しみじみ・・・いろいろ

３月11日14時46分18秒、本当に大変な地震が起こりました。我が家もゆらゆらゆらゆらとゆっくりだけど大きな揺れが長く続き、家が崩れるのではと、思わず玄関ドアを開けて外を見たら、道路の向こうの電柱もはっきりと分かるほど左右に揺れていてぞーっとしました。幸い我が家は特に壊れたものもなく、家族も全員無事、仙台の親戚も無事でした。ただ、亘理町の親戚には一人行方不明がいますが。。。

あれから２か月、なかなか前向きにだけなり切れない日々ですが、それでも朝が来て夜が来てまた明日が来るので、その時々を大切に生きて行くしかありませんね。
さて、そんな中、この連休には従妹たちと３人でお片づけ合宿をしました。ケアハウスに入居した叔父叔母の留守宅のお片づけの為です。４泊５日の合宿中にごみ処理施設に持ち込んだ資源ごみ、不燃ごみは総重量４７０キロ！！すごい・・・。
きっと我が家にもそんな不用品がいっぱいあるなあと胸がチクチク。

トップの画像はその叔父叔母の家のお庭に咲いていた芍薬です。ちょうど私たちを待っていたかのように紅白満開で歓迎してくれました。本当にお花は誰かに見て貰えなくても誉められなくてもひっそりと咲いていて、じーんとしました。
こちらは白。


そして、叔母は母の妹なのですが、二人とも洋裁手芸が好きで、昔の手作り品の数々が出て来ました。型も古くてもう使い込んでいるので、泣く泣く捨てるしか無かったけれども、最後に写真だけ撮りました。その中の一つ、手刺繍のハンドバッグ。母たち姉妹も仲良しで一緒に着物の贅沢をしたり、手芸をしたりしていました。


ごみに出したもの以外は高級食器やら素敵なコートやら叔母のパッチワーク作品やら、従姉妹３人で骨肉の譲り合いの果て(笑)めでたく分けあってきました。一人っ子に生まれた私だけれど、姉妹のように付き合える従妹たちは我が母と叔母からの最大の贈り物だなとしみじみ思っています。