島根県でこんなことがあったそうだ。
高校の文化祭で男子が女装する仮装大会を生徒会がやることになったのだけど
性同一性障害の方への配慮をどうするか?と待ったがかかった。
しかし、学校や生徒が地元の当事者団体の意見を取り入れて女装大会を実現させたという。
よくやったなと思う。
島根の紫の風さんもよく引き受けたと思う。
その気持ち、自分も分かる気がする
似たようなことを前に高校の先生から質問されたときがあるけれど
そのときも学生に考えさせるいい機会にしてはどうか?と話したのを思い出す。
でも実際に引き受けるとなると・・すごい勇気がいりますね
この記事だけでは、いったい学生さんたちはどこまで理解や心遣いをするにいたったのか
ちょっと分かりにくい
この記事に載せてある写真からはちょっと「?」も浮かんでくる
やり過ごしてしまわなかった先生方・・
どこまでかは分からないけど、いろいろと考えることのきっかけにはなったろうことは推測できるし
そのことは素晴らしいと思えるのだけど
記事には見えない、学生さんたちと築いていったその過程がどんなだったか・・
たぶん、簡単じゃない過程や今後の宿題もあったろうと思うが・・
紫の風さんのページではまだ様子が分からないけど、ぜひとも知りたい。
◆性同一性障害、きちんと考えた …松江東高の女装大会
(読売新聞ヨミドクター)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/gender_identity_disorders/?1315040903
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=46482
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読売新聞ヨミドクター 記事より
島根県立松江東高の文化祭で、男子生徒らが女装する仮装大会が1日、行われた。生徒会が企画した目玉イベントだが、学校側は当初、「開催は時期尚早」と慎重姿勢を示していた。性同一性障害者を傷つけかねない、というのがその理由。この夏、生徒や教諭が難しい問題に直面した。
■学校が「待った!」
「男子が女装すれば盛り上がる」。生徒会が文化祭「東雲祭」の目玉として仮装大会を計画したのは7月下旬。しかし、すぐに学校側は「待った」をかけた。
「おもしろ半分でやれば、性同一性障害で悩む人を傷つけるのではないか」と男性教諭らが懸念。「いじめの引き金にもなる」と心配する教諭も現れ、開催は雲行きが怪しくなった。
落胆した生徒会のメンバーらは8月11日、当事者の意見を聞くことにした。性同一性障害を抱える市民団体「紫の風」代表・上田地優(ちひろ)さん(53)(松江市)に相談。上田さんは「興味本位だとしても、体験してみて学ぶことはたくさんあるはず」と、開催を歓迎してくれた。諦めかけていたメンバーたちはもう一度、教諭たちと議論を重ねた。
■「学びたい」という思い
性同一性障害は、肉体的な性と、脳が認識する心の性が一致しない疾患とされている。体が男性で心が女性、体が女性で心が男性というケースがあるが、原因は解明されていない。
生徒会長の2年・森脇大輔さん(16)は「中止すれば、学ぶ機会を逃したまま、問題を放置することになる。みんなで協力して、絶対実現させたい」。難色を示していた学校側も「生徒たちの『学びたい』という思いを大切にしたい」と開催を認めた。
開催にあたっては、見た人が不愉快に思わないように配慮するなどのルールを決めた。当日は生徒ら5組8人が参加。女装だけでなく、アニメのキャラクターの着ぐるみを着たり、飛び込み出場する生徒がいたり、盛況だった。
■温かく受け入れてくれた
女装を体験した2年・渡部慎也さん(16)はこれまで性同一性障害についてあまり知らなかった。「女装して登場しても、みんな温かく受け入れてくれた。こうした問題について理解する取り組みが広がれば」と驚いた様子。
開催を終え、中村清志校長は「どの立場が正しいということではない。性同一性障害にどう向き合うべきか、生徒と教諭の双方が考えるきっかけになったはず」と振り返った。
上田さんは当日、特別審査員として招かれた。「性同一性障害は病気ではなく、生き方の問題。学校現場でこそ、しっかりと向き合って考えてほしい」と、エールを送った。(寺田航)
