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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
14/08/15(No.723)
‥‥‥†‥‥‥‥
聖母の被昇天
(ルカ1:39-56)
天の国に固く結ばれて生きる
‥‥‥†‥‥‥‥
聖母の被昇天のお祝いを迎えました。「天の国に固く結ばれて生きる」とまとめ
てみたいと思います。聖母被昇天の説教の前置きの話をします。先週木曜日平日
のミサで、ペトロの信仰告白の場面が朗読されていまして、福見での夕方のミサ、
子供向け説教をでこんな話をしました。
「ペトロは信仰を告白した後に、イエスさまから『あなたに天の国の鍵を授ける』
(マタイ16・19)と言われました。この鍵は、『あなたが地上でつなぐことは、
天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる』(同上)
となっているので、つなぐための鍵です。たとえばそれは、自転車をガードレー
ルにつなぎとめるチェーンロックのようなものです。」そういう話をしました。
チェーンロックは、たぶん日本の発明ではなくて、海外で発明されたものです。
なぜかと言うと、日本人だと、自転車に鍵がかけられていれば持ち去ることはな
いと考えますが、海外ではいくら自転車に鍵がかかっていても安全ではないと考
えます。より安全な方法は、自転車を持ち去られない方法、たとえばガードレー
ルと自転車をつなぎとめることを考えるわけです。そこからチェーンロックが生
まれたのでしょう。
こういう鍵の使い方を例に、イエスさまがペトロに授けた鍵は、「人々と天の国
とをつなぎとめる鍵ですよ」と説明したわけです。この話、今日の聖母被昇天に
使えるのではないかなぁとあとで思いました。
マリアは、生涯にわたって、御自分を神につなぎとめて人生を歩まれました。平
凡な生活から、突然神の母になることを告げられ、驚いた時も、「わたしは主の
はしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1・38)と答
えて、神にしっかり結び合わされることを願いました。御子イエス・キリストの
出来事で理解に苦しむ時も、「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思
い巡らしていた」(ルカ2・19)のです。神と固く結ばれて生きることを忠実に
守られました。
こうして、生涯にわたって、神に固く結ばれて生きることを願い、その通りに生
きたマリアが、いま体も魂も天の国に結ばれているということは、本当にふさわ
しいことだと思います。神は、生涯ご自分に固く結ばれて生きることを願ったお
とめマリアを、体も魂も天の国に引き上げてくださったのです。
福音朗読に選ばれたマリアの賛歌も、神に固く結び合わされて生きることの幸せ
を高らかに歌っています。身分の低いはしためであっても、主を畏れることでし
か生きることのできない人も、飢えた人も、神に固く結ばれて生きることで、こ
の世では幅を利かせていると思われる自分に依り頼んで生きる人々がたどり着け
ない幸せに招かれるのです。
マリアが生涯を通して貫いた生き方は、神によって体も魂も天の栄光に上げても
らうのにふさわしい生き方でした。天に上げられたマリアは、わたしたちも同じ
生き方に倣うよう招いているのです。神に判断の基準を置いて生きること。神が
喜ぶことをすることが自分の喜びと考えること、人にしてもらいたいと思うこと
を人にすること。これらの生き方で、わたしたちは神に固く結ばれて生きるので
はないでしょうか。
だれよりも神に固く結ばれて生きたマリアに与えられた栄誉は、わたしたちをよ
り一層天の国へのあこがれに招きます。神に固く結ばれて生きるために、少しで
いいから、神に心を上げる時間を日々保ち続けましょう。
聖母マリアの国籍は天にあります。同じようにわたしたちの国籍も天にあります。
わたしたちが神に固く結ばれて生きるとき、わたしたちの国籍がどこにあるかを
世に対して示すのです。神に固く結ばれて生きる知恵を、聖母の取り次ぎによっ
て願うことにしましょう。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第20主日
(マタイ15:21-28)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼聖母被昇天近くに妹夫婦が甥っ子を連れて里帰りしてくれた。ふだんは茨城県
に住んでいるので、鯛ノ浦の母や自分たちも妹夫婦と甥っ子の元気な姿を見るこ
とができて嬉しかった。甥っ子はテレビのアニメを見たり、知っている生き物
(魚・犬・ネコなど)をしきりに指さしては名前を呼んでいた。
▼その甥っ子は本来の茨木に住んでいる時はインターネットで家族に顔を見せて
楽しませているらしい。ただその会話の中には、わたしはふだん登場しない。わ
たしを見て「知らないおじさん」と思うのではないかと心配していたが、杞憂に
終わった。
▼お気に入りなのか、電車のおもちゃを片手に握りしめたままご飯を食べていた。
ご飯に飽きると、今度は隣にいるわたしをつかまえて一緒に電車で遊べと要求す
る。どうやら手当たり次第周囲にいる人に近づき、自分の要求を通そうとするら
しい。誰に似たのだろうか。
▼義理の弟(妹のご主人)と、職場の様子が分かるような会話を少し交わした。
指示を出す責任ある立場のようで、なるほど妹も尊敬しているわけだ。途中、話
が釣りで盛り上がり、翌日誘って鯛釣りに出かけた。うまく釣れていることを願
う。今回の海釣りは新鮮な体験になると思う。
▼後日談。釣りの当日は、親子で浜串に到着。ばあちゃんもついでにくっついて
来た。妹と甥っ子は船を陸揚げするスロープ付近で水遊びをさせ、その間に妹の
旦那と釣りに出かけた。わたしの心配をよそに、1キロのマダイと500グラムの
