第1部がほんの少し押したので、私は大急ぎで開場20分前の大ホールへ移動。
前回が異常なまでの大行列だったので、今回は行列整理に手厚く備えたのですが、ちょっと拍子抜けの行列状況(^^;現在、並んで下さっているのは約10人くらいとのこと。でもまあ、小ホールは満席でロビーで聴いて下さるお客様の為にドアを開放したくらいなので、皆さんが流れて来て下されば400人は確実。ちょうどお昼だし、開演は2時なので特に心配はしませんでした。
混乱もなさそうなので、楽屋にてお弁当を頂いているうちに開場時刻になり、またモニターで様子を覗くと、結構、次々と入っていらしていて、やっぱりね!良かった~楽屋のほうではオケの皆さんが個々に最後の部分練習で、音が飛び交っています。モーツアルトとブルッフがまぜこぜ(笑)でも、こういう音でまた、いよいよ本番!って血が騒ぐ。
そのうちに、2階席あたりが混雑して来て、どんどん客席誘導を、という無線が入ったので客席へ回る。時計を見ると、開演15分前、続々と入口から入ってくる方がいて、残り席はかなり少ない。3階席もかなりご案内しているので、今の時点で8割強かしら?客席側にいるままで開演ブザーが鳴ったので、ちょっと客席で聴いちゃおう♪
メイン司会の小林さんはピアノの指導者仲間だけど、ピアノの仕事以外にエレクトーンプレイヤー、デモンストレーターなど海外でも活躍している女性。きょうは素敵なステージ衣装で登場です。落ちついた語り口調で、しかも音楽業界の人なので的を射た司会ぶり。まずは"魔笛"序曲。リハから聴いていて、オケがどんどん鳴って素敵な響きになってきていたので、その最後の本番の音もしっかりと聴かなくては!
指揮者・小塚先生登場!小塚先生は藝大出身の実力派だけど、本当に気さくで面白い方。ネットで検索したら「ルイルイ」と呼ばれていたので(お名前が類さん)、私も調子に乗ってルイルイと呼ばせて頂きました(^^;小塚先生の指揮はすごくエネルギッシュ。右手の指揮棒以上に左手の指示があちこちに飛んでいて、これ、体力いるし、カロリー消費するよなーって感じ。で、魔笛はモーツアルトならではの速い音符の連続と、その掛け合いがたくさんあるのだけれど、本番はそれがピッタシでした。ブラヴォー♪
次に高校生ヴァイオリニストの野尻君登場。彼は裏で話しても、高校生とは思えない落ち着きぶりで、確固たる自分の音楽への気持ちを持っていて、すごいと思いました。私なんぞ、高校生の頃は先生に言われることをこなすのに精一杯で、それ以上の事なんて考えもせずに弾いていたのに、彼は既に先生に言われた事と自分がこうしようと思っている事の折り合いのつけかたを知っている。今回はそこに、指揮者の感じ方も入ってくるので、それを自分の中でミックスして、また自分のものとしてアウトプットしていく事を心から楽しんでいる様子でした。
ブルッフは第1楽章の出だしから、オケの問いかけにレシタティーボで応えるフレーズが数小節あるのだけれど、そこが実に悲しく、かつ色っぽく心にグインと響きました。何かに迫られ、追われるようなクライマックスに聴き惚れ、ついつい2楽章まで聴いてしまったところで、ハッと我に帰り、舞台袖に。そうしたら、案の定、私を探しての無線が飛び交っていたようでスミマセン。。。
だって、ついついイヤホンを外しちゃったら浸っちゃったのよ、ゴメンネ、ユルシテ。
で、指揮者&ソリストに渡す花束係りの準備。3楽章は舞台袖で、ガサゴソとセロハンの音混じりで聴きました。拍手が鳴りやまず、でもアンコールの予定は無く、前半終了。オケメンバーもはけてきて、落ち着いたところで舞台上のイス、譜面台、ティンパニなどを撤収。平台のみ残して、ピアノを出して三重奏仕様に転換。
