つまらない話ばかりではなんなので

2013-03-27 15:04:06 | インポート
今ふとNHKの番組案内を見たら、これは面白そう。今夜の7時半からの「妄想ニホン料理」異文化交流クッキングバラエティーだそうです。日経新聞のWeb版に人気連載されている野瀬泰伸氏の日本各地の食文化の話にもつながりそうな話です。今日は沖縄と石川の料理人がお互いの郷土料理をほんの簡単な説明だけで妄想をふくらませてつくるのだそうです。その地域の人は自分のいつも食べている味が他の県では全く知られていないこともあるという事実を知らなかったりする郷土の味。果たしてどんなものができるでしょうか。

難しいことはわからなくても(イタミン氏へのオマージュ)

2013-03-27 07:39:37 | インポート

人気ドラマが映画化されて、観に行ってみると登場人物もストーリーもいつも見慣れたドラマの世界で、内容もやっぱり面白いのだけれど、見終わった後に、はなしの背後にある現実の今の日本の状況に対するメッセージというか警告の部分が心に重い。軽く見過ごしてしまえばそれはそれでもかまわないのだが、見えてしまうとどうしてもやはり気になる。

日本の現在の財政状況、明るくはないもののとりあえず今のところ、まあなんとかなっているわけだ。しかし、問題はこれからなのだ。

日本の2015年問題の重みが心にのしかかってくる。日本経済や社会保障制度を支えてきた団塊の世代が、支えられる側になるその時、今現在は日本の国債はほとんど国内で動いていて、銀行の預貯金は潤沢だといっても、少子高齢社会で高齢者の預貯金はいずれ取り崩して生活のためにまわされていくようになれば状況は変わってしまう。将来起こりえる大規模自然災害などの被害予想を考えなくても、日本の国の経済は収入より支出のほうが増えていくことになる。

しかも、現在すでに日本の国の家計は借金経済だ(国債)1千兆越えの借金を抱えながら、これからやってくる大きな大きな問題にどう立ち向かうのか、それこそ本当に、映画のせりふではないけれど、「一部の人間が握っているだけではいけない、広く知らしめてどうしたらいいのかみんなで考えていかなければならない」問題なのだろう。

いずれにしてもこれから先の日本の国を待ち構えているものは大変な試練だということだけはたしかなのだと思う。映画の事件は解決しても、本番の国の一大事はまだこれからだから、映画の終わりも池先生のサウンドも今回はすっきりとはいかないというわけだ。しかし、あの映画、見ておいて損はないと思う。