弾き合い会のトークの準備も兼ねて、「さくらんぼの実る頃」の曲について、少しメモしておきます。
まずは、Wiki より、抜粋。
銅工職人でパリ・コミューンの一員であったジャン=バティスト・クレマン(フランス語版)が1866年に作詞し、その2年後にテノール歌手のアントワーヌ・ルナール(フランス語版)が曲を付け、発表された。もともとは、題名の通りサクランボの実る頃の儚い恋と失恋の悲しみを歌った曲であり、3番までしかなかった。
1871年、パリで労働者たちによる革命が起きてパリ・コミューンが樹立し、軍との激しい市街戦が繰り広げられる中、コミューンの立て籠もるバリケードにさくらんぼのかごを携えた看護師ルイーズが現れる。ルイーズは危険をかえりみずに負傷者の手当にあたったが、自らも戦闘に巻き込まれて亡くなってしまう。コミューン崩壊後の1875年前後からコミューンへの弾圧、特に参加者が多数虐殺された「血の一週間」を悼む思いを込め、第三共和政に批判的なパリ市民がしきりに唄ったことから、有名となった。
その後、作詞者のクレマンがルイーズに捧げる歌として制作した新たな歌詞により、恋の歌からコミューン参加者への追悼の歌へと意味合いが変わる。イヴ・モンタン、コラ・ヴォケール、ジュリエット・グレコなどシャンソンの代表的な名歌手に歌い継がれ、現在に至る。
なるほど。。
そして、歌詞については、ネットで拾ったこちらの画像が素敵。

先生にも話したのだけど、今、練習している上田真樹さん編曲の楽譜、私には、エンディングが厳かに響く鐘の音のように聴こえて。。
演奏で、そんな雰囲気が出せたら、というのが目標の一つでもあります