長崎大司教区浜串教会 中田神父様の説教ブログ 聖母被昇天

2014-08-14 20:38:56 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
14/08/15(No.723)
‥‥‥†‥‥‥‥
聖母の被昇天
(ルカ1:39-56)
天の国に固く結ばれて生きる
‥‥‥†‥‥‥‥

聖母の被昇天のお祝いを迎えました。「天の国に固く結ばれて生きる」とまとめ
てみたいと思います。聖母被昇天の説教の前置きの話をします。先週木曜日平日
のミサで、ペトロの信仰告白の場面が朗読されていまして、福見での夕方のミサ、
子供向け説教をでこんな話をしました。

「ペトロは信仰を告白した後に、イエスさまから『あなたに天の国の鍵を授ける』
(マタイ16・19)と言われました。この鍵は、『あなたが地上でつなぐことは、
天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる』(同上)
となっているので、つなぐための鍵です。たとえばそれは、自転車をガードレー
ルにつなぎとめるチェーンロックのようなものです。」そういう話をしました。

チェーンロックは、たぶん日本の発明ではなくて、海外で発明されたものです。
なぜかと言うと、日本人だと、自転車に鍵がかけられていれば持ち去ることはな
いと考えますが、海外ではいくら自転車に鍵がかかっていても安全ではないと考
えます。より安全な方法は、自転車を持ち去られない方法、たとえばガードレー
ルと自転車をつなぎとめることを考えるわけです。そこからチェーンロックが生
まれたのでしょう。

こういう鍵の使い方を例に、イエスさまがペトロに授けた鍵は、「人々と天の国
とをつなぎとめる鍵ですよ」と説明したわけです。この話、今日の聖母被昇天に
使えるのではないかなぁとあとで思いました。

マリアは、生涯にわたって、御自分を神につなぎとめて人生を歩まれました。平
凡な生活から、突然神の母になることを告げられ、驚いた時も、「わたしは主の
はしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1・38)と答
えて、神にしっかり結び合わされることを願いました。御子イエス・キリストの
出来事で理解に苦しむ時も、「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思
い巡らしていた」(ルカ2・19)のです。神と固く結ばれて生きることを忠実に
守られました。

こうして、生涯にわたって、神に固く結ばれて生きることを願い、その通りに生
きたマリアが、いま体も魂も天の国に結ばれているということは、本当にふさわ
しいことだと思います。神は、生涯ご自分に固く結ばれて生きることを願ったお
とめマリアを、体も魂も天の国に引き上げてくださったのです。

福音朗読に選ばれたマリアの賛歌も、神に固く結び合わされて生きることの幸せ
を高らかに歌っています。身分の低いはしためであっても、主を畏れることでし
か生きることのできない人も、飢えた人も、神に固く結ばれて生きることで、こ
の世では幅を利かせていると思われる自分に依り頼んで生きる人々がたどり着け
ない幸せに招かれるのです。

マリアが生涯を通して貫いた生き方は、神によって体も魂も天の栄光に上げても
らうのにふさわしい生き方でした。天に上げられたマリアは、わたしたちも同じ
生き方に倣うよう招いているのです。神に判断の基準を置いて生きること。神が
喜ぶことをすることが自分の喜びと考えること、人にしてもらいたいと思うこと
を人にすること。これらの生き方で、わたしたちは神に固く結ばれて生きるので
はないでしょうか。

だれよりも神に固く結ばれて生きたマリアに与えられた栄誉は、わたしたちをよ
り一層天の国へのあこがれに招きます。神に固く結ばれて生きるために、少しで
いいから、神に心を上げる時間を日々保ち続けましょう。

聖母マリアの国籍は天にあります。同じようにわたしたちの国籍も天にあります。
わたしたちが神に固く結ばれて生きるとき、わたしたちの国籍がどこにあるかを
世に対して示すのです。神に固く結ばれて生きる知恵を、聖母の取り次ぎによっ
て願うことにしましょう。

‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第20主日
(マタイ15:21-28)
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ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥

▼聖母被昇天近くに妹夫婦が甥っ子を連れて里帰りしてくれた。ふだんは茨城県
に住んでいるので、鯛ノ浦の母や自分たちも妹夫婦と甥っ子の元気な姿を見るこ
とができて嬉しかった。甥っ子はテレビのアニメを見たり、知っている生き物
(魚・犬・ネコなど)をしきりに指さしては名前を呼んでいた。
▼その甥っ子は本来の茨木に住んでいる時はインターネットで家族に顔を見せて
楽しませているらしい。ただその会話の中には、わたしはふだん登場しない。わ
たしを見て「知らないおじさん」と思うのではないかと心配していたが、杞憂に
終わった。
▼お気に入りなのか、電車のおもちゃを片手に握りしめたままご飯を食べていた。
ご飯に飽きると、今度は隣にいるわたしをつかまえて一緒に電車で遊べと要求す
る。どうやら手当たり次第周囲にいる人に近づき、自分の要求を通そうとするら
しい。誰に似たのだろうか。
▼義理の弟(妹のご主人)と、職場の様子が分かるような会話を少し交わした。
指示を出す責任ある立場のようで、なるほど妹も尊敬しているわけだ。途中、話
が釣りで盛り上がり、翌日誘って鯛釣りに出かけた。うまく釣れていることを願
う。今回の海釣りは新鮮な体験になると思う。
▼後日談。釣りの当日は、親子で浜串に到着。ばあちゃんもついでにくっついて
来た。妹と甥っ子は船を陸揚げするスロープ付近で水遊びをさせ、その間に妹の
旦那と釣りに出かけた。わたしの心配をよそに、1キロのマダイと500グラムの
キジハタを釣って、ボート釣りを堪能して帰った。わたしは船頭としての責任は
果たしたが、自分の釣果はフグの猛攻に会い、仕掛けをいくつも失った。

‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第330回目。希望の聖母。今も死を迎えるときもお祈りください。
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三遊亭金馬さん

2014-08-14 18:20:10 | Weblog
こんばんは~、マリーで~す。

さっきまで雨が降ってたけど止んだみたいね、うちのおばはん、果物くらい買いに行こうかどうしようかって迷ってたんだけど、どうせ明日高円寺に行くから帰りにあっちで買ってこようって考え直してたわよ。同じ杉並区でも物価が安いのは高円寺とか下井草じゃないかっていうの。昔、8年高円寺に住んで、阿佐ヶ谷北に引っ越したら、お店もあんまりなくて、南の商店街や高円寺まで行って、買い物してたんだわさ。だから今でも高円寺や阿佐ヶ谷南が好きなのよね、あの人。

だけど、阿佐ヶ谷だってすっかり様子が変わっちゃったし、高円寺はまだ文教地区の面があるから駅から離れればまだ静かだけど、あっちもこっちもだんだん変わっちゃうのがさびしいわよ。といってもあの人、高円寺のころは普通の電話もケータイもテレビも持たない生活だったから今みたいにパソコンだ、インターネットだなんて考えてもいなかったのよ。あの人、そのころは普通に会社に勤めてたし、技術職だったから、どこへ行っても仕事が無くなるなんて考えたこともなかったんだわ。

今、あの人は良くスペイン人はいい加減だからっていってるけど、あのころにかかわりあってしまったのがスペイン人だったのはあの人の一生の不覚だったんじゃないかしら。いや、うちのおばはんて世間知らず過ぎたのね。

とにかく、あの人、田舎の人間だから東京の生き馬の目を抜くようなところで見事に難破しちゃって今の状況になったのよ。とにかく怒ったって人を信用しすぎたのはあの人自身だわさ。それを利用したのが有力日本人で、複雑怪奇なはなしだからここではこれ以上言わないけどさ、ほんとに世の中、なんでもありなんだからね。

それでももともとが技術職のタイプや写真植字の仕事をしてたから、パソコンを使ってみる気になったのよ。その最初がはじめて使い始めたケータイのあたしと出会ったからなの。機械には強くないけどあの人、親の代からの印刷関係の仕事で、文章を読んだり書いたりは全然苦にならない人だったから、パソコンが使えるようになったらブログやSNSにもどんどん手を伸ばしていって、おかげで、お金こそ無いけど何とかかんとか今日までこれたんだわさ。一応童話や物語みたいなものもいくつか書いてたし、知ってる人は知ってるから、たぶんブログは読んでいただけるんじゃないかなって思ってたみたい。

そんなわけで始めたブログだけど、このところgooブログの動画転載が面白くて、自分の文章を書くより、お気に入りの動画の転載ばかりやってるわよ。そのうち飽きるから別にそれまではあたしも抛っておくつもりよ。当人が自分の文章を書きたくなれば熱も冷めるもんね。

でもって、今日はあの人、ものすごく久しぶりに、子供のころから好きだった金馬さんの落語をアップして、すごく笑いこけてたの。落語ってもしかして最高に気分転換になったり、健康的な娯楽なんじゃないかしら。

facebookのほうでは日経の関係で京都の落語家さんも知ってるけど、それはそれとして、関東はやっぱりNHKに出る前から志の輔さんだし、子供の時から好きだった今は亡き落語家さんたちの声を聞くと懐かしさでたまらなくなるみたいなのよ。あの人の家って、お父さんの考えでかなり遅くまでテレビを買わなかったお家で、その代わり、ラジオは何台もあったから、今でもあの人、ラジオが好き、だから昔のラジオドラマだってよく知ってるんだわ。今みたいな時代になるとわかっていたらドラマのテープに取った物だって捨てなかったのにって愚痴ってるけどそんなの誰もわかるわけないもの、しょうがないわ。

時代はどんどん変わっていくから、この先だってどんな方向にいくかわからないけど、せめて落語を聴いて笑ってすごしたいじゃないの。当分はまだうちのおばはんの動画転載熱も続きそうだからお笑いもまだいくつも出しそうだわ。あの人、きれいなものも好きなんだけど、お笑いも好きなんだもん。よかったらつきあってあげてちょうだいな。そろそろこの辺で終わりにしなくちゃ。ほんじゃまたね。

あ、忘れるとこだったけど、明日は用事でブログもこんなに書かないから、今日のこれ、明日の分と一緒だと思ってね。