高校の文化祭で男子が女装する仮装大会を生徒会がやることになったのだけど
性同一性障害の方への配慮をどうするか?と待ったがかかった。
しかし、学校や生徒が地元の当事者団体の意見を取り入れて女装大会を実現させたという。
よくやったなと思う。
島根の紫の風さんもよく引き受けたと思う。
その気持ち、自分も分かる気がする
似たようなことを前に高校の先生から質問されたときがあるけれど
そのときも学生に考えさせるいい機会にしてはどうか?と話したのを思い出す。
でも実際に引き受けるとなると・・すごい勇気がいりますね
この記事だけでは、いったい学生さんたちはどこまで理解や心遣いをするにいたったのか
ちょっと分かりにくい
この記事に載せてある写真からはちょっと「?」も浮かんでくる
やり過ごしてしまわなかった先生方・・
どこまでかは分からないけど、いろいろと考えることのきっかけにはなったろうことは推測できるし
そのことは素晴らしいと思えるのだけど
記事には見えない、学生さんたちと築いていったその過程がどんなだったか・・
たぶん、簡単じゃない過程や今後の宿題もあったろうと思うが・・
紫の風さんのページではまだ様子が分からないけど、ぜひとも知りたい。
◆性同一性障害、きちんと考えた …松江東高の女装大会
(読売新聞ヨミドクター)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/gender_identity_disorders/?1315040903
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=46482
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読売新聞ヨミドクター 記事より
島根県立松江東高の文化祭で、男子生徒らが女装する仮装大会が1日、行われた。生徒会が企画した目玉イベントだが、学校側は当初、「開催は時期尚早」と慎重姿勢を示していた。性同一性障害者を傷つけかねない、というのがその理由。この夏、生徒や教諭が難しい問題に直面した。
■学校が「待った!」
「男子が女装すれば盛り上がる」。生徒会が文化祭「東雲祭」の目玉として仮装大会を計画したのは7月下旬。しかし、すぐに学校側は「待った」をかけた。
「おもしろ半分でやれば、性同一性障害で悩む人を傷つけるのではないか」と男性教諭らが懸念。「いじめの引き金にもなる」と心配する教諭も現れ、開催は雲行きが怪しくなった。
落胆した生徒会のメンバーらは8月11日、当事者の意見を聞くことにした。性同一性障害を抱える市民団体「紫の風」代表・上田地優(ちひろ)さん(53)(松江市)に相談。上田さんは「興味本位だとしても、体験してみて学ぶことはたくさんあるはず」と、開催を歓迎してくれた。諦めかけていたメンバーたちはもう一度、教諭たちと議論を重ねた。
■「学びたい」という思い
性同一性障害は、肉体的な性と、脳が認識する心の性が一致しない疾患とされている。体が男性で心が女性、体が女性で心が男性というケースがあるが、原因は解明されていない。
生徒会長の2年・森脇大輔さん(16)は「中止すれば、学ぶ機会を逃したまま、問題を放置することになる。みんなで協力して、絶対実現させたい」。難色を示していた学校側も「生徒たちの『学びたい』という思いを大切にしたい」と開催を認めた。
開催にあたっては、見た人が不愉快に思わないように配慮するなどのルールを決めた。当日は生徒ら5組8人が参加。女装だけでなく、アニメのキャラクターの着ぐるみを着たり、飛び込み出場する生徒がいたり、盛況だった。
■温かく受け入れてくれた
女装を体験した2年・渡部慎也さん(16)はこれまで性同一性障害についてあまり知らなかった。「女装して登場しても、みんな温かく受け入れてくれた。こうした問題について理解する取り組みが広がれば」と驚いた様子。
開催を終え、中村清志校長は「どの立場が正しいということではない。性同一性障害にどう向き合うべきか、生徒と教諭の双方が考えるきっかけになったはず」と振り返った。
上田さんは当日、特別審査員として招かれた。「性同一性障害は病気ではなく、生き方の問題。学校現場でこそ、しっかりと向き合って考えてほしい」と、エールを送った。(寺田航)