いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

芭蕉に学ぶ写真の極意9

2021年07月29日 | 日記

高く心を悟りて俗に帰るべし

 

前後二つの主張から成る。土芳は常に風雅の誠を責め悟りて、

今なす所俳諧に帰るべしといへるなり、と続ける。現代の学者は

後半部分を「軽み」の主張とみる人もいる。軽みは日常卑近な事

柄をさらりと言い流すことなので、それだけだと駄作になる可能

性が高い。それを防ぐのが前半部分といえるのではないだろうか。

写真も日中を避けて朝夕にばかり注目するが、目の前にある美を

見逃さないようにしたいものだ。

 

今春大台ケ原で撮影。このシロヤシオは枝ぶりが良い。

 

 

 

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