はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「太陽にほえろ!」(ほぼ)コンプリート(^_-) その4

2015-09-22 21:13:39 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

その3の続き)

もう止まらなくなっちゃったんですけど・・・・
とはいいつつ、すっごく楽しんで書いております

 

 

さぁ、ここからは、「太陽」に完全にはまってしまった時代、81年からのスタート。

まずは

ラガー

の登場。

とにかくガムシャラで、元気が溢れていて、見ているこっちも明るくなるような、まさに『太陽の申し子という感じのフレッシュな新人の登場

小学生のはぎおにも、それだけはわかりました。

全くの新人がいきなりのスターダムに乗っていく・・・その過程を全て見てきた気がします。

(今考えるとあのパーマは似合ってなかったと思いますが、ご本人は大人っぽく見せたかったようですね。)

当時は、ラガー=徹さんのファンでねぇ。アルバムも(テープで)知人からいただいたりしてました

今見直すと、当時20歳そこそこだった、まだ青年・・・というより子供のようなラガー・・・というより徹さんを、山さんが子供を見るように「しょうがないなぁ」という言動を見せてるのがすっごくチャーミング

 

 

そして、体調が危惧された

スコッチ先輩

殉職と言われてますが、あれは「病死」だと思っています。

再登場以降、体調がすぐれなかったようで、2度番組を長期にわたって休まれてますが、画面で見ていても特に後半はよく分かります。

それでも、「熱演」でスコッチというキャラを形成してくれました

降板前3回登場しますが、あきらかに体型が変わるほどで、見ている方もビックリでしたが、その亡くなるシーンも「太陽」史上一番の衝撃シーンでした。
子供心に、ショックを受けた覚えがあります

また、赴任当初、一番ケンカしていたゴリさんとは、再赴任後、特に殿下亡き後一番理解できる存在になってたのがすごくうれしくて。(先輩2人、大人の関係って感じで)
そして、スコッチを看取ったのも、そのゴリさんと山さん二人・・・・このシーンだけでものすごく泣けまして

頼りがいのある先輩だっただけに、ご本人の体調からの降板というのが、とても残念で。
でも、いつかは去らなければならない場所には違いない。
「病死」という設定はご本人が提案されたそうで、確かに先輩のキャラからすると、誰かに撃たれるとか、そういうのは合わない気がします・・・

それにしても、亡くなるのがあまりにも早すぎる方でした・・・・

 

 

そして、またクール系なキャラ

ジプシー

が登場。

この頃から、小学生だったはぎおも鮮明に登場人物を把握していくことになります。(そして、大人になって熱烈ファンになるという・・・

何しろ、心臓が左右逆についているという「右胸心」という人物。「へぇ~」って感心したものです。

クールでホント、カッコよかったなぁ~

実の両親は殺され、犯人は不明。全くの他人に育てられたものの、不遇な幼少時代を過ごして、刑事になった・・・・という生い立ちが、また「乙女心」をくすぐってくれちゃって

実は、必殺の「秀」さんのこと、当時は全く知らなくて、ジプシー=三田村さんのクールさに子どもながらやられちゃいました

が、その後、ドック・ラガーとともに

ミワカントリオ

として、女性から絶大な人気を得ていきます。それとともに、キャラクターも柔らかくなってきて。
長寿番組としては、そんな「路線変更」もあるんでしょうけど、三田村さんの明るい性格もありますが、ご本人いわく

『「あのボスが、いつまでもジプシーを一人にしておくはずがない」と投書が殺到したため、やむなく』

とのこと。確かにそうかもねぇ・・・だって、あのスコッチ先輩だってそうだし。

 

 

で、10年目を迎えた82年、ここから『怒涛の人事異動月間』が続きます。

 

ミワカントリオが人気絶頂の頃、

ロッキー

が5年という長期在職の末、殉職します。

ドラマの中で結婚して、子供が生まれて・・・・と長さんに続いて家庭を持った一係メンバーは彼が唯一。
それだけに、「殉職」というのはちょっと残酷だった気がします

時々考えますが、ミワカン+ロッキーという構図になりましたよね。
これはこれで面白かったんだけど、一係では一番先輩であるにもかかわらず、演じてた木之元さんはどう思ってたんだろうって

