ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ローマ教皇がゲイを祝福する日は

2005-12-23 01:19:24 | Weblog
今年の前半、新教皇の即位もあってカトリックの話題が多かった。

そう、ゲイを祝福しないあの問題。

去年の合衆国大統領選で争点ともなった同性結婚。
それを意地でも反対している根源がここだ。

これまたゲイの献血拒否の日赤じゃないが、博愛を謳い虫も殺さぬふりをして
平気で異端者を排除する。

キリスト教徒だらけの社会で生まれたゲイのことを思うとつらい。
生活のすべてに根ざす宗教で、生まれたときから自己否定されるわけだから。

まだ日本は良かったと思う。

宗教の否定は自己否定と思っているノンケのキリスト教徒は強烈に異端を排除するだろう。

実際平気でやってる。
人権だ何だと言ってる時代に平気で。

信者の中に相当数のゲイがいるだろう、その人たちが救いを求めているだろうに手を差し伸べるどころか張り飛ばしゲイをやめろと説教する。

最近はアメリカでゲイであることをオープンにした司教が登場したりとゲイの権利拡張を目指し努力している例も見られている。

ちゃんと考えてくれている人はいる。

前の教皇の路線を受け継いでいるベネディクト16世は同じ考えで邁進しているようだが、高齢であることから中継ぎ的な役割で反対派も落ちついたと聞く。

ぜひとも次期には段階的でいいから考えを変えていってほしい。

影響力のある教皇が俺たちゲイを祝福する日を遠くない将来で確認したい。

でもどうしても聞きたい、
なぜ宗教が一個の人格を否定できるのか

どんな愛がそうさせるのか。
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