7月からレッスン予定の先生からメールが届き、今、弾いている曲や目標について尋ねられ、、
目標・・・。
ちょっと痛いところを突かれたと言うか、以前の先生のレッスンに行き詰っていた頃、自分はどうなりたいのかを含め、ピアノへの思い等をマインドマップに書き出していたのだけど、目標がはっきりしなくて。。
今の教室に移って、前よりも人前で弾く機会が増え、都度、その期日を目指して練習はしてきたけれど、大きな目標が漠然としたまま。。
そんなときに、夏の発表会が近づいてきて読み始めたこちらの本がものすごく参考になって。
(以前、投稿して以来、"積ん読"を解消です。(^^;)
読む前は、緊張だけにフォーカスした内容かと思っていたのだけど、違いました。
本番直前のイメージトレーニングや緊張対策だけでなく、普段の練習のモチベーションアップやストレスとの付き合い方、メンタル練習での初見や暗譜のやり方、食生活等々までにも及んでいて、まさに著者が書いているように、広義のメンタルトレーニングが体系化されていました。
参考になる部分がとてもとても多く、写真のように、付箋紙だらけ。
そして、肝心の目標設定の項が、練習計画の作り方や習慣化も含めて20ページ超、割いてあって、今、自分に合うやり方で目標を考えています。
本の全体を通して刺さった記述はたくさんあるけど、今日は以下の二つを。
そもそも、完璧な人間なんて一人もいません。人間はもともと不完全です。「人間は死ぬまで未完成」と認めることで、まずは完璧主義を「最善主義」に変えていくことが大切です。
自分に対して強すぎる期待がある場合は「舞台に出るだけでも合格」としましょう。緊張はエネルギー。堂々と緊張しましょう。
励まされます。