後半は、あの、名チェリスト・堤剛先生と実妹のヴァイオリニスト・惠藤久美子先生とそのお嬢さんのピアニスト・惠藤幸子さんの共演。みなさん、藤沢出身で片瀬中学校の卒業生です。堤先生が通学された頃は今の場所ではなく消防署のあたりに中学があったとか。あの頃は、片瀬山は本当に「山」だったものね。
メンデルスゾーン、ピアノ三重奏の名曲、メントリについては、もう私ごときが感想を述べるものではありませんので、省略。
本編終了して、花束贈呈。今回は可愛いピアノの生徒さんを動員。みんな、初めは緊張した顔でいたけれど、ピアニストの幸子さんが袖に戻ってきて話しかけてくれたら、すっかり楽しくなったようで、楽譜を見せて貰ったり、手を比べたりしていました。お花の渡し方指導は今回の事務方主力・文化推進課の手島沙織さん。皆で練習したので、バッチリ素敵に渡せました。
ピアニスト・幸子さんとフラワーガールズ
アンコールに際しては、堤先生から少しお話を頂き、曲名もご紹介いただいたのだけれど、懐かしい藤沢のお話も出て古い市民の皆様には懐かしかったと思います。アンコール曲目はラヴェルの「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」より第1楽章。これはピアノ無しでの二重奏、ラヴェルらしい色彩豊かな和声で、チェロとヴァイオリンが時には対立しながら絡み合い、聴いているこちらの気持ちをかき乱すような妖しさもある曲でした。実はリハで聴いたのが初めてで、その時から痺れていました。
そしてそして、アンコール2曲目はあの、サン=サーンスの「白鳥」
もうね、白鳥では泣きそうでした。泣いちゃうと仕事にならないから、我慢したけど鼻の奥がつーんとなって危なかったです。
トップのお花は、なんとメイン司会が私の為に用意してくれたお花。あれ、なんか逆だよね(^^;ねぎらって貰っちゃってすみません。。今回は、大変もいろいろあったけど、振り返ってストレスが無い任務でした。みんな気持ちの良い人ばかりで楽しかった。これでやっと自分の事だけの生活に戻れます。応援して下さった皆さん、本当にありがとう~すごいぞ藤沢市の音楽力!ばんざーーい!!!
前回が異常なまでの大行列だったので、今回は行列整理に手厚く備えたのですが、ちょっと拍子抜けの行列状況(^^;現在、並んで下さっているのは約10人くらいとのこと。でもまあ、小ホールは満席でロビーで聴いて下さるお客様の為にドアを開放したくらいなので、皆さんが流れて来て下されば400人は確実。ちょうどお昼だし、開演は2時なので特に心配はしませんでした。
混乱もなさそうなので、楽屋にてお弁当を頂いているうちに開場時刻になり、またモニターで様子を覗くと、結構、次々と入っていらしていて、やっぱりね!良かった~楽屋のほうではオケの皆さんが個々に最後の部分練習で、音が飛び交っています。モーツアルトとブルッフがまぜこぜ(笑)でも、こういう音でまた、いよいよ本番!って血が騒ぐ。
そのうちに、2階席あたりが混雑して来て、どんどん客席誘導を、という無線が入ったので客席へ回る。時計を見ると、開演15分前、続々と入口から入ってくる方がいて、残り席はかなり少ない。3階席もかなりご案内しているので、今の時点で8割強かしら?客席側にいるままで開演ブザーが鳴ったので、ちょっと客席で聴いちゃおう♪
メイン司会の小林さんはピアノの指導者仲間だけど、ピアノの仕事以外にエレクトーンプレイヤー、デモンストレーターなど海外でも活躍している女性。きょうは素敵なステージ衣装で登場です。落ちついた語り口調で、しかも音楽業界の人なので的を射た司会ぶり。まずは"魔笛"序曲。リハから聴いていて、オケがどんどん鳴って素敵な響きになってきていたので、その最後の本番の音もしっかりと聴かなくては!
