですけど・・・)飼育しやすい種ですし成熟した雄の体色は見事
です。このグループが今ひとつ一般的にならないのはヒルヤモリのような食性でないからかも
しれません。ですから私は今日も餌昆虫を繁殖させるのです。

一手間そして一捻り。

2020-05-09 14:07:43 | 飼育設備
レザー状の卵を産む種・・・例えばトカゲモドキでは無効だと思いますが
堅い殻の卵を産む種では有効です。

一般的に産み落とされた卵は水分を含む孵卵床を入れた小容器へ収納します。
しかし中には空中湿度のみを欲する種や運悪く孵卵中、殻にひび割れが生じる事が
あります。このような場合卵が孵化しなかったり途中で卵の中に腐敗が回ってしまう
ことが多々あります。この様な時は乾燥した床材を部分的に使用すれば卵は無事に
孵化するケースを何度も私は経験しています。
小さな容器の中に砂を入れて使用したときもありましたが画像のグラスウールを
使用して結果はさらに良くなりました。この素材のよい点は当然ですが水を含み
づらいのと形を自由に整えることが出来るところです。この方法で諦めかけていた
卵から可愛いチビがなどということになるかもしれませんね。

憧れの種でした。

2020-05-04 15:53:45 | イシヤモリ類
当初はこのグループの特徴である威嚇と攻撃を受けるかとビビりながらの飼育開始と
なりました。キスジイシヤモリ(Strophurus taenicauda)です。

何度か口を開ける威嚇は(口の中が黒くて怖い。)されましたが攻撃を受けることは無く
今に至っております。画像の個体は雌。少しお腹がふっくらしてきたようにも思えますが
繁殖に関しては運が良ければ程度に思っています。程よい距離感は観察飼育型人間と
しては波長が合います。
有尾類が持つ独特の優雅さをこの種に感じるのは私だけでしょうか。

成長。その後・・・

2020-05-02 14:02:06 | マルメヤモリ
被写体が小さいのでピンぼけはお許しを。

3月1日に産まれたアサギマルメヤモリ(Lygodactylus conraui)です。25ミリしかなかった
全長は33から34ミリくらいに成長。少しだけですが餌のサイズも上がりました。この後
親は卵を産むものの孵化まで至っておりません。
改善すべき点をこの連休中に考えてみたいと思います。その前に間接的でも良いから
日光に当ててみることにしましょう。