昨日西友で買い物をしていたら、母親が世話になっている施設から電話が入ってきた。
何事かと思って出たら、なんと母親が喚き散らしている。
どうやらまた施設内で暴れ始めたようだ。仕方なくスタッフがまずは私宛に電話を入れたのだろう。
ひとしきり母親が喚いた後でスタッフが代わりに出た。
突然の電話を詫ていたが、こちらはこちらでまたスタッフに母親が大迷惑をかけていることを詫た。
そのあとまた母親に代わったが、おれおれ詐欺じゃないけど、私が本当に自分の息子なのかを怪しんで、しきりにお前の母親の名前を言え、姉の名前を言え、そして最後には父親(20年前に死んでいる)の名前を言え、と猜疑心暴発状態。
母親はもう耳も通りので、私がちゃんと正解を言っても理解できてないよう。
電話の向こうで、これは私の息子ではない、などとわめいていた。
スタッフの話では元旦に私が会いに行ったこと、昨日姉が会いに行ったことも完全に忘れているって。
全くどうなってるの?
一応その場を収めてもらって電話を切った。
今朝、施設に電話したら、まだ「私は拉致された。警察を呼べ」と自分の部屋でわめいているらしい。
食事はちゃんと食堂まで降りてきて済ませているようで、これも???
姉に電話したら、びっくりというか呆れていた。
ということでまた金曜日に上京して土曜日にまず私が会いに行き、日曜日は姉と二人で再訪することにした。
これはいわゆる「せん妄」だな。英語で delirium。
漢字を調べたら「譫妄」だった。思わず何度も紙に書いて覚えましたよ。
この「譫」という漢字の面白いのは、一つの字の中に「言」が二度も出てくること。
私のこういう漢字には興味があって、他には「贖罪」の「贖」がある。「貝」が二度出てくるでしょう。
「林」や「森」のような同じ字しか出てこないのは除くよ。「品」もだめ。
「昌」もだめ。
全然違う要素を一つは混じってないとこの要件は満たさない。
ということで全然別のトピックに切り替えて平常心を保っているところです。
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青色申告会の記帳指導に行ってきた。
私の記帳ミスがあることあること。
担当の税理士さんは途中でそれに気づき、延々と黙々と会計ソフトと私の銀行口座の数字をチェックしてくれた。
結果的に6箇所も間違いがあり、今、事務所に戻って訂正しているところ。
やはり細かい仕事はもう無理、という気分だ。
おそらく今年の受注額は去年の半分ところか、4分の一にも満たない気がするので、今年で年貢を納めるかな、と思い始めている。
奇しくも医者をやっている高校同期の仲間が、4月で診療所をやめると連絡してきた。
さあ、みなで余生を楽しもう!