指揮者・小塚先生登場!小塚先生は藝大出身の実力派だけど、本当に気さくで面白い方。ネットで検索したら「ルイルイ」と呼ばれていたので(お名前が類さん)、私も調子に乗ってルイルイと呼ばせて頂きました(^^;小塚先生の指揮はすごくエネルギッシュ。右手の指揮棒以上に左手の指示があちこちに飛んでいて、これ、体力いるし、カロリー消費するよなーって感じ。で、魔笛はモーツアルトならではの速い音符の連続と、その掛け合いがたくさんあるのだけれど、本番はそれがピッタシでした。ブラヴォー♪
次に高校生ヴァイオリニストの野尻君登場。彼は裏で話しても、高校生とは思えない落ち着きぶりで、確固たる自分の音楽への気持ちを持っていて、すごいと思いました。私なんぞ、高校生の頃は先生に言われることをこなすのに精一杯で、それ以上の事なんて考えもせずに弾いていたのに、彼は既に先生に言われた事と自分がこうしようと思っている事の折り合いのつけかたを知っている。今回はそこに、指揮者の感じ方も入ってくるので、それを自分の中でミックスして、また自分のものとしてアウトプットしていく事を心から楽しんでいる様子でした。
ブルッフは第1楽章の出だしから、オケの問いかけにレシタティーボで応えるフレーズが数小節あるのだけれど、そこが実に悲しく、かつ色っぽく心にグインと響きました。何かに迫られ、追われるようなクライマックスに聴き惚れ、ついつい2楽章まで聴いてしまったところで、ハッと我に帰り、舞台袖に。そうしたら、案の定、私を探しての無線が飛び交っていたようでスミマセン。。。
だって、ついついイヤホンを外しちゃったら浸っちゃったのよ、ゴメンネ、ユルシテ。
で、指揮者&ソリストに渡す花束係りの準備。3楽章は舞台袖で、ガサゴソとセロハンの音混じりで聴きました。拍手が鳴りやまず、でもアンコールの予定は無く、前半終了。オケメンバーもはけてきて、落ち着いたところで舞台上のイス、譜面台、ティンパニなどを撤収。平台のみ残して、ピアノを出して三重奏仕様に転換。
後半は、あの、名チェリスト・堤剛先生と実妹のヴァイオリニスト・惠藤久美子先生とそのお嬢さんのピアニスト・惠藤幸子さんの共演。みなさん、藤沢出身で片瀬中学校の卒業生です。堤先生が通学された頃は今の場所ではなく消防署のあたりに中学があったとか。あの頃は、片瀬山は本当に「山」だったものね。
メンデルスゾーン、ピアノ三重奏の名曲、メントリについては、もう私ごときが感想を述べるものではありませんので、省略。
本編終了して、花束贈呈。今回は可愛いピアノの生徒さんを動員。みんな、初めは緊張した顔でいたけれど、ピアニストの幸子さんが袖に戻ってきて話しかけてくれたら、すっかり楽しくなったようで、楽譜を見せて貰ったり、手を比べたりしていました。お花の渡し方指導は今回の事務方主力・文化推進課の手島沙織さん。皆で練習したので、バッチリ素敵に渡せました。
ピアニスト・幸子さんとフラワーガールズ
アンコールに際しては、堤先生から少しお話を頂き、曲名もご紹介いただいたのだけれど、懐かしい藤沢のお話も出て古い市民の皆様には懐かしかったと思います。アンコール曲目はラヴェルの「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」より第1楽章。これはピアノ無しでの二重奏、ラヴェルらしい色彩豊かな和声で、チェロとヴァイオリンが時には対立しながら絡み合い、聴いているこちらの気持ちをかき乱すような妖しさもある曲でした。実はリハで聴いたのが初めてで、その時から痺れていました。
そしてそして、アンコール2曲目はあの、サン=サーンスの「白鳥」
もうね、白鳥では泣きそうでした。泣いちゃうと仕事にならないから、我慢したけど鼻の奥がつーんとなって危なかったです。
トップのお花は、なんとメイン司会が私の為に用意してくれたお花。あれ、なんか逆だよね(^^;ねぎらって貰っちゃってすみません。。今回は、大変もいろいろあったけど、振り返ってストレスが無い任務でした。みんな気持ちの良い人ばかりで楽しかった。これでやっと自分の事だけの生活に戻れます。応援して下さった皆さん、本当にありがとう~すごいぞ藤沢市の音楽力!ばんざーーい!!!
ただでは、申し訳ない演奏会でした!!^^
95パーセントくらいはいってましたか!?
大成功ですね♪
藤沢の音楽力はすごいよね♪
98%は行ってたんじゃない?(笑)