ぶっち君の瘡蓋は 消毒して以来 さほど臭わなくなりました。

その代わり よれよれになったあと固まり
マスクのように 一部でくっついてるだけになりました。

向こうの光が見える〜


そのうち ぶっち君が触らなくても 重み?で剥がれ
ある朝 顎の下に垂れさがっていました…
嫌ァぁぁ〜!!


仕方なく 隙を見て ハサミでぷちっと切りましたけどね。
組織が壊死してしまってるのか 麻痺したのか
見た目ほど 患部は痛そうでもなく。膿も止まってます。
「なんだその腐った肉は


あんたの分厚い面の皮よ…


「俺は繊細なんだぞ!」

繊細でつるつるやな…


うわぁ 筋肉見えるわ… 猫ってほんとは 中身小さいんだよね。
尻の逃げ傷が 同じ状態になって わざわざうちにきて死んだ奴を思い出します。
(お暇ならこちら


ぶっち君も彼と同じく 毒が大分回っていて 黄疸も出ています。手遅れなのかも。
いやしかし これで飲食しやすくなったことだし?
どんどん食べて 肉と皮を再生してくださいよ~

どよ〜んかよ…

「食いたくない」

食欲は2日に一度くらい 少し湧く程度で
今はちゅ~るを口元に出しても 舐めたがりません

食べたくなったら常に食べられるように 毎日取り換えて 置いています。
薬を仕込んで



「不味い…」

自分でちょっと舐めてみて 苦い薬は ソフト系の餌に押し込んだり
シーバで隠したり…猫の嗅覚との対決になります

薬飲んで良くなってほしい。でも あまり食べない時は 味覚優先で薬を抜くか
網で捕えて強制的に 口に押し込むしかない。

手負いのボス猫に比べたら 仔猫4、5匹のほうが楽だな

ひょいとつまんで ミルクやれるもんなー…。
だけど 小さくても大きくても 猫は猫。みんな可愛い。
いままでの経験と記憶を総動員して 最後までお世話しますよ ぶっち君

「あ~ら ひと皮剥けたのね~