キジハタを釣って、ボート釣りを堪能して帰った。わたしは船頭としての責任は
果たしたが、自分の釣果はフグの猛攻に会い、仕掛けをいくつも失った。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第330回目。希望の聖母。今も死を迎えるときもお祈りください。
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てみたいと思います。聖母被昇天の説教の前置きの話をします。先週木曜日平日
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子供向け説教をでこんな話をしました。
「ペトロは信仰を告白した後に、イエスさまから『あなたに天の国の鍵を授ける』
(マタイ16・19)と言われました。この鍵は、『あなたが地上でつなぐことは、
天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる』(同上)
となっているので、つなぐための鍵です。たとえばそれは、自転車をガードレー
ルにつなぎとめるチェーンロックのようなものです。」そういう話をしました。
チェーンロックは、たぶん日本の発明ではなくて、海外で発明されたものです。
なぜかと言うと、日本人だと、自転車に鍵がかけられていれば持ち去ることはな
いと考えますが、海外ではいくら自転車に鍵がかかっていても安全ではないと考
えます。より安全な方法は、自転車を持ち去られない方法、たとえばガードレー
ルと自転車をつなぎとめることを考えるわけです。そこからチェーンロックが生
まれたのでしょう。
こういう鍵の使い方を例に、イエスさまがペトロに授けた鍵は、「人々と天の国
とをつなぎとめる鍵ですよ」と説明したわけです。この話、今日の聖母被昇天に
使えるのではないかなぁとあとで思いました。
マリアは、生涯にわたって、御自分を神につなぎとめて人生を歩まれました。平
凡な生活から、突然神の母になることを告げられ、驚いた時も、「わたしは主の
はしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1・38)と答
えて、神にしっかり結び合わされることを願いました。御子イエス・キリストの
出来事で理解に苦しむ時も、「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思
い巡らしていた」(ルカ2・19)のです。神と固く結ばれて生きることを忠実に
守られました。
こうして、生涯にわたって、神に固く結ばれて生きることを願い、その通りに生
きたマリアが、いま体も魂も天の国に結ばれているということは、本当にふさわ
しいことだと思います。神は、生涯ご自分に固く結ばれて生きることを願ったお
とめマリアを、体も魂も天の国に引き上げてくださったのです。
福音朗読に選ばれたマリアの賛歌も、神に固く結び合わされて生きることの幸せ
を高らかに歌っています。身分の低いはしためであっても、主を畏れることでし
か生きることのできない人も、飢えた人も、神に固く結ばれて生きることで、こ
の世では幅を利かせていると思われる自分に依り頼んで生きる人々がたどり着け
ない幸せに招かれるのです。
マリアが生涯を通して貫いた生き方は、神によって体も魂も天の栄光に上げても
らうのにふさわしい生き方でした。天に上げられたマリアは、わたしたちも同じ
生き方に倣うよう招いているのです。神に判断の基準を置いて生きること。神が
喜ぶことをすることが自分の喜びと考えること、人にしてもらいたいと思うこと
を人にすること。これらの生き方で、わたしたちは神に固く結ばれて生きるので
はないでしょうか。
だれよりも神に固く結ばれて生きたマリアに与えられた栄誉は、わたしたちをよ
り一層天の国へのあこがれに招きます。神に固く結ばれて生きるために、少しで
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聖母マリアの国籍は天にあります。同じようにわたしたちの国籍も天にあります。
わたしたちが神に固く結ばれて生きるとき、わたしたちの国籍がどこにあるかを
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とができて嬉しかった。甥っ子はテレビのアニメを見たり、知っている生き物
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たしを見て「知らないおじさん」と思うのではないかと心配していたが、杞憂に
終わった。
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ご飯に飽きると、今度は隣にいるわたしをつかまえて一緒に電車で遊べと要求す
る。どうやら手当たり次第周囲にいる人に近づき、自分の要求を通そうとするら
しい。誰に似たのだろうか。
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指示を出す責任ある立場のようで、なるほど妹も尊敬しているわけだ。途中、話
が釣りで盛り上がり、翌日誘って鯛釣りに出かけた。うまく釣れていることを願
う。今回の海釣りは新鮮な体験になると思う。
▼後日談。釣りの当日は、親子で浜串に到着。ばあちゃんもついでにくっついて
来た。妹と甥っ子は船を陸揚げするスロープ付近で水遊びをさせ、その間に妹の
旦那と釣りに出かけた。わたしの心配をよそに、1キロのマダイと500グラムの
キジハタを釣って、ボート釣りを堪能して帰った。わたしは船頭としての責任は
果たしたが、自分の釣果はフグの猛攻に会い、仕掛けをいくつも失った。
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第330回目。希望の聖母。今も死を迎えるときもお祈りください。
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