それでも生きるために

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「野宿生活者=怠け者」という誤解と偏見

2009-01-28 | いろいろ
ホームレス施設利用18%増 昨年末、不況で住まい失う(共同通信) - goo ニュース

 厚生労働省の調査によるとホームレスの方の3分の2近くは仕事(日雇い労働や廃品回収など)をしておられます。夜間に廃品回収の仕事をして昼間は寝ておられる方もいます(そのために「怠けている」と誤解されるケースもあるのでしょう)。
 実際、野宿生活をしている方には、高齢、体の病気や不調、労災の後遺症、メンタルな病気、知的障害、アルコール依存症といった要因、さらに、携帯電話などの連絡手段がなかったり住民票がないといった不利などが重なって就労が困難な方が多いのが現実です。
「派遣切り」、「リストラ」や倒産などで失職する方が増えており、これからも住む場所を失う方も増えると思われます。いったん住む場所を失うと就労や住居など基本的なところで生活を立て直すことがかなりむずかしくなります。

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