先日NHKでアメリカのテレビ局が作ったドキュメント「アメリカはなぜ戦うのか」(Why We Fight)という番組があっが見た人はいますか?
大変見ごたえがあった。(2005/12/18)
2005年のサンダンス映画祭でドキュメンタリー部門最優秀賞をとったそうだ。
(サンダンス映画祭はアメリカ・ユタ州で行われるロバートレッドフォードが創設した世界最大のインディーズ系映画祭、)
軍産複合体の成長のためにアメリカという国が存在していることを描いています。
元将軍であり大統領のアイゼンハワーが辞任演説の時に国民へ訴えます。
「軍産複合体に気をつけろ!それを制御できるのは国民の厳しい監視だけだ」
そう言い残して去りますが民主主義で自由にものが言える国でありながら、国民はだまされ続けていくことになるのです。
国家予算の多くを軍事費に使い、もはや軍産複合体は国の基幹産業となり、それで生活している労働者も相当数に上るようになりました。
カメラはアメリカ人に聞きます「なぜ戦うのですか?」
その答えのほとんどは「自由のため」「正義のため」とあまりにも途方も無く地に足が着いてない回答を自信を持って答えてくる。
そんなことを言いながら世界で戦火を撒き散らす国。
9・11で息子を失った元警察官の父親の行動はアメリカ人の多数を表しているのでしょう。
彼は意識無いままに戦争に加担します。
息子を奪われたことの恨みに父親は狂います。
やりかえせ!やった相手の屍の山を見ないと気がすまない!
何か息子の為にしたいと思った彼は、イラク戦争で使われるミサイルに息子の名前を書いてもらえないか?と軍にメールを出します。
直ちに軍は末端まで指示し父親の期待にこたえます(こういうの好きね↓)
“息子の追悼のために”と書かれたミサイルの写真が届きます。
何月何日どこどこに命中させたと連絡が入ります。
嬉々と喜ぶ父親・・なんだそれ!
その後、彼の元にはいろいろな情報が入り始めます。
そのミサイルの8割方は誤射され民間人が殺されていったこと、
そもそもイラクには大量破壊兵器はなかったこと。
大統領の発言に椅子から転げ落ちそうになります。
悔やまれるが当時の俺には分からなかったんだから仕方ない、
後悔はしない、でも大統領は俺を騙した信じられない!と言うのです・・・はぁ。
軍が徹底的にメディアコントロールをし戦場を国民に見せないようにしていく様子も描きます。
徴兵制からボランティア制に変えることで反戦ムードが国民から巻き起こりにくくしてきたとも。
ベトナム戦争の頃、中産階級に徴兵が及び出した途端に戦争を中止する世論展開になった失敗があるからだとか。
今は自分の意思で入隊して来ているから文句は言わせない、経済的に困っている若者が、それを打開するために入隊してくる。
多数の発言力がある中産階級以上は実際には戦争に向かわないし、情報も無いから、世界に自由を広げるのだと信じて疑わず、また我の欲望を満たす為に戦争し続ける。
本当に恐ろしい国になったものだ。
番組はここでは書けないほどにものすごい情報量でびっくりです。
このドキュメントがアメリカで作成されたこと、そしてアメリカ国内で開催の映画祭で大勝を受賞したことに、アメリカの良心がまだあると思いたい。
どういう国と日本は付き合っているのか?よく見極めるためておく為にもにぜひ見てほしい内容だった。
とても分かりやすく表現していた。「華氏 911」より見せます。
DVDに焼いて配りたいくらいだよ。
見てない人のために、参考に番組の一部を書き出してくれている奇特なサイトを発見したので読んでみては?http://www.melma.com/backnumber_98608/
俺たちも知らず知らずのうちに戦争に加担していた、そんなことの無いようにしたいが・・・相当に高度な方法で国民を操る時代に突入しているようだ。
大変見ごたえがあった。(2005/12/18)
2005年のサンダンス映画祭でドキュメンタリー部門最優秀賞をとったそうだ。
(サンダンス映画祭はアメリカ・ユタ州で行われるロバートレッドフォードが創設した世界最大のインディーズ系映画祭、)
軍産複合体の成長のためにアメリカという国が存在していることを描いています。
元将軍であり大統領のアイゼンハワーが辞任演説の時に国民へ訴えます。
「軍産複合体に気をつけろ!それを制御できるのは国民の厳しい監視だけだ」
そう言い残して去りますが民主主義で自由にものが言える国でありながら、国民はだまされ続けていくことになるのです。
国家予算の多くを軍事費に使い、もはや軍産複合体は国の基幹産業となり、それで生活している労働者も相当数に上るようになりました。
カメラはアメリカ人に聞きます「なぜ戦うのですか?」
その答えのほとんどは「自由のため」「正義のため」とあまりにも途方も無く地に足が着いてない回答を自信を持って答えてくる。
そんなことを言いながら世界で戦火を撒き散らす国。
9・11で息子を失った元警察官の父親の行動はアメリカ人の多数を表しているのでしょう。
彼は意識無いままに戦争に加担します。
息子を奪われたことの恨みに父親は狂います。
やりかえせ!やった相手の屍の山を見ないと気がすまない!
何か息子の為にしたいと思った彼は、イラク戦争で使われるミサイルに息子の名前を書いてもらえないか?と軍にメールを出します。
直ちに軍は末端まで指示し父親の期待にこたえます(こういうの好きね↓)
“息子の追悼のために”と書かれたミサイルの写真が届きます。
何月何日どこどこに命中させたと連絡が入ります。
嬉々と喜ぶ父親・・なんだそれ!
その後、彼の元にはいろいろな情報が入り始めます。
そのミサイルの8割方は誤射され民間人が殺されていったこと、
そもそもイラクには大量破壊兵器はなかったこと。
大統領の発言に椅子から転げ落ちそうになります。
悔やまれるが当時の俺には分からなかったんだから仕方ない、
後悔はしない、でも大統領は俺を騙した信じられない!と言うのです・・・はぁ。
軍が徹底的にメディアコントロールをし戦場を国民に見せないようにしていく様子も描きます。
徴兵制からボランティア制に変えることで反戦ムードが国民から巻き起こりにくくしてきたとも。
ベトナム戦争の頃、中産階級に徴兵が及び出した途端に戦争を中止する世論展開になった失敗があるからだとか。
今は自分の意思で入隊して来ているから文句は言わせない、経済的に困っている若者が、それを打開するために入隊してくる。
多数の発言力がある中産階級以上は実際には戦争に向かわないし、情報も無いから、世界に自由を広げるのだと信じて疑わず、また我の欲望を満たす為に戦争し続ける。
本当に恐ろしい国になったものだ。
番組はここでは書けないほどにものすごい情報量でびっくりです。
このドキュメントがアメリカで作成されたこと、そしてアメリカ国内で開催の映画祭で大勝を受賞したことに、アメリカの良心がまだあると思いたい。
どういう国と日本は付き合っているのか?よく見極めるためておく為にもにぜひ見てほしい内容だった。
とても分かりやすく表現していた。「華氏 911」より見せます。
DVDに焼いて配りたいくらいだよ。
見てない人のために、参考に番組の一部を書き出してくれている奇特なサイトを発見したので読んでみては?http://www.melma.com/backnumber_98608/
俺たちも知らず知らずのうちに戦争に加担していた、そんなことの無いようにしたいが・・・相当に高度な方法で国民を操る時代に突入しているようだ。
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