ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

西予市で性的マイノリティの人権を話す

2013-11-27 02:07:35 | Weblog
11月26日、昨晩は西予市に性的マイノリティの人権を講演してきました。

行政や公民館の方、教員の皆さんなど人権に携わる人たち向けの人権学習会でした。

平日の夜ですがたくさんの方が時間を作ってきてくださいました。
予定の時間を超えて、2時間近くたっぷりとじっくりと話ができました。

同性婚の話題も出て、社会保障的な話までとなるとまだ整理できない・・
といったことを言ってくれた方もいました

性的マイノリティのことを初めて真剣に考えた、この段階ですもんね

高速走ればあっという間ですが、南予方面は人口も減り、若者は少なく
家庭をもった高齢者から見ると、性的マイノリティはあまり関係のないことに思えるところもあるでしょう。

地方でも同性愛や性同一性障害のことを向き合うことは
若者が故郷を捨てなければ生きていけない街であり続けるのかどうか?ということになると思います。

今回また伝えられた部分があると思います。
参加の皆さんからまた、南予方面の皆さんに話が出来ていく機会を増やしてもらえるはずです。

今週は28日(木)には四国中央市で話します。
19:00~四国中央市福祉会館4Fです。誰でも参加できます(無料)
お近くの方お越しください。

(講演の依頼はこちらまで)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
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献血輸血でのHIV感染(同性愛者の責任か?)

2013-11-27 00:57:16 | Weblog
“HIV血液”で60代男性が感染…性的関係ウソ申告も
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131126-00000029-ann-soci

献血をした40代の男性が、同性間の性的接触があったのにも関わらず申告せずHIV検査の目的で
献血したかもしれないことが、輸血を受けた人にHIV感染をさせてしまったという

今日のニュースで騒ぎになっている。

男性同性愛者の献血は、我が国では実質「できない」ことになっています。
ひとくくりにHIV/エイズの血として排除されているのです。

今回のような事件が起こると、やっぱりエイズは同性愛者たちが蔓延させている!
崇高な善意ですべき献血を、なんととらえるか!!迷惑千万!ホモなんか絶滅させよ!
といった感覚が拡がる、ネットではその調子だ。

恐ろしい限りです
ニュースなどでも、ちゃんと申告をしないのが悪いとの論調である

でも、自分の血液が他人に差し上げても大丈夫だと堂々と言える人はどれほどであるというのだ?

献血で預かった血液はHIVをはじめ梅毒やB型肝炎など性感染症のチェックを受けているが
感染をした行為を行って1カ月(実際的には1週間と言われる)以上経たないと
検査しても抗体ができていないので、排除できず、そのまま輸血されてしまうという

今回の事件は40代男性が性行為を行ってから1週間を経たずして献血をしたことで
すり抜けてしまったと思われる。

同性愛、異性愛に限らず
これからは2週間以上性行為を行っていない人が献血できることにしてはどうか?
そして、他人に血液を差し上げることの意味を十分考えて献血すべきだし
そのことを考える啓発を真剣にしていくべきだろう

検査目的・・と言われているが本当だろうか
もしかして、献血での粗品、食べものなどが目的であったのではないのだろうか?

献血を達成するためにウソの申告をした、そうではないのか?

検査目的で献血をすることは非常に危険だ

匿名の検査ではないし、もし陽性が分かっても、配慮した伝え方はされない
家族や、集団献血であれば職場などに何らか知られることにもなりかねないのだ

今回の事件を教訓に、献血のやり方や予防啓発の徹底、そして献血時のお断り者に
男性同性愛者をさしている「男性どうしの性的接触があった」という文言も表現を変えていただきたい

「HIV/エイズの感染発覚と同時に同性愛であることもばれる」
同性愛への偏見がこのようにあるなかで、自身の同性愛行動を問診で伝えられるはずがない

差別や偏見を助長せず、真剣に献血を考える人が増えるように根本を考え直してもらいたい

現状は、男女の性行為では特定の人との間であればOKかのように書かれている

そんなもの怪しいものだ。どこで線引きしているのか分からない

コンドームを使用しない性行為を行ってから一定日数(2週間とか)たった後でないと献血できない、とそうすべきだ

でも、どうもそんなことを伝えると
献血できる人がいなくなるのではないか?そんなことを考えているようなのだ

目先の血液の確保に走っている結果が今回の事故ではないのか?!
非常に憤るところです。

誰か(今回は男性同性愛者)を悪者にして今回の事故を切り捨てて終わってしまうことは
許せません


■ ■ ■

“HIV血液”で60代男性が感染…性的関係ウソ申告も

テレビ朝日系(ANN) 11月26日(火)17時57分配信
 HIV=エイズウイルスに感染し、献血した人の血液が検査をすり抜けて輸血されていた問題で、輸血を受けた60代の男性がエイズウイルスに感染していたことが分かりました。

 (社会部・小清水克記者報告)
 田村厚生労働大臣は、「善意の献血で被害が広がってしまう」と今回の問題を重く受け、本格的な対策に乗り出しました。日本赤十字社によりますと、今月に献血を行った40代の日本人男性の血液からエイズウイルスが見つかりました。この男性は2月にも献血をしていましたが、その際は血液検査に合格していました。日赤が保存していた血液のサンプルを調査したところ、血液は2人に輸血されていて、そのうち慢性消化器疾患で輸血を受けた60代の男性がエイズウイルスに感染していました。輸血によるエイズウイルスへの感染は2003年以来で、10年ぶりです。もう1人は、まだ検査を受けておらず、感染の有無は分かっていません。献血をした男性は、2月の献血直前に行われた問診で、男性と性的な関係を持っていたことを隠し、嘘の回答をしていました。この問題を受け、厚労省は、来年の夏をめどに、現在の約20倍の精度の検査を導入する方針です。ところが、献血をする人が嘘の申告をした場合、こうした被害を防ぐことができません。厚労省は、問診の際に、しっかりと事実を申告するよう改めて呼びかける方針です。


コメント (9)
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