ロザリオ・おメダイ・ご像 (真面目な話ではありませんのでそのつもりでお読みください)

2014-08-10 15:02:05 | Weblog
遥か昔になってしまったが、初めて本式にプロテスタントの教会からカトリックの教会に方向転換したいと思うようになって、当時住んでいた親元の家から一番近い教会を探して、カトリック市川教会に行ってみた時のこと、考え方の違う部分は大体わかっていたので、それほど驚かなかったのだけれど、大きく違和感を感じたのはおメダイとご像だったのを覚えている。

ロザリオは、お寺さんのお数珠の感覚で、これはお祈りの道具だとすぐにわかったし、それほど違和感も感じなかったのだが、形の刻み込まれているおメダイやご像はどうも、これはあまり聖書的ではないなあと思ったものだった。けれどもそれは慣れの問題で、いつしか当たり前になり、なるべく自分の心の中のイメージに合うような像の刻まれたおメダイやご像を探してご像は本棚の上に作った自分の祭壇めいた場所に飾るようになっていった。たぶん、ほかの方たちもそうなさっておいでではないだろうか。

十字架やおメダイも、金属アレルギーでやたらな金属は身に付けられないので、これだけは本当に気に入ったものでアレルギーの出ない金属のものを買って身に付けている。それでも汗をかく季節は用心が必要だ。めっき物とナイロンの入った生地で出来たものがまるでだめ、たちまち蕁麻疹がでてくる。かゆみ止めの飲み薬と塗り薬は手放せない。それはいいのだけれど、気になって気になって仕方のないことがひとつあるのだ。

ロザリオだ。ロザリオはお数珠とみれば小さな専用の袋やケースに入れてバッグにしまって持ちあるくのが普通だろう。指輪やブレスレットの形のものは別だが、ふつう、あまり身につけたりしない。しかし、その昔、ある修道会の修練者のシスターたちは特製のネックレス型に作ったロザリオを首にぶら下げていたのをおぼえている。日本の戦国時代のキリシタン大名の肖像画を見ると、ロザリオを首からぶら下げてアクセサリーにしている。あれって、なかなかカッコイイんじゃないの。

真言宗の修行僧が大きな数珠を首から下げてお経を唱えていたりするのをみると、やっぱりまずいなと思ったりもするが、わざとらしくないように工夫すればアクセサリー風に付けてもおかしくはないような気がする。そんな事を考えていたところ、最近、本当に素朴な木の玉のロザリオを首に付けた方を見てしまった。肌色から見て東南アジア系の方だと思うが、やっぱりそんなにおかしくない感じだった。何でもかんでもロザリオをぶら下げればよいというものではないけれど、工夫次第で信仰をあらわすアクセサリーになりそうな気がする。

ただし、見る側の受け取り方には責任が持てないので、工夫は必要だろう。ドンボスコのシスターによると、今、信者でない方たちにロザリオがアクセサリーに流行しているという話もあるので、まあ自己責任で試してみるとかしかないみたい。変なところで勇気が必要になるわけだ。アレルギーにも注意だ。私自身だったら上着を着て隠せる季節になってからなら実験してもいいかなと思う!?

探偵物語予告集(放映前番組告知~最終回予告まで)

2014-08-10 08:45:41 | Weblog
朝一番から変わったもので申し訳ないのですが、夕べ、ふと自分が住んでいる杉並区の中央線沿線の街のあれこれを思い出しているうちに、すっかり忘れていたようなことまで思い出し、改めて検索してみて、昔の懐かしい時代を思い出したり、今頃になってやっといろいろなことがわかってきたり、何しろ、つい数年前までテレビは見ない主義だったので何も知らなかったのですよ。私の場合、インターネットのほうが先でした。で、とにかくびっくりしました。

高円寺から次に引っ越したのは阿佐ヶ谷で、阿佐ヶ谷南の商店街の青梅街道に近いところに、変わったお店があったのです。何屋さんだか良くわからない、リサイクルショップとも言い切れないし、とにかくいろいろあって面白いお店でしたっけ。店番の女性たちもきれいな人たち(確か2、3人いて交代で出ていたようなおぼろげな記憶が)だし、地味だけど印象に残るお店でした。

それがそのうちに地元の作家のねじめさんの小説に登場して、なんだか有名な俳優さんの関係者のお店らしいということがわかったものです。それが今はなき松田優作さん。といってもこちらは実家を離れてからずっとテレビを見ない生活で、有名なのは知っていてもどういう方かも実は知らなかったのです。

なるほど、だからお店の人も美人ぞろいなのかと思った程度でこちらも今のアパートに引っ越したので阿佐ヶ谷は河北病院と岡歯科くらいしか縁がなくなっていったのでした。それでもなにかの記事であのお店の店主さんが癌で亡くなったことくらいは読んでいました。何しろ手術を拒否というのは最後まで印象的でしたから記憶に残ります。

で、最近、水谷豊さんの昔の出演番組を見て、松田優作さんがどういう方かわかり、なんと息子さんがあの「あまちゃん」に出ていた松田さんということもわかりました。今頃になって、なんとまあ惜しい俳優さんだったのだろうと、古いビデオや昔の作品を探してはあらためて見直しているところです。

これだけの方があまりにも早く亡くなって、いや、若かったから油断していたのでしょうねえ。まったく、もったいないはなしです。

というわけで、本日は松田優作さん。



探偵物語予告集(放映前番組告知~最終回予告まで)