晩婚化、非婚化が進む中で増え続けている「おひとり介護」
親の介護を1人の子どもが看ることになり、その負担で子の人生や生活が狂ってしまう
兄弟姉妹がいても、結婚をしていないものにその負担が押し寄せるという
子どもに手がかかる、私は嫁ぎ先のことで精一杯、自分は家庭を守る仕事でめい一杯
気楽な独り身やフルタイムの仕事をしてない人なら出来るでしょう?とお鉢が回ってくるらしい。
そして、どこか申し訳なさのあるその人たちは親孝行だしと引き受けてしまう
LGBTはその格好の・・ということらしい
親の介護について、兄弟姉妹は年長や性別に関わらず、等しく負担することになっている
手がかけられない兄弟姉妹は、お金で解決することを考えてもらえばいいはずだが・・
今発行中の「愛媛のLGBTペーパー ホヤケン! 2014冬号」でも、ちょうどLGBTの親の介護をテーマに特集している。 (今日の写真 特集の1ページ目)
どういうことが起きるのか?どういう準備ができるか?といった記事を書いています。
ぜひ手に取ってみてください。
レインボープライド愛媛の活動を支える市民サポーター会員になっていただいた方には毎号送付しています。ぜひ応援のほどよろしくお願いします。
電子書籍パブーでネット上で有料配信もしています(300円)
http://p.booklog.jp/book/92850
◆ ◆ ◆
レインボープライド愛媛・市民サポーター会員 2015年度募集開始
サポーター会員A(8000円/年)
サポーター会員B(5000円/年)
企業・団体サポーター会員(15000円/年)
振込先など、詳しくはこちら
http://rp-ehime.sakura.ne.jp/Site/kanpa.html
ゆうちょ銀行 618(ロクイチハチ)店
普通 2245771 レインボープライド愛媛
(ゆうちょ銀行口座同士は振り込み無料です)
記号16110 番号22457711
一般的な賛助会員はほとんどが寄付になりますが、このサポーター制度では
映画祭チケットやホヤケン!が年3回届くなどお支払いの年会費に見合う特典があります。
ぜひご支援のご協力のほどよろしくお願いします!!
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
◆ ◆ ◆
増え続ける「シングル介護」 このままでは共倒れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00010009-nishinp-soci
後ろ髪を引かれる思いを断ち切った。佐賀県内の40代女性は昨春、大手アパレルメーカーの正社員の仕事を辞めた。
「赤の他人の嫁よりあんたがいい」。2年前に父が病死して以来、介助がないと歩けなくなった母(78)に、同居を懇願されたからだ。
高校卒業後、衣料品販売に携わってきた。仕事が面白く、気付けば独身。キャリアを重ねた4年前、契約社員として働いていたアパレルメーカーで正社員に抜てきされる。「ここまで来た」。勝ち取った「正社員の座」だったが、フルタイムで残業は深夜まで及ぶ。母と同居するなら、この仕事は続けられない、と悟った。
《総務省によると、2007~12年の5年間に親の介護や看護で離職したのは約48万7千人。このうち女性は約38万9千人で8割を占める》
近くに住む兄2人には「女が介護するのが当たり前。独身ならなおさら」と言われた。この1年近く、「介護との両立」を目指し、派遣社員として衣料品店で働いてきた。しかし、求められる勤務日数は増え続け、最近は月20日近くにもなる。仕事、家事、介護。体がきしむ。「フルタイムじゃないと生活を維持できないけれど、それだと体がもたない」
晩婚化、非婚化が進む中、増え続ける「シングル介護」。高齢の親を独力で支えようと頑張れば頑張るほど、自分の仕事が不安定になり、苦しむ。
「天神(福岡市)でウインドーショッピングするのが息抜きです」。福岡県久留米市の独身男性(55)は力なく笑った。