でも、念願かなって「ロッキー山脈」に旅する→事件に巻き込まれる→殉職

という素晴らしい展開で、送り出されることになります。

カナダには一度も行ったことはありませんが、この時の画面からの光景は未だに忘れられません。そして、きっと変わってないことでしょう。
いつか行ってみたいな~

 

そして、同時に

長さん

が退職します。

カナダまで行って、ロッキーを亡くしたことで責任を感じ、彼のような素晴らしい警察官を育てる側に回りたいということでしたが、ロッキー殉職の回で同じく去るなんて・・・・

地味だけど、長さんがいたからこそ、いろんな若手がいても「刑事部屋」という感じが保ててた・・・そんな気がします。
根っからの、たたき上げの刑事。見るからにそんな感じです。
でも、走ると、意外に若手に負けず劣らず早いんですよね(^_-)-☆

ボスとは違う、若手の「お父さん」的存在だったのに。
長さんの退職は、はぎおにとっても信じられないことでした。

ボスとではなく、苦労を共にしてきた山さんとの別れのシーンは・・・・号泣ものです

その後は、スニーカーと「スクールウォーズ」で共演 などなど大活躍でしたけど、もうあの元気なお姿をテレビでしか見ることができないのはとても残念。

 

 

突然2人も去った寂しい光景の中、マカロニ以来(いや、それ以上)の問題児

ボギー

が加入します。

広島出身、歌手の世良さんが演じる・・・と言うことで、小学生ながらホントに興味津々でしたが、あまりにやんちゃで驚いたものです
洋服も上下『エンジ』ですから。

本人はキザなつもり、でも最初から失敗続き、熱いけど空回り気味の、ちょっとドジなところが、逆に新鮮で母性本能をくすぐるような可愛さがあったんですよね
世良さんいわく「優等生ではなく、ドジでヤンチャな感じでやってみたい」ということを希望されてたようで。
確かに、テキサス以降、真面目・優等生キャラが多かったですからね・・・

このキャラ=世良さんの登場が、他の役者さんにも大いに刺激を与えたそうで、世良さんご本人が「ロック魂」を持った、硬派な方だったと共演者の方はおっしゃってますね。(地井さんは「カミソリのようだった」とまで)

このボギーを加えた

カワセミカルテット

の登場で、人気が再燃したそうですね

当時、そんな事とはつゆ知らず、ずっと見続けてきたドラマの展開を毎週ドキドキしながら楽しんでいただけですが・・・

でも、よくまぁこんなにキャラの違う4人の若手がそろったもので・・・

 

 

ボギー加入の4週間後、またまた衝撃的な出来事が起きます。

ゴリさん

殉職ですよ

最初は結構やんちゃでしたが、テキサス登場以降、厳しい先輩、良き若手の兄貴分として10年間活躍してきたゴリさんが、まさかいなくなるなんて想像してませんでした。ゴリさんのいない「太陽」なんて・・・・

現場はもちろん、出張先(ロケ先)で、若手が苦労してるところにゴリさんが登場しただけで、見ているこっちまで「あ~頼りになる人が来た!」と思わせる抜群の存在感・安心感・・・その人がいなくなっちゃうなんて。

射撃の名手でありながら、ある事件がきっかけで、普段は弾はこめていない。
いざという時も、ただ1発・・・そういう固い信念がありましたね。

実は、ゴリさんが片手でピストルを撃つ姿が、すっごく素敵だと思ってました。
全く違和感なく、「プロ」なんだと。後にも先にも、カッコいいと思ったのはゴリさんだけかも。

竜さんいわく、「ボスに唯一看取られて亡くなった。それが10年間のご褒美だった」と。開始当初からボスとは丁丁発止のやり取りを一番してたのも、ゴリさんだった気がします・・・

 

すっかり寂しくなった一係に、また頼りになる強面のベテランが登場します

 

(そして続く~)


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