最後はやっぱり法隆寺

日曜日は一日中審査。約10時間缶詰状態でグッタリ～。それでも良い演奏に出会うととても嬉しい。特にこの日は最後のF級の一番最後の人の演奏がすごく良かったので、疲れも吹き飛ぶ思いでした。音色、音質の変化も見事なプロコでした。

審査会議終了後、さすがにそれから繰り出す元気も無く、夕食はわびしくホテルの部屋で、支部提供のお弁当と缶ビール。。。電源オフの間に来ていたメールに返信したり、観光案内を眺めているうちに寝てしまった。そして気がついたら朝５時半。とうとう月曜日、奈良最終日。きょうは夕方のおけいこまでに帰れば良いので、貴重な時間を有効に！ということで、７時半チェックアウトで法隆寺へ。

８時過ぎ、JR法隆寺駅前到着。バスを探したら、観光地時間で路線バスは９時半過ぎないと無い！ん～時間はお金で買えないぞ！タクシーに乗ろう。運転手さんの歴史談義を聞きながら１０分ほどで到着。お掃除の人しかいない境内はすがすがしい。ぐるっと見回すとともかく広い。

中門ではお馴染み金剛力士像がお出迎え下さる。ずいぶん昔に梅原猛の「隠された十字架」という本にはまって読んだので法隆寺には絶対に来たかった。でも、あの本での印象＝法隆寺に宿る太子の怨念とか、そんな事は信じられない気持ちになった。私には法隆寺のたたずまいは荘厳で静謐に感じられた。

誰にも邪魔されずに法隆寺をゆっくりと楽しんで約２時間。そろそろ修学旅行生の群れが見えてきたので帰途につく。お土産を物色しにデパートへ寄り、いろいろ迷ったけれど、柿の葉寿司と生駒・十三やきもちを購入し、お昼過ぎの新幹線で帰宅。
充実の３日間でした。