パソコン楽習館スタッフブログ

初心者・ミセス・シニアのためのパソコン・iPad・スマートフォン教室
埼玉県本庄市 パソコン楽習館

Windows更新について

2016年06月01日 | 教室日記

先週から各クラスでご案内している内容ですが、大事なことなのでブログでも。

Windows更新の仕組みを理解して、自分に合った使い方を考えてみましょう。

 

【Windows更新プログラムについて】

パソコンを終了させると「更新プログラムをインストール中です」などと

表示される事がありますね。

これは悪質なプログラムの侵入経路や、

ウィルスに攻撃されやすい個所が基本ソフトに見つかり次第

インターネットを使って自動で修復してくれる

マイクロソフトの無料のサービスです。

 

【ウィルス対策ソフトが入っていれば
マイクロソフトのサポートの切れたXPでも使って安全でしょうか?】

 インターネットに接続した状態でXPを使っていると、

外部から攻撃されたり、パソコンの中身を覗かれたり、

悪質なプログラムの侵入を防げないなどの

トラブルが発生する可能性が高まります。

「自分のXPマシンにはウィルス対策ソフトが入っているから、

ネットにつないでも大丈夫」と考える人がいますが、これは違います。

XPサポート終了に伴い、ウィルス対策ソフトメーカーもXPへの対応を終了しています。

 

一部XP対応のウィルス対策ソフトもあるようですが、

ウィルス対策ソフトは家で例えると「ガードマン」のような存在です。

家の玄関の前に立って不審な人物が家に入ろうとしたら、

取り押さえて守ってくれます。

でも家を建てた大工さんではありませんから、

家の壁が一部はがれ落ちて家の中が見えたり、

窓ガラスが割れて隙間風が入ってきたりしてもガードマンには直せません。

 

その空いた隙間に中に何か放り込まれても誰もわかりません。

玄関前に張り付いて不審者の侵入を見守っている

ガードマンだけで防ぐことは不可能です。

直せるのは家を作った会社、

パソコンの場合はパソコンを動かす大元を作ったマイクロソフト社だけなのです。

 

そのマイクロソフトがXPのサポート終了ということは

「この家の補修対応の期間は終了しました。長い間のご愛顧ありがとうございました。」と

宣言したということで、「今後は対応しません。」と言っている事になります。

 

この為サポートの切れたXPはネットに接続して使う事はおすすめしません。

ウィルスに感染したパソコンを使うと

今度は自分がウィルスをまき散らす側になりかねませんから注意が必要です。

 

ただし、インターネットには接続せず、

フラッシュメモリ(リムーバブルディスク)のような

外部とデータのやり取りするメディアも使わないで利用するのであれば

XPパソコンを使うことは問題はありません。

 

【XP以降のOS(基本ソフト)のサポート終了期限について】

Windows Vistaは2017年4月11日、

Windows 7は2020年1月14日です。

Vistaを使っている方は来年の4月でサポート終了ですから、

それまでにパソコンの買い替え等の検討をされることをお勧めします。

 

Windows7、Windows8.1をお使いの方には

Windows10へのアップグレード案内が出ていると思います。

 

お使いのパソコンがネットを見るだけ、

あるいはワードやエクセルの文書作りだけに使われているのなら

Windows10にしても良いのかもしれません。

ただし、お仕事や趣味で特殊なソフトを使われていてませんか?

そのソフトはWindows10に対応していますか?

インターネットからログインするページを使われていませんか?

そこは大丈夫でしょうか?

このまま使い続けてサポート終了のころに買い替えるか、

Windows10にしてしまうか考えてみましょう。

Windows 10 への無償アップグレードは、2016 年 7 月 29 日までの対応となります。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミニトマトの販売を始めました♪ | トップ | ミニトマトの生産現場を見学... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

教室日記」カテゴリの最新記事