ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

毎日新聞がLGBTについて愛媛県知事選候補者へ質問

2018-11-14 16:58:27 | Weblog
11月18日は愛媛県知事選挙と松山市長選挙の投票日です。
保守分裂とならなかったので結果が見え、静かな様子ではありますが。

選挙戦にあわせた特集として、毎日新聞愛媛支局が候補者に性的マイノリティについて質問をしてくれたことが記事になりました。(2018年11月10日(土)今日の画像)

以前にはレインボープライド愛媛として、選挙ごとに候補者にLGBTについて質問をする取り組みをしてきました。
政党などにも認識が広がり、政権与党でも性的マイノリティのことを公約にあげるようになってきたので一段落できたとして今はやっていません。

今回の知事選では、新聞社が聞いてくれるようにまでなりました。
自分たち自身が仕掛けていかなければ始まらなかったことを思うと、ずいぶんな変化ですよ。

報告を兼ねて虹力(にじから)スペースに来てくれた記者さんが、ちょうどやってきていた仲間たちに取材して、今回の記事になりました。

田尾幸恵候補の回答は、興味深い表現をしていますね。
「当事者自身が自らを強くすればよいのだが・・」こういう言い方をされることはあります。
自分も当事者自身が強く人生を切り開いていけるよう支え合いができていければと虹力(にじから)スペースなどの場を設けていますけど、これではすごく厳しく聞こえてしまうところも。

和田宰候補は、当事者を含めた審議会をつくり自治体で出来ることを検討したり国に要望することをまとめたいとしていた。性的マイノリティについて県として他に何ができるか?の検討の場をつくってもらえるとありがたいですよね。

現職の中村時弘候補は、認識のところを読んでもホッとするしその考えを表明してくれることがありがたいと思えます。その認識を広げるために市町やNPOなどと連携して、今以上に啓発活動を緊密に広げてもらえたらと思います。今年、県として性的マイノリティの人権啓発冊子の制作ができたように、より良い理解が前進していくよう、今以上に積極的な後押しをしてもらえるとありがたいです。現職の回答は心強い。

性的マイノリティのことをこんなに考えてくれる時がこようとは。
コツコツやってきたことの成果でもあるんだなと、地元毎日新聞の記者さんの企画にも感謝します。

投票にあたって、候補者への眼差しも変わってみることができるかもしれません。
他の公約もじっくり見て、興味を持ってこれからの政策もみていけるといいですね。



【同性愛や性別違和などの性的マイノリティの仲間たちが自分らしく生きていける社会を目指しています】

レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com



えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

11月14日(水)14:30 ~17:00
11月17日(土)13:30 ~18:00
11月18日(日)13:30 ~18:00
11月24日(土)13:30 ~18:00
11月25日(日)13:30 ~18:00
11月28日(水)14:30 ~17:00
12月1日(土)13:30 ~18:00
12月2日(日)13:30 ~18:00

正確な開館情報はサイトのカレンダーをチェック
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/


●えひめLGBTカレッジ
11月18日(日)14:00~17:00
学生や若いLGBTのみんなで交流会
中高校生も、専門学校生もOK!学生でない若者もぜひ!
参加費300円以上のカンパ

●レインボープライド愛媛・家族の会
1月27日(日)18:00~21:00
親御さんを中心としたLGBTの家族のための会です
子ども参加できます
参加費1000円以上のカンパ(夕食付)


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
ainbowpride777@gmail.com









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