朝、孫さんはベッドの中で、あの案件に3000億円投資しよう。例の件は芳しくないな。投じた5000億円を引き揚げるか、などと考えているだろう。ま、あくまでも私の推測だが。
私は毎朝、今日の朝は抜いて、昼は昨晩の鍋物の残りに、入れ忘れたエノキダケを入れて雑炊にするか、と考えている。これは推測ではなく、現実だ。
孫さんと私はほぼ同年代だが、これほどスケールが違う。
彼がタイタニックなら、私は小舟だ。
しかし、なんとなく私の方が幸せな気がしている。孫さん。気苦労が多いだろうね。
*****
今朝の日経産業の一面(これは「第一面」というのが正しいのだろうか?)に統合型リゾートのことが大きく取り上げられている。
最大3枠。来年にも全国で三箇所が選ばれるらしい。
その場所の地図をざっと見た。
まず私の希望はこうだ。
お台場
中部国際空港島
ハウステンボス
お台場はやはり東京のお膝元というのが圧倒的な存在理由だ。横浜はちと遠い。
勿論、横浜に作って、東京・横浜の一層の拡大を狙うという考え方もある。しかし東京というネームバリューは外国人客にとっても是非欲しいところだろう。横浜では弱い。
とかって横浜に住んでいた私が言います。
次に中部国際空港島。これは名古屋に近いというより、空港とのアクセスが一番いいことが理由だ。目の前だ。場合によっては空港ロビーにホテルのチェックインカウンターを置いて、そのまま専用バスで部屋まで直送ということも考えられる。ほんの10分もあれば着く距離だ。
更に周りにはまだ拡張できるスペースが山のようにある(海の中だけど)。将来性という意味でも一番ポテンシャルがある。
ここにリゾートができれば、勿論名古屋に出る人もいるだろうが、子連れならレゴランドとか、数年後に完成するジブリランドに行く手もある。中部圏の人はとても保守的なので、ショック療法としても一番だ。
最後にハウステンボス。これはやはりリゾート感が一番の場所だし、個人的にももしカジノができれば行ってみたい。ここから五島列島や対馬への小ツアーなんかもいいのでは?
次に実際にどうなるかの予想。
東京、中部国際、夢州(大阪)じゃないだろうか。
この三大都市圏の吸引力は別格だと思う。
海外から来る客も、苫小牧とか長崎などという「僻地」よりは、東京、大阪、名古屋という世界でもトップクラスの観光地に行きたいと思うだろう。
カジノそのものに反対する人がまだいるようだ。
私は賛成だ。
そもそもカジノのない国は珍しい。アメリカは勿論、オーストラリアやヨーロッパ各国にはあるし、南米などでも普通にある。トルコにもある。アジアはご存知の通り。
いつまでも孤高を保っても仕方ないだろう。
ただし、私としての希望はカジノ設立と引換に、パチンコを廃止して欲しい。
その理由は説明するまでもないだろう。