ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

自民党からも回答 LGBTからの公開質問

2013-07-17 01:33:09 | Weblog
参議院選挙に際し、性的マイノリティについて質問した調査
レインボープライド愛媛から各政党本部(東京など)に送っていますが
ほぼ回答がそろってきたようです。

回答してきた党は
 自由民主党  ★回答あり★
 民主党    ★回答あり★ 
 日本共産党  ★回答あり★  
 社会民主党  ★回答あり★
 みんなの党  ★回答あり★ 
 日本維新の会 ★回答あり★

まだ回答がない党は
 生活の党  
 公明党 
 新党大地・真民主党
 みどりの風 


主要な6党から回答が集まりました。政権党である自民党からも届いています。

前回去年末、衆議院選挙時の調査では自民党は
・性的マイノリティは人権課題として取り組まなくて良い
・人権施策として、性同一性障害者への施策は必要だが同性愛者には必要ない
といった回答をしてきて騒ぎとなりました。

日本で同性婚は認められるか?
思った以上に柔軟な党も多いようです。

ぜひ回答内容を見てみてください。

今回の回答はこちらから
■性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト(レインボープライド愛媛)
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

みんなの党からも初めて回答が届きました。

政権党といえば、公明党からは今回まだ届いていません
しかし、去年末の調査での回答があります。
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/63786456.html

あわせてみてもらえると、 主要7党の考え方を見ることができると思います。


おかげさまで、今回の調査も全国の皆さんの参考になるものになりました。
それぞれの党が、それぞれの考えのもとに真摯に回答してくださったのだと思います。

どう読み解くか?
それは有権者である皆さんに託されることになるでしょう。

質問には日本のLGBTが抱えている社会課題が並んでいます。

LGBTはもちろん、多くの人々にこの調査の回答を見てもらって
それぞれ考えてみてもらいたいものだと思っています。

まだまだ多くの人々において、同性愛や性同一性障害などの性的マイノリティの課題は他人事
海外のニュースでは最近取り上げられても、遠く海外の話と思考停止しています。

この調査で、生活者としてのLGBT市民からの公開質問であることを考えてもらうことから
社会課題として考えてもらえるようになってもらいたいものです。

性的マイノリティという一部の人間の問題と思われがちですが
人口の5%といわれる性的マイノリティは、20人に1人という、親類や家族のことであり
同僚のことであり、クラスメイトのことであり、近所に住む人のことであるのです。

国民誰もが他人事では済まない関係者、同じ日本人に押しやっている社会課題なのですから。

これからの日本において、
多様性をもった国民一人一人が、それぞれに大切にされていく社会にできるかどうかは
ひとりひとりの国民の幸せにとって、とても重要なことだと思います。

LGBTからの公開質問から浮き出るものもあります。
ぜひ多くの人々にこんな調査があることを知ってもらえたらと思うところです。

せっかくの調査ですので拡散くださいませ


■7月21日(日)は参議院選挙の投票日です。

あわせて愛媛県選挙区の立候補者にも質問を出しています。
5人中2名(共産、自民の各候補)から回答が届いています。

みてみてください

■性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト(レインボープライド愛媛)
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする