ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

自民党、LGBT理解増進法案を来年国会へ

2018-12-14 00:16:41 | Weblog
自民党が検討してきた「LGBT理解増進法」について、来年の通常国会に提出と報道が出ました。

12月13日の自民党LGBTに関する特命委員会の後、古屋圭司委員長から報道発表がなされました。

ようやくここまでたどり着けました。
ああ、いよいよだ。

自民党にLGBT理解増進法の成立をお願いしてから3年
一般社団法人LGBT理解増進会による地道な取り組みで、自民党の皆さんの協力を取り付けてきました。これは抗議の活動により進められたことではありません。

野党6党派が先の臨時国会に提出した「LGBT差別解消法案」は、当然ながら成立できません。
政権与党による法案提出は、全く意味が違うものです。

政権党への働きかけによって、実現性のある法律成立を目指し頑張ってきました。
まだまだいろいろなことがあると思いますけれど、まずは報道発表されたことを喜びたいです。



■毎日新聞(2018年12月13日)
「自民委員会、LGBT理解促進法の骨子案まとめる」
https://mainichi.jp/articles/20181213/k00/00m/040/135000c

 自民党の「性的指向・性自認に関する特命委員会」(古屋圭司委員長)は13日、LGBTなど性的少数者への理解を増進する法案の骨子案をまとめた。党内手続きを経て来年の通常国会に議員立法として提出し、成立を目指す。
 骨子案は「性的指向と性自認の多様性がある寛容な社会の実現」を目的とし、国や地方自治体、企業の責務などを規定。理解を促すための基本計画の作成も盛り込んだ。罰則規定は設けない。
 性的少数者を巡っては、立憲民主党など野党6党派が「LGBT差別解消法案」を先の臨時国会に提出済み。古屋氏は「世界をみても差別禁止法案で現実に差別がなくなったことはない。まず理解を増進することが確実な成果につながる」と記者団に語った。【田辺佑介】


■共同通信(2018年12月13日)
自民、LGBT理解促進へ法案 通常国会提出を目指す
https://this.kiji.is/445793543241581665?fbclid=IwAR2jIlaTDVduGfOq-yXLTBhMq-6nnSpcBq-dFmBABaf_Rej_XT1d4aq3p4w

 自民党の性的指向・性自認に関する特命委員会(古屋圭司委員長)は13日、党本部で会合を開き、性的少数者(LGBT)への理解を促進する法案の概要を示した。党内手続きを経て、来年の通常国会に議員立法での提出を目指す。
 法案は「性的指向・性自認の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的」とし、国や自治体の責務を定めた。
 古屋氏は会合で「保守政党として多様性を認める社会に向けた取り組みが大事だ」と強調した。
 月刊誌への寄稿で、LGBTへの行政支援を疑問視した杉田水脈衆院議員も出席した。
コメント
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