☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

なんで、嬉しいのかわからないけど

2004-11-06 | 今日の幸せ
踏み切りで、電車の通過待ちを、していた。

そこへ、後ろから救急車がやってきた。 さすがの救急車も、踏み切りでは、ストップ。 私の車の横にピタッとつけた。 通過したのは、貨物列車。

「救急車、先に通してください」。 横を向くと、救急車に乗ってる隊員(でいいの?)の人がこちらをみて、挨拶をしていかれた。

普通の乗用車の運転手に挨拶されるより嬉しかった。

なんでだろう・・・

ザビエル/アンジロウ 2

2004-11-06 | ・・・シリーズ、
ザビエル/アンジロウ1 の続き

ア:ザビエル様、私は、あなたさまが、薩摩を離れてから、私なりに、布教に努めようとはしたのですが、どうしても、うまくいきませんでした。 それもこれも、あなたさまのせいなのです。お恨みもうします。 今、この刹那でなければ、私の本当の気持をもうしあげられませんので、でてまいりました。

ザ:そうか。 私は、もう動くことは叶わないが、聞くことはできる。申してみよ。

ア:あなたさまが、薩摩で、一番偉いと思われている僧侶となさった問答のせいなのです。 仏教では、亡くなった人が、あの世への道に迷ってる49日の間に、生きているものが、一心に供養すれば、生前、悪人であったものも、極楽へいけるということになっています。

ザ:それでは、生きてる間に、悪をしりぞけ善をなそうという気持が、弱まるではないか。生前に悪いことをしたものは、永遠に続く地獄に落ちる、との教えがあってこそ、人間は、どのような困難にも耐えて、デウスの教えに従おう、という気持にもなろうというものであろう。

ア:おっしゃりたいことはわかりますが、人は、お互いの縁があってこそ、生きていけるのです。お坊様にしても、折々のお布施で、生きております。 供養してもしなくても、極楽にいくもの地獄にいくもの、それぞれが決まっていて、救いようがないというのでは困るのです。 煩悩をけすことはできないのです。 間違いを起こしても救われる道をどこかに、残しておく。 千年の長きにわたって、馴染んできたこのやり方を、急に変えることはできません。

ザ:そういわれてみれば、そうだったのかもしれないな。 アンジロウ、もうしわけないことをした。
・・・・

とまあ、こんなことは言わなかったと思いますけど、ちょっと遊んでみました。

おわり。

怖い話し、25禁です。

2004-11-06 | ・・・シリーズ、
悩みに陥りやすい方は、この記事、読まない方がいいかもしれません。

ちょっと気分を変えて、完全創作の記事をひとつ。

persempre, 創作系の方の記事を読むと感心するばかりです。 自分のクリエーティヴィティーの貧困さを痛感しますが、それと、そのことを悩むのとは別。 これが、悟りというものよ。(^o^)

「仏教シリーズ」の流れの中の創作です。
・・・・

大好きだった兄が、半年以上の辛い闘病生活ののち、亡くなったのは、もう7年前になります。

その日は、ワタシは、朝から風邪がひどくて、バジャマすがたのまま、ほとんど布団の中でウツラウツラしていました。 それでも、夕方になると、お腹が空いてきて、ボンヤリとした頭をかかえたまま、起き上がって、おかゆでも作ろうと、台所にたちました。 こんなとき、1人暮らしは辛いです。

トン、トン、トンとネギを刻んでいるときでした。 ピンポーンとチャイムの音。「誰だろう?」よく焦点も定まらないまま、玄関のドアを開けた。

ボヤーン、「えっ? おにいちゃん?」

「よっ、ちょっと遊びにきた。 はいっていいかい。」

なんだか、事情は飲み込めないけど、「どうぞ、はいって」と8帖一間の古いアパートの1室に招き入れた。 でも、確か、お兄ちゃんは、7年前に死んだはずだけど、ここにいるのは、どうみてもお兄ちゃんだよな。

