ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

映画「人生はビギナーズ」

2012-07-10 00:38:18 | Weblog
「人生はビギナーズ」を観てきました。

75歳になる父が「自分はゲイだ」とカミングアウトする。
母親が亡くなった後「これからはゲイである自分を心の中で思うだけでなく実践する」と
宣言した父、亡くなるまでの4年間を本来の自分を取り戻すように過ごす父と
恋愛に臆病な息子が一歩を踏み出してく優しい作品です。

人生はいつからはじめたっていいんだよ、だれだって初めての事だらけ
勇気を出して踏出せ、大切な人と過ごすことのいとおしさを感じる、とってもしみじみいい作品です。

父親役のクリストファー・プラマーはこの作品でアカデミー助演男優賞を史上最高齢で受賞。
息子役はユアン・マクレガー、登場する犬がユアンにそっくりでとてもいい演技をしてました。


映画を観ながら、こんなこと考えてました

ゲイカップルに育てられた子どもは不幸なのか?
偽装結婚したゲイに育てられた子どもは不幸なのか?

映画では人生の最後に自分を取り戻した父と今までの希薄な親子関係を取り戻していきます。

親は自分の活き活きとした姿で子どもに行き方や愛情を伝えられるのかもしれません。

75歳まで自分を抑えてきた父
その葛藤と、本当の人生をスターとさせた時期の遅さと

胸に刺さるシーンがちらちらと
それでも、それでも人生を切り替えることに遅きはない

日本でも50歳前後以上のゲイは、当然に女性との結婚をしただろうし
子どもも育ててきたと思う

どの立場のゲイにも見てもらえたらいいなと思ういとおしい作品です。
いつか愛媛LGBT映画祭で上映出来るといいなあ~(夢)

◆第2回愛媛LGBT映画祭2012は 12月1日~@シネマルナティックにて開催
http://rainbowpride-ehime.org/Site/ehimeLGBTmoviefes2.html


「人生はビギナーズ」は7月20日まで松山南銀天街、シネマルナティックで公開中!!
シネマルナティックでは現在、ユアン・マクレガーの大特集です。

「人生はビギナーズ」「ゴーストライター」「フィリップ、きみを愛してる!」そして「トレインスポッティング」と豪華ラインナップ

◆シネマルナティック
http://movie.geocities.jp/cine_luna/

◆Ewan McGregor Watching @ Japan
愛媛発 ユアン・マクレガー氏のファンサイト
http://star.ap.teacup.com/swvewan/

◆人生はビギナーズ 公式サイト
http://www.jinsei-beginners.com/
コメント
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