宝石販売会社で働いていた。16年前に父が亡くなった後は母(85)と2人暮らし。76歳までホテルの厨房(ちゅうぼう)に立つほどの働き者だった。仕事を辞めてほどなく、物忘れが頻繁になり、徘徊(はいかい)するようになった。
男性は介護のため退職した。週2~3回、保険の電話勧誘のアルバイトを始めたが、1日に2回警察の保護を受けた7年前、「もう無理だ」と仕事を辞めた。
月約15万円。父の遺族年金と母の年金で生活する。一日中母につきっきり。週2回のデイサービス、月1回のショートステイのときだけが自分の時間だ。妹は「私には家族がいるから…」と介護に関わらない。
「このままでは共倒れ。働きながら母をみとりたいが」
介護の仕事をしたいが、どこから手を付ければいいのか。
久留米市の男性(57)は7年前に建設会社を辞めて以来、再就職先が見つからない。認知症の父(96)と2人暮らし。父がデイサービスから帰ってくる午後3時ごろには家にいなければならず、月2万円の新聞配達のアルバイトでしのぐ。
《育児・介護休業法では、対象家族が要介護状態になるたびに介護休業が取得でき、家族1人につき最大93日間取れる。しかし厚生労働省の調査によると、13年度に介護休業を取得した人がいた事業所は1・4%にすぎない》
「ほかに介護休業を取っている人なんかいなかったし、認知症じゃ93日間休んだところでどうにもならんでしょ」。父の年金約10万円と新聞配達、独身で蓄えた貯金を取り崩しながら生計を立てる。父は要介護5。「施設には入れたくない。自分が面倒をみられる間は、自分がみたい」。この暮らしがいつまで続くかは、分からない。
◇ ◇
今や就業者の40%に迫る非正規労働者。賃金が低い、雇用が不安定など、さまざまな課題の直撃を受けやすいのが、生計も人生も1人で背負う「おひとり非正規」ではないだろうか。彼らの不安を通して、非正規労働の問題を考えたい。
=2015/02/10付 西日本新聞朝刊=
親の介護を1人の子どもが看ることになり、その負担で子の人生や生活が狂ってしまう
兄弟姉妹がいても、結婚をしていないものにその負担が押し寄せるという
子どもに手がかかる、私は嫁ぎ先のことで精一杯、自分は家庭を守る仕事でめい一杯
気楽な独り身やフルタイムの仕事をしてない人なら出来るでしょう?とお鉢が回ってくるらしい。
そして、どこか申し訳なさのあるその人たちは親孝行だしと引き受けてしまう
LGBTはその格好の・・ということらしい
親の介護について、兄弟姉妹は年長や性別に関わらず、等しく負担することになっている
手がかけられない兄弟姉妹は、お金で解決することを考えてもらえばいいはずだが・・
今発行中の「愛媛のLGBTペーパー ホヤケン! 2014冬号」でも、ちょうどLGBTの親の介護をテーマに特集している。 (今日の写真 特集の1ページ目)
どういうことが起きるのか?どういう準備ができるか?といった記事を書いています。
ぜひ手に取ってみてください。
レインボープライド愛媛の活動を支える市民サポーター会員になっていただいた方には毎号送付しています。ぜひ応援のほどよろしくお願いします。
電子書籍パブーでネット上で有料配信もしています(300円)
http://p.booklog.jp/book/92850
◆ ◆ ◆
レインボープライド愛媛・市民サポーター会員 2015年度募集開始
サポーター会員A(8000円/年)
サポーター会員B(5000円/年)
企業・団体サポーター会員(15000円/年)
振込先など、詳しくはこちら
http://rp-ehime.sakura.ne.jp/Site/kanpa.html
ゆうちょ銀行 618(ロクイチハチ)店
普通 2245771 レインボープライド愛媛
(ゆうちょ銀行口座同士は振り込み無料です)
記号16110 番号22457711
一般的な賛助会員はほとんどが寄付になりますが、このサポーター制度では
映画祭チケットやホヤケン!が年3回届くなどお支払いの年会費に見合う特典があります。
ぜひご支援のご協力のほどよろしくお願いします!!