コタツにはいって、バラエティー番組を楽しそうに見ている兄に向って、私は聞いた。

「ねぇ、お兄ちゃん、あっちの世界では、何してるの?」

「あぁ、毎日、テニスして、楽しくやってるよ。」

「誰と、やってるの?」

「ダイダラ飲み屋の律子さん、覚えてる? それから、アーラヤ雀荘の則子さん。 彼女たちもあっちの世界にいてね。 こっちの世界で、付き合いが深かった女性とは、あっちでは、みんな兄妹になるみたいなんだよ。 みんな、こっちにいたときは、テニスなんかしたこともなかったのに、あっちでは、どういうわけか、楽しくてね。」

「そう、楽しそうだね。 ところで、お兄ちゃん、どうやって、こっちにきたの?」

「あぁ、ほら今朝、ものすごい大雪だっただろう? 新聞屋が結局、朝刊届けられなくなったよね。 それで、夕刊と一緒に届いたとおもうけど、そんな具合に、こっちの人間が、毎日のきまりきった仕事のスケジュールを狂わせると、その隙間を通ってやってこれるって、わけだよ」

「じゃ、今度、あっちに行くには、また、こっちの人間のスケジュールが狂わないといけないということ?」

「そういうこと、めったにこっちの人間が、スケジュールを狂わせることはないけどね。 それまで、よろしくな」
・・・・

ということで「決まりきった行動に、疑問をもたない人間は、あっちの生活は、覗けない」という話しでした。

あなたは、今、こっちに住んでますか? あっちに住んでますか?

全然怖くなかった? あっちの世界には、寿命という概念はないんですが...
(これが、悟り?)

(それにしても、お兄ちゃん、女の人にやたらもててたな。 まわりには迷惑かけっぱなしだったけど、あっちの世界では、兄妹、いっぱいいそう。 これからでも、遅くないから、私も・・・)


では、ちょっと おでかけタイム かなり寒いけど、まずまずの天気です。

ザビエル/アンジロウ 1

2004-11-06 | ・・・シリーズ、
どこまでが創作で どこまでが盗作で、何処までが引用か、著作権についての考え方、専門の弁護士さんのサイトサイドバーにリンクしてありますので、再度、よろしかったら御覧ください。 ワタシも、かなり参考になっています。

それから、この「仏教シリーズ」具体的な史実や、定説となってる各宗派の考え方を使わせていただいてる以外は、すべて、persempreの 勝手な妄想ですから、学会で お使いにならないように。(だから、そんなたいしたこと、書いてないでしょ!)

ずらずら、だらだら、ずらずら、だらだら、・・・・

ところで、ここまでで、ちょっと難しすぎるという意見をくださった方もありますが、blogでは何度も書きますが「方便」(この言葉、気にいっちゃった)を使えませんので、勝手に、時間潰しさせていただきます。

blogは 暇人の娯楽である
by persempre

・・・・
ザビエルは、いまや永遠の眠りにつこうとしていた。 

ちょっとした手違いで、ロヨラより、日本へのキリスト教布教を頼まれて、はるか東の小国のハポン、それも、ワンマン我が儘、島津貴久(御存じの方もいるとおもいますが、persempre鹿児島出身です)の治める鹿児島に流れついた。 これも「神様の思し召しか・・・」

思えば、一心に、デウスに祈り、どんな困難もデウスとジェズスさまの為ならばと受け入れてきた・・・中国布教を目前に、異国の地で、この世での役目を終えることになったが、私は 満足だ。

祈りとともに、今、眠りにつかんとしているその刹那、目の前に、鹿児島出身のザビエルの弟子、アンジロウが現れたのである。(完全に眠りについてからだと、どうも交信は、不可能というのが、よくあるパターン。 映画calling参照)

ア:師よ、眠りにおつきになる前に、どうしても、いいたいことがあります。

ザ:オオ、我が弟子、アンジロウではないか。
・・・
続く

付:ザビエルとその弟子、参考にしております。