目にみえるもの。

人は、目に見えるものを　否定できない。　

肉体的限界を超えると、ベータ・エンドルフェンと呼ばれる麻薬様物質が、人間の身体の中に精製されるそうだ。　そして幻覚をみる。　それが、記憶として残された場合、こんなものが、存在した。　と思い込んでしまう可能性はあると思う。

　再度、ゲーテの言葉
人は、見たいものしか見ない

何かが存在するとか、存在しないとか、こう考えると、どんな人間も、同じものを見てるということは、ありえないんだろう。

認識するという過程があって、初めて存在がある。・・・唯識論

エネルギーとしての生命力、　肉体は認識しなければ、ないのと同じ。
人は、死ぬと４０グラム軽くなる。　世界のエネルギーの総和は同じ。

宗教や哲学は、遠くにあるものではないと、つくづく感じている。

ただいま、神道に学習を移しております。　共同体のためには、命を捧げることも厭わない。
日本的「根回し」は、神道に関係がある。

個人が、１対１で、絶対神と契約を結ぶ宗教と、八百万の神々が、あらゆるところに存在し、１人（？）１人の神様と、それを守る共同体の特定の複数の人々。　　なにか、また新しいものが見えてきたような気がする。　　神道の神は、その共同体における法律だった。　　

必要があって発生した祭り。　仏教の影響や儒教の影響を受けたとはいえ、生活の隅々に、残滓が残っている。