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
◆ ◆ ◆
増え続ける「シングル介護」 このままでは共倒れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00010009-nishinp-soci
後ろ髪を引かれる思いを断ち切った。佐賀県内の40代女性は昨春、大手アパレルメーカーの正社員の仕事を辞めた。
「赤の他人の嫁よりあんたがいい」。2年前に父が病死して以来、介助がないと歩けなくなった母(78)に、同居を懇願されたからだ。
高校卒業後、衣料品販売に携わってきた。仕事が面白く、気付けば独身。キャリアを重ねた4年前、契約社員として働いていたアパレルメーカーで正社員に抜てきされる。「ここまで来た」。勝ち取った「正社員の座」だったが、フルタイムで残業は深夜まで及ぶ。母と同居するなら、この仕事は続けられない、と悟った。
《総務省によると、2007~12年の5年間に親の介護や看護で離職したのは約48万7千人。このうち女性は約38万9千人で8割を占める》
近くに住む兄2人には「女が介護するのが当たり前。独身ならなおさら」と言われた。この1年近く、「介護との両立」を目指し、派遣社員として衣料品店で働いてきた。しかし、求められる勤務日数は増え続け、最近は月20日近くにもなる。仕事、家事、介護。体がきしむ。「フルタイムじゃないと生活を維持できないけれど、それだと体がもたない」
晩婚化、非婚化が進む中、増え続ける「シングル介護」。高齢の親を独力で支えようと頑張れば頑張るほど、自分の仕事が不安定になり、苦しむ。
「天神(福岡市)でウインドーショッピングするのが息抜きです」。福岡県久留米市の独身男性(55)は力なく笑った。
宝石販売会社で働いていた。16年前に父が亡くなった後は母(85)と2人暮らし。76歳までホテルの厨房(ちゅうぼう)に立つほどの働き者だった。仕事を辞めてほどなく、物忘れが頻繁になり、徘徊(はいかい)するようになった。
男性は介護のため退職した。週2~3回、保険の電話勧誘のアルバイトを始めたが、1日に2回警察の保護を受けた7年前、「もう無理だ」と仕事を辞めた。
月約15万円。父の遺族年金と母の年金で生活する。一日中母につきっきり。週2回のデイサービス、月1回のショートステイのときだけが自分の時間だ。妹は「私には家族がいるから…」と介護に関わらない。
「このままでは共倒れ。働きながら母をみとりたいが」
介護の仕事をしたいが、どこから手を付ければいいのか。
久留米市の男性(57)は7年前に建設会社を辞めて以来、再就職先が見つからない。認知症の父(96)と2人暮らし。父がデイサービスから帰ってくる午後3時ごろには家にいなければならず、月2万円の新聞配達のアルバイトでしのぐ。
《育児・介護休業法では、対象家族が要介護状態になるたびに介護休業が取得でき、家族1人につき最大93日間取れる。しかし厚生労働省の調査によると、13年度に介護休業を取得した人がいた事業所は1・4%にすぎない》
「ほかに介護休業を取っている人なんかいなかったし、認知症じゃ93日間休んだところでどうにもならんでしょ」。父の年金約10万円と新聞配達、独身で蓄えた貯金を取り崩しながら生計を立てる。父は要介護5。「施設には入れたくない。自分が面倒をみられる間は、自分がみたい」。この暮らしがいつまで続くかは、分からない。
◇ ◇
今や就業者の40%に迫る非正規労働者。賃金が低い、雇用が不安定など、さまざまな課題の直撃を受けやすいのが、生計も人生も1人で背負う「おひとり非正規」ではないだろうか。彼らの不安を通して、非正規労働の問題を考えたい。
=2015/02/10付 西日本新聞朝刊=