満開の桜の木の下で。

吉田兄弟の三味線で歌った「ダイナマイト」はカッコ良かったね～。（スマスマで）
録画したＤＶＤがどっかにあるはずなんだけど…

「恋の桜が満開」、なんてステキじゃありませんか。
マチャミ姐さんはお気に召さなかったようですけど。
満開の桜の下に立っていると正気を失うとか、桜の木の下には死体が埋まっているとか、桜の花っていうのは何か不思議で不気味な魅力がありますね。

忘れもしない２００４年の春。
有楽町の映画館に一人で「ホテビ」を観に出かけたついでに千鳥ヶ淵の桜を見に行ったの。
まだまだ不慣れな都会の道を、ドキドキしながら皇居のお堀に添ってややしばらく歩いたら、初めて見る数えきれないくらいの満開の桜たち。
北海道で見ていたのはもっと色の濃い、花数が少なくて葉っぱが同時に開くエゾヤマザクラ。
あんなに見事な桜、４０数年生きてて初めて見た。
東京の人が毎年毎年春になると「桜が、桜が、」って言うのがやっとそのときに分かりましたね。

あのね、歩きながらドキドキしてたのは、不慣れな道のせいでは無かったんですよね。
桜を見たあとで観に行こうとしていた「ホテビ」のせいなのよ。
だってねー、まさか私がジャニーズアイドル主演の映画を観に行くことになろうとはねー。
映画館に行ってオバサンは私一人だったらどうしようって不安とか、あの可愛い剛くんをスクリーンで見られる嬉しさとか、とにかくドキドキしてたんですわ。
で、映画観たあとで、「もう抜けられない…」って思ったんだな（笑）

そ、私の恋は桜とともにやってきたのよ～♪

「咲かせよう　恋の桜が　満開だ」

良い句じゃありませんか。
ちっとも標語っぽくなんかないですよ～だ